国民的アニメとして日本のみならず世界中で愛されている『ルパン三世』の音楽。'98年から続く『PUNCH THE MONKEY!』シリーズ(発売元:日本コロムビア)、そして'09年にリリースされた『Lupin The Third DANCE & DRIVE official covers & remixes』(発売元:バップ)など、オリジナルマスター音源を使用した様々なRemixコンピレーション作品がこれまでからもリリースされてきたが、今回、新たに令和版Remixシリーズが始動することが明らかになった。

その名も“LUPIN THE THIRD JAM”と題し、立ち上がったこの新シリーズ。ルパンミュージックの生みの親・大野雄二が手がけた2015~2019年にかけての近年のルパン三世のオリジナルマスター音源を元に、「ルパン三世のテーマ」をはじめとした人気楽曲を豪華アーティストがRemixでコラボレーションする企画となっている。

本日、AmPm、banvox、Kan Sano、Moe Shop、WONK、YUC'e、計6組の参加が発表され、早くも10月14日には、第1弾としてAmPmがRemixを手がけた「THEME FROM LUPIN Ⅲ 2019」、10月28日には、第2弾としてKan Sano Remixの「ラブ・スコールfeat. 石川さゆり」がそれぞれデジタルリリースされる。本日から第1弾楽曲の配信先行予約もスタート。なお、第3弾リリース以降のRemix楽曲や詳しい配信日については後日アナウンスされる。

◎AmPmのコメント
私たちAmPmの二人とも好きな漫画・アニメ作品に携わることが出来て、とても嬉しく思います。
誰もが一度は聴いたことがある楽曲、フレーズに手を加えていくことは難しさもありますが、ワクワクしながらプロジェクトを進めることが出来たと思います。これまでのように、これからも長く愛される作品の一つとして、このRemixも聴いていただけると幸いです。

◎Kan Sanoのコメント
十代の頃原作の漫画を全巻揃えました。僕にとってルパンは大人への入り口でした。改めてアニメーションの音楽のカッコ良さに気づき、「カリオストロの城」ラストの銭形警部のセリフに痺れた二十代。そして三十代の今、このリミックスを手掛けたことで、和物レアグルーヴに憧れた自分も遂にレアグルーヴそのものになってしまった感があります。ルパンはいつだって最高にジャジーでファンキーで、ちょっとだけセンチメンタルなのです。

今回の発表にあわせて、“ルパン三世JAM CREW”の公式Twitter(@lupin3rd_jam)も開設。同シリーズでは今後も様々なアーティストとルパンミュージックを通じてRemixコラボレーション予定となっているので、続報に注目したい。