JR西日本は10月上旬から、利用者に駅設備の不具合箇所を投稿してもらうシステム「みんなの駅」の有用性を検証する実証実験を新大阪駅で実施する。

  • 「みんなの駅」実証実験のイメージ

「みんなの駅」は、利用者が見つけた駅の設備不具合を写真や文字情報でスマートフォンなどからウェブサイトに投稿するシステム。持続可能な鉄道・交通システムの構築のための迅速な情報収集と輸送品質向上の実現に向け、実証実験を行うこととなった。

今回はビジネスや観光で利用の多い新大阪駅の在来線エリアで、コンコースやホームで見つけた駅設備の不具合を利用者に投稿してもらい、サービス実装に向けた有用性の検証と課題の抽出を行う。実験期間は12月末頃までの予定。「みんなの駅」への投稿は、ユーザー登録すれば誰でもできる。