“コント日本一”を決める『キングオブコント2020』の決勝が、TBSで26日(19:00~)に生放送される。初の決勝進出を決めたお笑いコンビ・ニューヨークの嶋佐和也と屋敷裕政に意気込みを聞いた。

  • ニューヨークの嶋佐和也(左)と屋敷裕政

屋敷は「決勝ずっと行けなかったので、やっと。一発で(優勝が)獲れたらいいと思います」と意気込み、嶋佐も「ずっと行きたかった気持ちがあったのでうれしいですね。やっとこのタイミングで行けたなって。行ったからにはバチっとかましたいという気持ちです」と決勝への思いを語った。

また、屋敷は「(ダウンタウンの)松本(人志)さんに『M-1グランプリ』で『好みじゃない』と言われたので、『キングオブコント』はリベンジやと思って臨みたい」と話し、嶋佐が「ある意味、初出場ですけど、背水の陣かもしれません。次、『好みじゃない』と言われたら、もうあとはない」と言うと、屋敷も「『漫才もコントも好きじゃねえ』ってことになるので。そしたらもうおしまいなんで」と危機感を口に。

ただ、『M-1』後に松本と共演した際に「好みじゃない」発言について話をするも、松本は「そんなこと言うたっけ?」と覚えてなかったそう。屋敷は「いじめた人って覚えてないんやな、みたいな。いじめじゃないんですけどね」と笑い、嶋佐は「松本さんにいい意味でインパクトが残るように」とコメント。リベンジの自信を聞くと、2人とも「正直あります」と答え、屋敷は「ただ、流れとかいろんな要素があるので、いい感じにハマればなと思います」と付け加えた。

今年、“お笑い第7世代”との絡みでも話題になったニューヨーク。屋敷は「第7世代に噛み付くとか『俺らがリーダーや!』とか、ダサい出方しかしてないので、ちゃんと王者になって余裕を持ってテレビに出たい。胸張って。あんましゃべらんでもええみたいな」と話し、嶋佐が「『粗品くん』って言えるように」と言うと、屋敷は「粗品とか最近、無理しておもろいこと言おうとしてない。オーラだけで佇んでいるみたいなときがある。あそこまでいきたい。爪痕とか意識してない感じがええなと思って」と語った。

今回、ダウンタウンが総合MCを務める『お笑いの日2020』(14:00~21:54)を8時間にわたって生放送。そのフィナーレとして『キングオブコント2020』の決勝が放送される。決勝に進出するのは、うるとらブギーズ、空気階段、ザ・ギース、GAG、ジャルジャル、ジャングルポケット、滝音、ニッポンの社長、ニューヨーク、ロングコートダディ(50音順)の10組。激戦を制し見事キングの称号と優勝賞金1000万円を手にするのはどの組か。