音楽プロデューサーのヒャダインと音楽ユニットのケロポンズが、25日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』(毎週金曜19:00~)でそれぞれ全問正解を達成し、賞金300万円を獲得した。
2組目に登場したケロポンズは、「エビカニクス」のダンスが子供たちに大人気。しかも、2人はそれぞれ小学校と幼稚園の教育免許を持っている、長野でポンが営む農業のための草刈り機と耕運機購入のために300万円を目指すと宣言。そこでおいしい野菜を育て、ケロと分かち合い、恩恵を循環していくという、なんともほのぼのとした使い道にスタジオもほっこりだった。
そんな2人を迎え撃つクイズは難問ぞろい。小学5年生理科の「台風の吹き方は時計回りか反時計回りか」を問う問題では、ポンの農業経験が役に立つと思いきや全くわからず、子供たちの救済に頼る場面も。そして迎えた最終問題は、小学2年生生活からの応用問題で、農林水産省の「野菜の分類」に沿って6つの植物を野菜と果物に分けるというもの。そこで「メロンは野菜か果物か?」で揉め始める2人。1つでも間違えると不正解というプレッシャーの中、耕運機が頭をよぎる2人がぎりぎりで出した「野菜」という結論が見事正解で、史上6人目の全問正解者が誕生した。
一方、5組目に登場したヒャダインは、京都大学卒業の秀才。賞金300万円はコロナ禍で活躍の場が失われたアイドルたちのために、感染が落ち着いたらライブを主催したいという。
序盤から瞬殺で解答を繰り出すヒャダイン。知識に関する問題は危なげなく、分からないものは推理しながらクイズの王道を行く見事な答えっぷりに、スタジオの助っ人小学生も尊敬のまなざしだ。しかし、小学4年生社会の「都道府県名に多く使われている漢字ランキング2位の漢字」を制限時間2分以内に答える問題では、そのプレッシャーからか、残り10秒を切ってもわからず、ギリギリで救済を求める場面も。
知識と知恵を巧みに使ってたどり着いた最終問題は、小学5年生社会の応用問題「日本の工業生産額における工業の種類別割合の変化の歴史を表したグラフから、名前が伏せられている部分に当てはまる5つの工業を答える」という超難問。自身が受験生だったころの記憶と、現在の社会状況を照らし合わせて推理し、見事難問をクリアした。
全問正解は、河野玄斗(20年1月10日放送)、Snow Man・阿部亮平(1月24日放送)、ふなっしー(3月6日放送)、高橋真麻(4月3日放送)、Zeebra(8月21日放送)以来、番組史上6、7組目となった。
10月9日に放送される次回は、ひょっこりはん、諸國沙代子(読売テレビアナウンサー)、出川哲朗、MEGUMI、間宮祥太朗が挑戦する。