◆本記事はプロモーションが含まれています。

【この記事のエキスパート】
IT・サイエンスライター:島田 祥輔

IT・サイエンスライター:島田 祥輔

パソコンやインターネットサービスを初心者向けに解説する書籍や記事を執筆。他にもサイエンス一般について雑誌やニュースサイトで執筆。

著書に『おもしろ遺伝子の氏名と使命』(オーム社)、『遺伝子「超」入門』(パンダ・パブリッシング)、編集協力に『池上彰が聞いてわかった生命のしくみ 東工大で生命科学を学ぶ』(朝日新聞出版)、『ゲノム解析は「私」の世界をどう変えるのか』(高橋祥子著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。また、腸内細菌検査サービス「マイキンソー」のオウンドメディア「Mykinsoラボ」の編集長を2017年から2021年まで経験。


光学レンズをとおし、ミクロの世界を拡大して見ることができるデジタル顕微鏡。電子回路の組み立てや肉眼では難しい作業など、幅広く活躍します。本記事では、デジタル顕微鏡のおすすめ商品と選び方をご紹介。ぜひ参考にしてくださいね。

デジタル顕微鏡の選び方

それでは、デジタル顕微鏡の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。

【1】種類・タイプ
【2】給電方式
【3】便利な機能

上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】種類・タイプをチェック

デジタル顕微鏡のタイプは、おもにふたつ。ディスプレイが付いていない「セパレート型」と、レンズと一緒になっている「一体型」に分かれます。それぞれの特徴を知り、自分の使用用途に合ったものを選んでくださいね。

セパレート型:別ディスプレイ+レンズのタイプ

出典:Amazon

顕微鏡本体とディスプレイが分けられているのがセパレート型です。コードを用いて本体を接続し、スマホやパソコンのディスプレイで画面を映し出します。

デスクトップタイプと携帯に便利なハンディタイプがありますが、どちらも基本的な性能と操作性が高い傾向にあるので、専門的な研究などで使われています。

一体型:レンズとディスプレイがひとつになったタイプ

出典:Amazon

レンズとディスプレイがひとつになっている一体型は、別でディスプレイを用意する必要がないので、屋内・屋外問わずその場で使用できるのが魅力です。セパレート型に比べると機能はシンプルになる傾向があるので初心者に向いています。野外観察や学習目的で活躍できるでしょう。

【2】給電方式をチェック

デジタル顕微鏡の給電方式はおもに2種類。自分がどちらのほうが利用しやすいかを考えて選びましょう。

パソコンにもつなげて便利「USB給電式」

出典:Amazon

パソコンなどから給電できるUSB給電式タイプ。セパレート型に採用されていることが多く、接続している限りバッテリーの充電がなくなる心配もありません。おもに屋内で使う方や、時間を気にせず長時間使いたい方に適しています。

コード不要で持ち歩きやすい「バッテリー式」

出典:Amazon

乾電池や充電池などをセットして動かすバッテリー式は、場所を選ばず使用することができます。余計なコードも不要なので、作業性がアップするのも特徴。持ち運ぶ際は充分な量の乾電池を用意することと、充電池の場合は充電時間や持続作業時間も忘れずチェックしておきましょう。

【3】便利な機能をチェック

デジタル顕微鏡でより正確に観察・研究をおこなうためには、商品のスペックや、あると便利な機能に注目することがカギとなります。重要な機能やスペックをまとめたので、購入前にチェックしておきましょう。

観察するものにあわせたレンズの倍率を

出典:Amazon

デジタル顕微鏡の倍率を決めるときは、自分が観察したいものに合った倍率を選びましょう。趣味の範囲での観察なら倍率50倍ほどでも充分です。一方で、プランクトンなどの微生物の観察には100倍以上、染色体や細胞の構造を調べたい場合は400倍以上が必要となります。

より鮮明さを求めるなら画素数も確認

出典:Amazon

デジタル顕微鏡はその種類によって画素数もさまざまです。より鮮明に映し出される美しい画像を求めるなら、画素数の高い商品がいいでしょう。

ただし、画素数が高ければ高いほど値段もそれに比例して上がりますので、自分の予算と照らし合わせてチョイスしましょう。

資料作成や考察に役立つ撮影機能つき

出典:Amazon

映した画像を研究資料などで使用するために画像で残したい場合は、撮影機能が付いているといいでしょう。USBケーブルでパソコンと繋いで保存できるものもあり、静止画だけでなく動画を残せる商品もあります。学習発表やプレゼンにも活躍してくれるでしょう。

また、SDカードなどに直接保存できるタイプであれば、より活用の幅が広がります。顕微鏡を選ぶ際にはぜひチェックしてみましょう。

手間いらず! ピントの自動補正機能つき

出典:Amazon

画像のピントを自動で調整してくれるデジタル顕微鏡も存在します。この機能があれば、観察ごとに自分でピントや倍率などを調整する手間がなくなり、より観察に集中しやすくなるでしょう。補正方法を自動と手動で切り替えられるものなら、自動補正でうまく合わなくても調整ができて便利です。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

用途に合わせて機能を選ぶ

子ども向けや趣味として使うのであれば、スマホで写真を撮影、保存できるものを選ぶと気軽に使えます。一方で、業務として使うのであれば、情報を集約できるパソコンと連携できるものを選ぶと、仕事で扱いやすくなります。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)