嵐の二宮和也が、8月30日に放送されたラジオ番組『BAY STORM』(bayfm/毎週日曜22:00~22:30)で、ドラマや映画でのセリフ覚えについて自身のポリシーを語った。

ドラマや映画の台本に、「何も書き込まない」という二宮。普段から紙に書くことをしないそうで、「嵐のリリースの打ち合わせでも、ノートとか出したことないもん。みんな、そらで覚えてるもんね。頭に入ってる人は入ってる。入ってない人はもちろん入ってないけど……。コンサートの打ち合わせしてたって、書き込んでる姿は多分見たことがないんじゃないかな?」と、頭で記憶することが多いことを告白。

そのため、脚本家や監督に指導を受けても、「『はい。分かりました』って。セリフに線なんか引かない」そう。撮影現場で台本を読むこともないと言い、「現場で待ってるときとかヒマな時間ができると、スタッフのページを開くことが多い。『あの人、下の名前で呼ばれてるな』とか、『あの人はなんでこんなニックネームなんだ? なるほど、こういう名前だからか』とか」と、スタッフの名前を眺めていることを明かした。

また、10月2日に全国公開予定の映画『浅田家!』で主演を務めている二宮は、同作のエピソードも披露。セリフが三重県の方言“津弁”だったため、音資料で覚えたそうで、「もうまったく台本見てないです。ずっと聞きっぱなし。歌を覚えるとかずっとやってきたじゃないですか。聞いて覚えるっていう態勢があったんだろうね」「100回声を出すよりも、100回聞いてる方が、僕の場合は効率が良いんですよ」と、セリフ覚えの秘技を語った。

「台本に線を引かない」「セリフは聞いて覚える」という二宮だが、一つ気を付けていることも。「本読みのときに台本一冊だけ持っていくのは、大人としてまずい」と思い、台本と一緒にペンが入っていないダミーの筆箱を持っていくそうで、「俺も一応ありますよって出しておかないと、『あいつ調子乗ってるな』ってなっちゃうから。本一冊しか持ってないと、『ふざけたヤツだ』ってなりかねないから」と、苦笑しながら明かしていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。