映画『弱虫ペダル』(8月14日公開)の公開御礼舞台挨拶が25日に都内で行われ、永瀬廉(King & Prince)、伊藤健太郎、坂東龍汰が登場した。
同作は累計2500万部突破の大人気スポーツ青春漫画の初実写映画化作。連載は今年で12年を迎え、アニメ・アニメ映画・舞台・小説・ドラマなど様々なコンテンツでメディアミックスされている。地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道(永瀬)が、あることをきっかけに自転車競技部に入部することとなり、そこで出会ったかけがえのない仲間たちの為に、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を覚えていく。
青春の川柳を発表することになった3人。坂東は「赤い山 汗がふき出る ケイデンス」という句を出し、「俳句って次の季節の季語を使うとスマートだと思ったので、鳴子の赤を入れながら紅葉の山をイメージ。『汗がふき出る』『ケイデンス』は自転車で山道を登っていることをイメージしました。『ケイデンス』というのは坂道くんも入っていて、汗がふき出るほど天気が良くて青空なので、今泉の青も入っている」とこだわりもたっぷり。
一方、「わかんないんですよ! 五七五ってなんですか!?」とキレていた伊藤は「青春を 弱虫ペダルで もう一度」という句で会場の拍手をもらう。最後の永瀬は「プール後の 塩素の匂いと 夏の風」と、青春ではあるものの弱虫ペダルの要素を入れなかったことを後悔。最終的に会場のジャッジにより「いまいち川柳」に選ばれてしまった。
会場には永瀬のうちわを持ったファンも多かったため、永瀬は「それは飲ませたいやろな。わかってたもん、俺」と苦笑する。罰ゲームのセンブリ茶を飲んだ永瀬は「ああ〜!!」と悶絶し、「反省してます。初めて飲んだんですけど、舌が痙攣してます。苦さのあまり」と口を開け、伊藤もアクリル板越しに「結構苦いよね。舌がすごいことになってる、震えてる」と驚く。永瀬は観客に「今日来た人、全員顔覚えたんで覚えといて」と訴えかけていた。