思い描いている将来像を尋ねると、「一つ一つの仕事に自分の全力を出し切ることが今の課題ですが、いろんな役を演じることができるようになって、いろんな自分を見せられるようになれたら。そして、見ている人を惹きつけられるお芝居が出来たらいいなと思っています」と答え、「アクションもできるようになりたいと思っています。まだアクションの練習はしていませんが、基本的な体づくりはしています」とアクションへの興味も明かした。

さらに、「美容やファッションも大好きなのでそういった仕事もやっていけたら」とモデル業にも意欲。昨年9月に自身初となる写真集を発売し、雑誌のグラビアにも挑戦しているが、「どんなスタイルの服でも着られるように、体づくりは続けています。腹筋や背筋、ヒップアップ、あと、肩幅が狭いのがコンプレックスなので、肩も鍛えています」とスタイルアップへの努力を惜しまず。「腹筋をつけると発声もよくなるので」と女優業のためにもトレーニングを続けている。

ステイホーム期間中もストイックに体を鍛えていたという山口だが、さらにこの期間をどのように過ごしていたか尋ねると、「断捨離していました」と即答。「家具も全部捨てちゃいました。家の中にいる時間が多いと家具も気に入らなくなってしまい、自分の理想の家具をそろえたいなと思って。テーブルも捨てたので今テーブルがない状態です(笑)こだわりも強いので、理想のテーブルに出会えるように、今頑張って探しています」と話した。

取材前の最新ツイッター投稿、「失敗したこと:乗り換え 持っているもの:重い荷物 身に付けたもの:諦めない心」というコメントも気になったのでその真相を尋ねると、「初めて行く場所だと電車の乗り換えに慣れていなくて。今日は乗り換えはちゃんとできたはずなんですけど、降りる駅に止まらなくて。快速とかに乗ってしまったみたいです」と説明。「電車を間違えて全然違う場所に行ってしまうことが多すぎて、最近は『大丈夫! いつものことだ』と思える諦めない心を身につけました」と、東京の複雑な交通網に苦労しつつ、“諦めない心”で乗り越えているようだ。

■山口真帆
1995年9月17日生まれ、青森県出身。2019年に公式サイトと公式ファンクラブを開設した。9月には初写真集『present』を発売。2020年1月期放送の読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』の第1話にゲスト出演し、女優デビューを果たした。