JR西日本グループと瀬戸内海汽船グループは20日、今夏から運航開始する新しい観光型高速クルーザー「SEA SPICA(シースピカ)」に乗船できる個人向けの旅行商品「せとうち島たびクルーズ」の10~12月の詳細と販売に関して発表した。

  • 「SEA SPICA」外観

「せとうち島たびクルーズ」の10~12月は、JR西日本の新観光列車「etSETOra」や山陽新幹線などの陸上ルートと合わせて、せとうちエリアを周遊しやすく、かつ地域の魅力を満喫できるコースとなっている。

東向きコースは広島港8時30分発・プリンスホテル8時38分発・呉港9時5分発、下蒲刈島で70分、大久野島で30分の下船観光を行い、瀬戸田港12時50分着・三原港13時15分着。西向きコースは三原港13時25分発・瀬戸田港13時50分発、大久野島で30分、御手洗(大崎下島)で70分の下船観光を行い、呉港17時25分着・プリンスホテル17時52分着・広島港18時0分着となる。

  • 「SEA SPICA」内観

  • 「SEA SPICA」内観

チケットは10月2日から12月14日までの月曜日・金曜日・土曜日・日曜日分(一部設定のない日がある)に関して、瀬戸内海汽船トラベルサービスのホームページや窓口、JR西日本ネット予約「e5489」、観光型MaaS「setowa」(デジタルチケット)などから順次販売される。