世界3大ミスコンの一つに数えられる「ミス・ワールド2020 日本大会」のファイナリスト発表会が18日、都内で行われ、35人のファイナリストがお披露目された。

  • 「ミス・ワールド2020 日本大会」に出場するファイナリストたち

    「ミス・ワールド2020 日本大会」に出場するファイナリストたち

ミス・ユニバース、ミス・インターナショナルと並んで世界3大ミスコンに数えられる「ミス・ワールド」は、1951年にイギリス・ロンドンで第1回大会が行われて以来毎年開催。世界3大ミスコンの中では最も歴史が長く、参加国数も131カ国と世界最大級を誇る。そんな同コンテストの日本代表を決める「ミス・ワールド日本大会」が9月24日、東京・有楽町のヒューリックホール東京で開催を予定しており、応募総数8,788人から予選を勝ち抜いた35人(オンライン参加の4人を含む)のファイナリストがこの日お披露目された。

5月27日にメジャーデビューを果たした男女7人組のダンスボーカルグループ・GENICのメンバーとしても活躍している金谷鞠杏(18歳)。「実は今日情報解禁なのでまだメンバーは知りません。これから知ると思います」とメンバーには伝えていないようで、「ジェニックのメンバーの一員として自分自身を出していけたらと思います。アーティストは歌だけでなく内面や外面でも人に何かを伝える職業だと思いますので、自分の知らない世界をたくさん知って表現できることに繋げられたらと思っています」とミスコンの参加を通してアーティストとしての成長に期待を寄せた。

最年少の参戦となる16歳の安藤千陽は、学生とモデルの二刀流として活躍中。「私は今回最年少ですが、16歳だからこその吸収力や成長の伸びしろをいかして挑戦していきたいと思います。中学生の頃には129冊の本を読みました」と読書好きをアピールし、「経験の差を埋められるようにこれからどんどん成長して頑張っていきたいと思います」と意欲を見せた。また、石川大会を制覇してファイナリストとなった山口佳南(22歳)は、富山県氷見市出身で金沢星稜大学に通う現役女子大生。「教員の道を目指していて教員採用とミス・ワールドが同日開催で難しい選択を強いられましたが、ミス・ワールドに挑戦することを決めました」と明かしつつ、「私は地方大会を勝ち上がってこの舞台に立っています。目の前に控えた部活動の引退試合や9月の教育実習を諦め、日本代表になるために学生生活全てを賭けて頑張りたいと思います」と決意を新たにしていた。

この日発表されたファイナリストは以下の通り。浅見優唯、荒川麗、アンダーソン静香、安藤千陽、飯沼瑞季、磯野静香、植村亜紀、圓奈まりあ、太田理恵、尾形有衣子、金谷鞠杏、狩俣梨乃彩、菊池華蓮、古塩亜紗、佐藤メグ、篠宮日菜子、住田まどか、セーリィー・クリスティーナ 美怜、竹島由梨、田中瑞起、中山朝香、野口まりな、原口莉那、福田真理子、藤井慎子、星たまき、前田真鈴、松井祐香里、松浦海音、松澤ひかる、水口南美、宮平葵、山口佳南、山田七海、結那。