シドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子らが、今年の日本テレビ系大型特番『24時間テレビ43』(22日18:30~23日20:54)で挑む「24時間募金ラン」。企画を持ち込んだ高橋は「走ることで何か私が恩返しすることができれば」と思いを語る。
「24時間募金ラン」は、例年行っていたチャリティーマラソンが公道での実施を中止したことに伴う目玉企画。私有地のサーキットを走り続け、1周(5km)走るごとに自身が10万円募金する。深夜帯は、ランを中断し、ランナーとスタッフの健康に留意するとしている。
メインパーソナリティーのV6・井ノ原快彦とのインタビューで、高橋は「私が今できることは走ること。現役時代に、たくさん応援をいただいたことで、最後まで元気に走らせてもらって、たくさん力をいただいているので走ることで恩返しをしたい! 今は50歳も近くなってきて自分で限界にチャレンジすることがなくなってきた中で、私に何かチャレンジできることは何だろうって思った時に、この企画の中で40代50代もまだまだ行けるよ!って。そういうところを見せられたらいいな、という自分での挑戦でもあって」と意気込みを語った。
走るメンバーは、高橋に加え、「私からすでに数人、声をかけさせていただいています。その方々にも1周5キロ、10万円ずつ募金をしてもらおうと思っています」と“チームQ”を結成。そのメンバーは、『24時間テレビ』の当日に発表される。
高橋と井ノ原のコメントは、以下のとおり。
■高橋尚子
私は現役時代からずっと、走ることでたくさんの方々に応援していただき、力を頂いてきたので、走ることで何か私が恩返しすることができればと思っていました。
今年はコロナウイルスの影響もあって、マラソン大会など春から中止となる状況の中で、私自身、何か取り組みができないか? 私自身が募金できる形はできないか?ということを試行錯誤して『1周5キロのコースを走る毎に10万円を募金する』というアイデアになりました。
東京オリンピックパラリンピックが1年延期になりましたけれども、若い選手たちが自分の命を懸けて挑んでいる姿というのは、キャスターの仕事をしていても、やっぱりどことなくうらやましいというか、命を燃やせることって素晴らしいなと思っていました。私も現役を引退して11年になりますが、50歳間際になって40代50代でもまだまだ頑張れる、まだまだいけるというところに挑戦したいと思っています。
■井ノ原快彦
高橋尚子さんのチャリティーにこだわった持ち込み企画! スタッフ、キャスト一同、心より応援させていただきます。Qちゃんのプライドをかけた前代未聞のチャレンジ、ゴールまでみんなで見届けましょう!