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【この記事のエキスパート】
料理クリエイター、インスタグラマー:Ryogo
掲載レシピ500種類以上。おうちパスタ専門レシピサイト「BINANPASTA」を運営。
「おいしいをもっと身近に」をコンセプトに、簡単でおいしく作れるパスタレシピを日々発信している。
レシピ開発や商品PR、執筆、SNS運用サポートなど幅広く活動。
なかなかスーパーなどでは見かけることの少ない鹿肉ですが、通販で手に入れることができます。低脂肪で高たんぱくで栄養効果も高い食材です。この記事では、料理クリエイターに取材し、通販でお取り寄せできる鹿肉の選び方とおすすめ商品をご紹介します。
低カロリーで栄養たっぷり!
鹿肉は低カロリーで栄養たっぷり!
鹿肉のカロリーは牛肉や豚肉の半分ほど。しかし高タンパクで低脂質という、栄養素としては非常に理想的な食品です。なかでも注目すべきは鉄分が豊富に含まれていること。鉄分が足りないと貧血の原因となり、とくに女性は不足しがちな栄養素なので、これはうれしいですよね。
ほかにもアミノ酸の一種である「アセチルカルニチン」や、必須脂肪酸の「リノール酸」など、健康をサポートする栄養素も含まれています。
鹿の種類や肉の部位などをチェック!
お取り寄せ鹿肉の選び方
通販で鹿肉を取り寄せるときにまず確認したいのが、「鹿の種類(産地)」と「肉の部位」「肉の形状」。鹿の種類、肉の部位や形状によって、味や食感が大きく変化します。まずはそれぞれの特徴について、詳しくみていきましょう!
ポイント1
鹿の種類で選ぶ
日本で販売されている鹿肉に使われている鹿の種類は、おもに2種類。ひとつは北海道に生息している「エゾシカ」、もうひとつは本州の広い範囲に生息している「ホンシュウジカ」です。
それぞれ身体の大きさや肉の質感が異なり、獲れる時期によっても味が変化します。
エゾシカ|高タンパクで鉄分が豊富
北海道全域に生息している鹿で、身体がほかの種類の鹿よりも大きいです。脂質が低い一方、タンパク質が高く、さらに鉄分が牛レバーよりも多いのが特徴。秋〜冬に捕獲されたエゾシカは、脂がのっていておいしいですよ。
ロースやヒレ、内もも肉は比較的やわらかい食感ですが、ほかの部位はかためで筋が多い部位もあります。
ホンシュウジカ|1年中おいしい
本州の全域に生息している鹿で、エゾシカにくらべて身体はやや小さめ。エゾシカ同様、低カロリーで高タンパク、鉄分も豊富です。内もも肉、ヒレ、ロースは比較的やわらかいですが、そのほかの部位はかためで筋が多いため、薄切りまたはミンチに加工されて販売されています。
夏〜秋にかけて食べものを求めて牧草地などに入ってくることが多く、その時期に多く捕獲されますが、1年を通しておいしく食べられるのが特徴です。
ポイント2
肉の部位で選ぶ
鹿肉のなかでも臭みが少なく、とくに食べやすい部位は、「内もも肉」「ヒレ」「ロース」の3種類。そのほかの部位はミンチや薄切り肉などに加工されたり、犬や猫などのペット用ごはんに加工されることもあります。
内もも肉|高コスパ!
鹿のもも肉は筋肉繊維や筋が多いのですが、内もも肉は繊維が細いのでお肉自体はやわらかいのが特徴です。
塊のままローストするとおいしくいただけますよ。コストパフォーマンスが高く、カレーやシチューなどにも使えるなど汎用性が高いので、はじめて鹿肉を食べる方にぴったりの部位です。
ヒレ肉|希少部位でやわらかい
鹿の背中部分の少し下のほうにあり、一頭から獲れる量が少なく希少性の高い部位。とてもやわらかくて脂が少なく、臭みも少ないのが特徴です。
やわらかい食感が活かせる鹿肉のステーキはまさに絶品。焼肉やヒレカツにして食べるというのもいいですね。
ロース|脂がのっていておいしい
鹿の背中部分にある部位。きめこまやかでやわらかい食感が特徴で、ヒレ肉にくらべて適度に脂がのっています。
スライスした商品が多いので、しゃぶしゃぶなどにして食べるとおいしいですよ。
ポイント3
肉の形状で選ぶ
鹿肉は、ブロックで売られているものから、焼肉・しゃぶしゃぶ用にスライスされているもの、スジの多い部位をミンチ加工したものまで、さまざまな形状のものが販売されています。
ブロック(塊肉)|さまざまな料理に使える
お取り寄せできる鹿肉のなかで、一番多く販売されている塊肉。肉汁を逃さず調理できて、ジューシーさを味わうことができるのが特徴です。
自分で好みの大きさにカットして、ステーキや焼肉、炒めものなどいろいろな料理に使えます。小分けにして冷凍保存も可能です。
しゃぶしゃぶ用などのスライス肉|調理がかんたん
鹿肉を食べたいけれど、自分でカットするのは面倒だし苦手……という方は、焼肉用やしゃぶしゃぶ用にカットされたスライス肉を選ぶといいですよ。スライス肉であれば解凍後すぐに調理することができて、料理の手間も省けます。
またスライス肉のなかには、調味液につけてあり火をとおせばすぐに食べられる味つけ肉もあります。ジビエ独特の臭みがどうしても気になる方は、味つけ肉を選ぶといいでしょう。
ミンチ|ペットフードにも使える
ややかためで筋の多い肩肉などが使われていることが多いミンチは、ハンバーグやミートローフにぴったり。
食物アレルギーの犬や猫を飼っており、手作りのドッグフードやキャットフードを使っている方にも愛用者が多いです。
ポイント4
鹿肉をはじめて食べる人は小容量のものを選ぼう
鹿肉の多くは、部位ごとに500g以上の大容量で売られていることが多いです。大容量の商品のほうがグラムあたりの価格が安くてお買い得ではあるのですが、一度にすべて解凍して早めに調理しなくてはならないのが難点。
鹿肉を食べたことがない方は、多少コスパは悪くなりますが、200g程度の小容量のものを選びましょう。一度に食べきれますし、万が一口に合わなくても肉をムダにすることがなくなります。
ポイント5
狩猟後すぐに血抜き処理がされているかチェックする
捕獲されてからすぐに内臓をとり、血抜き処理された鹿肉は、雑菌が繁殖しづらく臭みが少ないです。臭みが気になる方は、鹿が捕獲後にすぐに下処理をされているかどうか、冷凍されているかどうかを必ずメーカーの公式サイトや販売サイトなどで確認しましょう。
インターネットで販売されている鹿肉のほとんどは加工業者から直送していて、捕獲した地域や加工場所、加工方法を明記しているところが多いですよ。
料理クリエイターよりアドバイス
食べたい料理によって鹿肉の部位を選びましょう
【エキスパートのコメント】
近年その言葉を聞く機会が増えてきたジビエ。そのなかでもとくに、1年を通して出まわる鹿肉はなじみのある方も多いのではないでしょうか。鹿肉は部位によってさまざまな食べ方を楽しむことができるので、食べたい料理によってお肉の部位を選ぶのがおすすめですよ。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)