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【この記事のエキスパート】
フリーエディター&SUV生活研究家:山崎 友貴

フリーエディター&SUV生活研究家:山崎 友貴

自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。


夏の強い日差しによる車内の温度上昇や紫外線による日焼けを防ぐ車用サンシェード。外付け・中付けのほか、フロントガラス用・サイド用、折りたたみ式・ロール式・傘型などさまざまな種類の商品があります。ここでは、車用サンシェードの選び方とおすすめ商品を紹介します。

車用サンシェードとは

日差しや紫外線を遮断して車内の温度の上昇を抑えてくれるサンシェード。外から付けるタイプや中から付けるタイプ、吸盤やサンバイザーで留めるものや、マグネットや静電気で貼るものなど、サイズもさまざまあってどれにすればいいか迷ってしまいますね。

車中泊の際に目隠しがわりに使ったり、夏だけではなく冬の冷たい冷気を防ぐために使ったりなど、使う目的によって選ぶものも変わってきます。1年を通して使えるものもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

車用サンシェードの選び方

それでは、車用サンシェードの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。

【1】外付けと中付けの2種類から選ぶ
【2】遮光率は90%以上、UVカット率の確認も
【3】効果を得るにはサイズ選びも大切
【4】取り付け方法を選ぶ
【5】素材で選ぶ
【6】収納時のコンパクトさもポイント!

上記の6つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】外付けと中付けの2種類から選ぶ

車用のサンシェードには外付けタイプと中付けタイプがあります。いつ、どこで使うのかなど考えながら、それぞれの特徴を見ていきましょう。

汚れ対策にもなる「外付けタイプ」

出典:Amazon

フロントガラスを外から全面を覆うタイプは、中付けタイプより遮光性が高く、車内の温度上昇を抑えてくれます。夏の紫外線だけではなく、冬の凍結や積雪、落ち葉や埃などの汚れからも守ってくれるので、1年中使えるのが特徴です。

フロントガラスの日除けや、汚れ防止をしっかりしたいと考えている方、旅行などで長時間駐車する場合には外付けタイプがおすすめです。

収納も楽な「中付けタイプ」

出典:Amazon

気軽に使いたい場合なら中付けタイプがいいでしょう。短時間の駐車やちょっと目隠ししたいときにサッと取り出して中から付けて、必要ないときはコンパクトに収納できるのが特徴です。

フロントガラス以外にもサイドや後部座席などの窓用もあり、赤ちゃんや小さなお子さまがいる場合でも、かんたんに取り付けができるので便利です。

外付けタイプより車内の温度の上昇を抑えることはできませんが、お出かけするときに活躍してくれますよ。

【2】遮光率は90%以上、UVカット率の確認も

出典:Amazon

車用サンシェードを選ぶ大切なポイントは遮光率の高さです。遮光率が高ければ高いほど光をカットしてくれるので、遮光率90%以上のものを選ぶといいでしょう。

また、紫外線は眼球にダメージを与えたり、女性の天敵である日焼けの原因になるので、UVカット率も忘れずに確認を。

なお、外付けの場合はシルバーや白などの明るい色、サイドや後部座席など車体の一部に設置する内付けは照り返しが少ない黒を選びましょう。

【3】効果を得るにはサイズ選びも大切

出典:Amazon

車種にあったサイズを選ぶのも大切です。大きすぎるとフロントガラスや窓からすぐに落ちてしまったり、小さすぎると日除けとしての機能が働きにくくなったりしてしまいます。

大抵の場合は、汎用性の高いサイズ感のものが多いですが、車種によって窓の形に合わないこともあるので、サイズや対応車種を確認しましょう。

【4】取り付け方法を選ぶ

取り付け方法にもいろいろなタイプがあります。「手軽に取り付けたい」「しっかり固定できるものがいい」など、重視したい機能性から取り付け方法を選ぶといいですよ。

取れにくい「ドア挟み込みタイプ」

出典:Amazon

ドア挟み込みタイプは外付けタイプのみですが、フロントガラスを覆って車用サンシェードの端をドアに挟み込むので、フロントガラスを隙間なく、しっかりと固定できます。中には車内で端同士をベルトで固定したり、サイドミラーを覆ったりするタイプがあります。

マグネットが内蔵されているものなら強風でめくれたりしないので安心です。車にあまり乗らない方や長時間の駐車をする方にぴったりですよ。

子どもでも装着がかんたん「吸盤」「サンバイザーで挟むタイプ」

出典:Amazon

手軽に取り付けたい方には、吸盤で取り付けるタイプとサンバイザーで挟むタイプが便利。吸盤は窓の内側に貼り付けて固定します。吸盤に埃がついたり、長く使うと劣化するので吸盤は取り替えできるものがいいですね。ただ、吸盤の跡が残ってしまうことがあるので、気になる方は避けたほうがいいでしょう。

とくにお手軽にできるのがサンバイザーで挟むタイプです。サンバイザーがない窓にはできませんが、急いでいるときなどフロントガラスに広げて、サンバイザーを下ろすだけで、すぐに設置ができるので便利。吸盤とセットになっているものも多いですよ。

小さな窓なら「静電気タイプ」もおすすめ

出典:Amazon

最近では、窓にできる静電気を利用してピタッと貼り付ける静電気タイプも増えています。ドライブしているときに落ちないかと心配になりますが、意外に安定感もあって落ちにくいですよ。

ただ、大きめサイズは重くなってしまって安定しないので、できれば小さめサイズがいいでしょう。

【5】素材で選ぶ

出典:Amazon

車用サンシェードの素材は、アルミ、メッシュ、ポリエステルがよく使われています。それぞれメリットやデメリットが異なるので、自分に合うものを選びましょう。

目線を完全に遮断するアルミ素材

車用サンシェードでよくつかわれているのがアルミ素材。丈夫で目線を完全に遮断してくれるので、駐車時に車内を見られたくない方や耐久性で選ぶ方におすすめ。

ただし、コンパクトにならず、収納場所に困るというデメリットがあります。

可視光線率が高いメッシュ素材

メッシュ素材は、文可視光線率が高いことで、窓に設置していても外の景色をある程度見ることが可能です。吸盤や静電気で装着するタイプもあり、密着度が高く子供でも取り付けしやすいでしょう。

デメリットには、文紫外線のカットは可能でも、太陽の熱までシャットアウトできないので、真夏の暑さ対策としては少し役不足感が否めません。

フロントガラス用が多いポリエステル素材

フロントガラス用が多いポリエステル素材は、サイズが少し大きくても窓に合わせて装着することができます。なお、薄く柔らかい素材のため、コンパクトにすることができ、収納性を重視するならおすすめの素材と言えます。

ただし、軽量で薄い分、耐久性に不安があります。

【6】収納時のコンパクトさもポイント!

出典:Amazon

車用サンシェードを使わないとき、どこに収納するかもポイントですね。スプリング式なら薄く小さく収納できるのでドアポケットに入れやすいですよ。使いたいときもすぐに出せて広げられるので便利です。

折りたたみ式はスプリング式よりかんたんにたためますが、より広い収納スペースの確保が必要なので、購入する前にどこにおくかチェックしてくださいね。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

断熱性だけでなく、収納のしやすさも忘れずに!

遮光や遮熱だけでなく、プライバシーの確保や防犯、さらにはフロントガラスの凍結防止と、四季を通じて使えるのが車用サンシェードです。断熱性といった基本性能も大切ですが、収納性もチェックしましょう。

素材によってはかさばる場合もあり、車内での置き場所に困ります。また耐久性も大切です。アルミが蒸着してあるタイプは、あまり安価だと耐用年数が短く、すぐに光が透けてくるので注意しましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)