女優の伊藤沙莉が3日、都内のホテルで行われた「第57回ギャラクシー賞」贈賞式(主催:放送批評懇談会)に登場した。

  • 伊藤沙莉

伊藤は、『ETV特集「反骨の考古学者 ROKUJI」』(NHK)、『これは経費で落ちません!』(NHK)、『ペンション・恋は桃色』(フジテレビ)、『映像研には手を出すな!』(NHK)、『全裸監督』(Netflix)などの演技が評価され、テレビ部門の個人賞を受賞。

「今日ここに来るまで、この賞をいただいたという実感がまったくなくて、いきなり緊張しちゃってるんですけど、この賞をいただくきっかけになった作品は思い入れがすごくある作品が多くて、特に『映像研には手を出すな!』は人生で初めてテレビアニメの主人公の声をやらせていただだくということで、本当に未知の世界だったんですけど、すごく楽しんでできた仕事だったので、こういうきっかけになったのは、ありがたくうれしく思っています」と喜びを語った。

そして、「こういう賞をいただいたり、作品やお芝居を褒めていただいたときにいつも思うのは、たくさんの人たちに支えられているということです」と感謝の思いを伝え、「この賞をいただくことに関しても、今できているお仕事も、いろいろな人に支えられてできていると思うので、そういう当たり前のことを忘れずに、常に感謝の気持ちを忘れずに、好きなお仕事を続けていけたらいいなと思います」と決意。「これからもみなさんにまだ見せきれていない、いろんな伊藤沙莉を見せられたらいいなと思います」と、さらに演技の幅を広げていく。