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【この記事のエキスパート】
モーターサイクル・ジャーナリスト:野岸“ねぎ”泰之

モーターサイクル・ジャーナリスト:野岸“ねぎ”泰之

30年以上にわたってバイク雑誌等に執筆しているフリーライター。ツーリング記事を中心に、近年はWebメディアで新車のインプレッションやアイテムレビューも多く執筆。また、バイクツーリング&アウトドアを楽しむ『HUB倶楽部』を仲間と運営するなど幅広く活動している。

日本の全都道府県をバイクで走破しているほか、オーストラリア、タイ、中国など海外でのツーリング経験も持つ。キャンプツーリング好きのため、バイクはスペックよりも実際の使い勝手や公道での走りが気になる。現在の愛車はヤマハMT-09トレーサー、TT-250Rレイド、カワサキKSR-II。


バイクを屋外で保管する際砂や埃といった汚れから守ったり、雨風・紫外線によるサビ・腐食を防いでくれる「バイクカバー」。この記事では、バイクカバーの選び方、ユーザーのイチオシ、エキスパート、編集部が厳選したおすすめ商品を紹介。防水、耐熱、防塵、UVカットといった機能に優れた製品をピックアップしました。

バイクカバーとは?

出典:Amazon

バイクカバーとは屋外に駐車する際に、バイクに被せて天候や気候の変化から守る専用カバーのこと。屋外にバイクを駐車すると、バイクは雨・雪・風や太陽光による日焼け、粉塵など、様々な環境に野ざらしになってしまいます。

納車の際、一回一回バイクにカバーをかけるのは面倒かもしれませんが、雨や雪、風、粉塵などに当たるとバイクに傷がついてしまうので、バイク本体を守るためにも、必ず持っておいた方がいいアイテムです。

バイクカバーは、素材の違い、防犯対策のチェーンロックがついているものなど、様々な種類があります。本記事では、バイクカバーの選び方とおすすめ商品をご紹介しますので、ぜひピッタリの商品を選んでください。

バイクカバーの寿命

基本的にバイクカバーは消耗品です。もちろん、カバーの種類や金額によって、寿命の長い・短いはあります。高額な商品になればなるほど、表面のコーディングコストや素材、縫製も変わります。

しかし、当然、使用期間が長くなれば劣化も進みますし、保管状況や強烈な日差し、豪雨などでもかなり影響を受けます。一般的なバイクカバーの寿命は、2年ほどを目安に日頃からカバーの状態をチェックして替え時を図りましょう。

バイクカバーの選び方

出典:Amazon

それでは、バイクカバーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。

【1】耐久性
【2】耐熱性
【3】防水・撥水機能
【4】通気性
【5】その他の必要な機能

上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】耐久性をチェック

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バイクカバーは主に屋外で使用するため、耐久性が重要です。使用される素材も、破れにくく天候の劣化に強いものを選びましょう。ポリエステルオックスフォード(ポリエステルオックス)は耐久性・耐摩擦性・耐候性・速乾性が高いのでおすすめです。

また、カバーの厚さも耐久性に関わってくる要素です。厚みはD(デニール)で表されているので、商品を選ぶ際には参考にしてください。「300D」といった表記がされており、数値が大きいほど厚くなります。バイクカバーの厚みがあると強風でも飛ばされにくいという利点もあるため、ガレージのないご家庭などは厚めのものがおすすめです。

【2】耐熱性をチェック

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エンジンを切った直後はマフラーが高温になり、そのままバイクカバーをかけると溶けてしまうこともあります。車体が冷めてからカバーをかければ問題ないですが、毎日のこととなると面倒ですよね。すぐにカバーを掛けたい方は、耐熱性があるものを選びましょう。

【3】防水・撥水機能をチェック

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大切なバイクをしっかり守るためにも、とくに押さえておきたい機能が防水性と撥水性。バイクは金属部分が多く、水に濡れるとさびてしまうので、雨を通さないものを選びましょう。また、撥水性が高いと水をはじいてくれるので、雨の翌日にカバーを開けるときに自分が濡れにくいという利点もあります。

【4】通気性をチェック

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梅雨の時期や夏場の保管時には湿度が高くなるため、空気の動きが止まりやすいカバーの中は蒸れやすくなってしまいます。湿気もサビの原因となるため、通気口(ベンチレーション)がついていて空気が通りやすいバイクカバーを選ぶようにしましょう。とくに、たまにしかバイクに乗らない方は、カバー内の空気がこもりがちなので要チェックです。

【5】その他の必要な機能をチェック

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上記で紹介した選ぶポイント以外にも、大切な機能はいくつかあります。ここでは、あるとより嬉しい機能についてご紹介いたします。ぜひ参考にしてくださいね。

内側はバイクに傷を付けない素材を

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強風が吹いたときや着脱するときに、バイクカバーが車体にこすれて小傷がついてしまう場合があります。カバーの中には、内側の摩擦を軽減する工夫がなされているものもあるので、そういった点にも注目しましょう。

強風のバタつき防止ベルトがある製品の場合は、しっかりベルトを締めて使用するようにしましょう。

脱着のしやすい形のものが便利

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通勤などで毎日バイクに乗る場合は、脱着のしやすさもポイント。朝の急いでいるときなどは特にスムーズに脱着したいですよね。紐を引っ張って絞って固定するタイプや、ワンタッチ式のベルトで固定するタイプなどは手軽に脱着作業ができるので便利です。

また帰宅時に駐車場が暗い場合があることを想定し、夜間でもカバーの前後がわかりやすいものがいいでしょう。

いたずらや盗難が心配なら防犯対策性能

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自宅の敷地内であっても、防犯対策はしたほうがいいでしょう。人目につきにくい駐車場では盗難も心配です。そんなときには、チェーンロック用の穴があるバイクカバーがおすすめ。外からチェーンがかかっていることが分かりやすいため、防犯意識のアピールにもなります。

また防炎機能がついているものなら、万が一放火や火災に巻き込まれても車体の被害を最小限におさえることができるでしょう。防犯対策はいたずらなどの抑止力としても役立つので、しっかり意識しましょう。

携帯や収納のしやすさも確認しよう

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通勤や通学、または遠出のツーリングの場合、行き先の駐車場に屋根があるとは限りません。出先でもなるべくカバーをかけておくほうが、防犯面や雨などの汚れからも守ってくれるので安心。

持ち運ぶことを考えると、折りたたみやすく携帯しやすいものがいいでしょう。持ち運びやすい袋付きだと便利ですね。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

手頃な価格のものを頻繁に買い替えるか、高級・高機能な商品を長めに使うかが選択のポイントになります。しかし高級品でも屋外で使えばいずれは劣化します。コストと機能のバランスを考えて選びましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)