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【この記事のエキスパート】
ペット専門エディター&ライター:井手 綾子

ペット専門エディター&ライター:井手 綾子

編集歴は20年以上。
雑誌の編集長を経てフリーランスのライターとなる。インタビューや取材した人・お店の数は1000以上。クスっと笑えるものから、読んでタメになる読み込む記事までさまざまな記事を執筆している。

中でも、医療ものや動物関係が得意。今までに買ったことのある動物は、犬、猫、鳩、インコ、ジュウシマツ、キジ、リス、ウサギ、カメ、鶏、ウシガエル、金魚、カタツムリ、てんとう虫、カブトエビなど。


愛猫の軟便や下痢は心配の種ですが、猫の軟便は食事が原因になっている場合があります。ふだん食べさせているフードの量や原材料を見直すことが大事。本記事では専門家に話しを伺い、猫の軟便対策に役立つキャットフードの選び方とおすすめ商品、さらに軟便になってしまう原因をご紹介します。

猫が軟便になってしまう原因

キャットフードを選ぶ前に、軟便になってしまう原因を考えてみましょう。

【猫が軟便になってしまう原因】
・フードが合っていない
・フードの食べ過ぎ
・ストレス
・異物誤飲
・消化能力の低下
・病気

もし「フードが合っていない」場合は、穀物や脂質の摂りすぎ、添加物が多いことなどが軟便を引き起こしている可能性があります。キャットフードの内容を見直して、消化によいものを選んであげましょう。

5つのポイントをチェック!
猫の軟便対策に適したキャットフードの選び方

まずは、猫の軟便対策に役立つキャットフードの選び方をチェックしていきましょう。栄養成分や分量を意識して選ぶことが大切です。

添加物が少ないものを選ぶ

カナガン『カナガンキャットフード 』:¥5,060 ( 2020年7月14日時点 )

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猫が軟便になる原因はさまざまですが、食べすぎや消化不良でも軟便になることがあります。もともと自然界には存在していない人工的な添加物がキャットフードに含まれていると、猫の胃腸には負担をかけることも。

添加物が含まれたキャットフードが体に合わず受け入れない場合、下痢などの反応になって現れることもあります。そのため、添加物の少ない商品か、酸化防止剤などの合成添加物が含まれていないキャットフードを選ぶといいでしょう。

良質なたんぱく質が含まれているか

エッセンシャルフーズ ジャガー『ジャガーキャットフード』:¥5,412 ( 2020年7月14日時点 )

出典:Amazon

肉食動物である猫の健やかな成長には肉に含まれている栄養素、タンパク質が不可欠。動物性タンパク質は猫に欠かせないエネルギー源です。市販されているキャットフードのなかには、タンパク質より穀物などの炭水化物の比重が高い商品もあります。

穀物などの炭水化物は消化されにくいため、含有量が多いと猫の胃腸に負担をかけることも。軟便の対策を望む場合、原材料のメインには良質な動物性タンパクを含む肉や魚を多く使用している商品にも注目してみましょう。

内容量に注意して選ぶ

人間がひとりひとり個性や好みを持つように猫にも個体差と好みがあります。どんな猫にも合うキャットフードというのは存在しません。好みに合わないものやなにか気に入らないキャットフードであれば、まるで口にしないこともよくあることです。また、体質的に合わない場合もあります。

そのため、キャットフードを変える際には内容量に注意しましょう。内容量が多いほどリーズナブルな価格で入手できることが多いですが、最初から大容量の商品を選ばず、まずは少量を購入するのが賢明です。

鮮度が落ちにくいドライフードがGOOD

HAPPY CAT『ワイデ ラム(4001967079944)』:¥3,850 (¥2,750 / kg) ( 2020年7月14日時点 )

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キャットフードにはドライフードとウェットフードの2種類あり、それぞれに長所がありますが鮮度を維持しやすいのはドライフードです。少量ずつ小包装されている商品なら保存もききます。ウェットフードは水分があるため、食べ残せば傷みが早く雑菌も繁殖しやすくなります。

また、品質の劣化を抑えるために湿潤調整剤や防腐剤などの添加物が使われている可能性もあり、体への負担が心配です。雑菌の繁殖したキャットフードを食べて胃腸炎などにならないように、軟便向けのキャットフードならドライフードがよいでしょう。

消化吸収を助ける栄養素が配合されているか

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出典:Amazon

軟便の猫には、低脂肪で消化吸収のよい魚をメインに使用しているキャットフードを与えるのもよい方法です。またハーブやプロバイオティクス、乳酸菌などが配合されているキャットフードを与えるのも、愛猫の健全な体を維持する方法のひとつ。

ただし、ストレスを軽減させるとされるハーブは腸内環境を整え、整腸作用が期待されるプロバイオティクスとともに、あくまでも補助的な役割。解決策ではありませんので、軟便の原因になっていると思われるストレスの原因などは、しっかり排除してあげましょう。

ペット専門ライターより
選ぶときは成分表をしっかりチェック

【エキスパートのコメント】

猫の性質として、消化しにくいものを摂取した場合に軟便になる傾向があります。そのため食品添加物の摂取を見直し、良質なタンパク質を摂るということが大切です。また、小麦やとうもろこしなどの穀物類も猫が消化しにくいものなので、グレインフリーのものもおすすめ。穀物のなかでもさつまいもは、消化しやすく腹持ちもよいです。選ぶ際には裏の成分表をチェックしましょう。

また、フードを変えるときは、前のフードに少し混ぜてみて反応がよければ少しずつ量を増やしていくようにしましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)