
◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
ペット専門エディター&ライター:井手 綾子
編集歴は20年以上。
雑誌の編集長を経てフリーランスのライターとなる。インタビューや取材した人・お店の数は1000以上。クスっと笑えるものから、読んでタメになる読み込む記事までさまざまな記事を執筆している。
中でも、医療ものや動物関係が得意。今までに買ったことのある動物は、犬、猫、鳩、インコ、ジュウシマツ、キジ、リス、ウサギ、カメ、鶏、ウシガエル、金魚、カタツムリ、てんとう虫、カブトエビなど。
生後一か月ごろから始まる子猫の離乳食。月齢に合わせ、適切な商品を適切な量食べさせることが大切です。この記事では、プロからのアドバイスをもとに、子猫用離乳食の選び方とおすすめ商品をご紹介! 一日あたりの頻度や食べさせ方についても解説しています。
1日何回もあげる食事。素材や形状をしっかりチェック
子猫用離乳食の選び方
まずは、子猫用の離乳食の選び方をチェックしていきましょう。ペット専門エディター&ライターの井手綾子さんのアドバイスもご紹介しています。ポイントは下記の3つ。
【1】良質なたんぱく質が多く含まれる総合栄養食を選ぶ
【2】添加物や着色料不使用のものをなるべく選ぶ
【3】離乳食のタイプで選ぶ
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。自分の飼い猫にぴったりの子猫用離乳食、キャットフードを選ぶ際の参考にしてみてください。
【1】良質なたんぱく質が多く含まれる総合栄養食を選ぶ
キャットフードは「総合栄養食」と「一般食」のふたつに分けられます。「一般食」とは主食ではない補食の食べ物、嗜好品、おやつなどを指します。子猫が元気に成長するには、良質なたんぱく質やビタミンやミネラルなどの栄養が必須です。
そのため、子猫用の離乳食には必要な栄養が過不足なく摂取できる、バランスのとれた「総合栄養食」を選びましょう。
嗜好性が高い「一般食」は食の細い子猫の食欲増進などに「総合栄養食」にプラスするかたちで、利用しましょう。
【2】添加物や着色料不使用のものをなるべく選ぶ
子猫用の離乳食には、成長に必要なビタミンやアミノ酸、ミネラルなどの栄養添加物が使用されているのが一般的です。同時に、品質を維持するための保存料、着色料なども含まれていることがあります。
もともと自然界には存在していない人工的な添加物がフードに含まれていると、子猫の体や胃腸には負担がかかります。
子猫用の離乳食には、パプリカ色素やローズマリーなどの天然由来の添加物で、保存性を担保している商品を選ぶのが賢明です。
添加物が多く使用されている商品をできるだけ避けるため、パッケージの記載をしっかり確認してから購入しましょう。
【3】離乳食のタイプで選ぶ
子猫用離乳食は、育ちざかりの3カ月ごろまでは食べたがるだけ与えてもよい時期ですが、パッケージに記載されている量を目安にしましょう。
食べられる量には個体差があり少々、残る程度ならよいのですが、月齢の目安に対して食べる量に大きな差があるときは注意が必要です。個体差に応じて工夫ができる離乳食を選びましょう。
最初は「ムースタイプ」や「ペーストタイプ」を
ミルクや母乳を卒業して、少しずつ離乳食に移行する時期の目安は子猫に歯が生えてくるころです。
子猫の口を開けて歯茎にやさしく触れ、少しかたいものがあるようなら、離乳食開始のサインです。水分の多いスープ状のフードから固形物へと移行します。
子猫用の離乳食の形状は、粉末やペースト、ムースなどさまざまですが、最初はペースト状やムース状のものを食べさせましょう。
「粉状タイプ」は固さが調節しやすい
粉末状の離乳食はミルクで溶いてスープを作って与えます。粉状の商品はかたさが調節しやすいので重宝です。小ぶりでなるべく低いお皿に入れてあげましょう。じょうずに飲めない場合は、粉末状の離乳食を固めに溶き、子猫の上あごに塗りつけるようにして食べさせます。
または、シリンジにスープを入れて与えるのもよい方法です。どちらの場合も、子猫が口をモグモグするのを確かめましょう。
「ウェットタイプ」は食の細い子猫にも適している
離乳食は子猫の月齢に合わせて選ぶのが基本ですが、個体差もあり、発育の遅い子猫や食の細い子猫では食べられる量も違います。ウェットタイプの離乳食は、魚や肉が第一原料の商品が多く嗜好性が高いため食いつきがよく、食の細い子猫に適しています。
子猫用のウェットタイプは、もともと水分を多く含んでいるため、こまかくつぶすのがかんたんで与えやすく手間がかかりません。
「ドライタイプ」はふやかして与える
カリカリと呼ばれているドライタイプのフードは、お湯や水にふやかせば子猫用離乳食として与えられます。ふやかし、やわらかくして潰すには少し時間がかかりますが、子猫の食べ具合に合わせて固さを調節できるのは高ポイント。
また、保存が難しいウェットタイプと違い、開封後は密閉容器などで、ある程度は保存状態を保てます。ドライタイプのフードへの移行もスムーズです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)