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【この記事のエキスパート】
ランニングインストラクター・パーソナルトレーナー:田子 政昌
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーをはじめ国内外の数多くの指導ライセンスを保有しており、神奈川県内でランニング・かけっこのスクール事業を展開しながら、パーソナルジムの経営を行っています。
現在も現役で陸上競技大会に出場しており、選手としての自身の目線や大手スポーツ量販店での社員経験・これまでの運動指導経験を活かして様々なスポーツ関連の記事執筆に関わってきました。
各種スポーツ教室・健康運動教室・講演会などのご依頼もお請けしております。
「視力のことなんて気にしないでスポーツを楽しみたい!」そんな方のために作られたのがスポーツ用メガネです。通常のメガネとは異なり強度が高く作られています。サングラスタイプやゴーグルタイプなどさまざまな商品をご紹介しています。この記事では、スポーツ用メガネの選び方のポイントやおすすめアイテムをまとめました。
スポーツ用メガネの特徴
視力があまりよくない方にとってメガネは必須アイテムです。しかし、スポーツをするときは邪魔になることがありますよね。スポーツ用のメガネは視力を補正しながらしっかりと固定され、ずれたり壊れたりしにくいのが特徴です。
また、視力の補正以外に目を保護してくれる役割も持っています。とくに球技系のスポーツは目にボールがあたってしまうなどの危険があります。予期せぬケガから目を守るために、スポーツ用メガネは強度が高く作られているのです。
形状やデザイン、種目別に
スポーツ用メガネの選び方
スポーツ用のメガネといっても、どのようなスポーツをするのか、どんな場所でメガネを使用したいのかによって選ぶものが変わってきます。
目的や形状などさまざまな商品が展開されていますので、しっかりと選び方を把握しておく必要があります。
そこで、ここからはパーソナルトレーナーの田子政昌さんのアドバイスをもとに、スポーツ用のメガネの選び方を紹介します。ポイントは下記の5つ。
【1】形状・デザイン
【2】レンズの種類
【3】耐衝撃性の高さ
【4】紫外線カット率
【5】レンズの湾曲
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に自分に合うスポーツ用のメガネを選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。
形状やデザインで選ぶ
まずは自分が使いたい形状を選ぶのが重要です。ここでは形状の特徴をご紹介します。
運動の種類によって適した形状が異なるため、それぞれの特徴をつかんでおきましょう。
●しっかりと固定できる「バンド固定タイプ」
「バンド固定タイプ」のスポーツ用メガネは、ずれにくさに特化しています。水泳のゴーグルのような形状をしているのが特徴です。しっかりと顔に密着してくれるので、激しい運動にも耐えることができるでしょう。
しかし、バンドを強く締めてしまうと曇ったり、外すのが面倒になったりといったデメリットが生じます。試着して自分にぴったりかどうか見極めることが重要です。
●バンドタイプより取り外しがカンタン!「ゴム耳掛けタイプ」
バンドタイプに比べて容易に取り外しできるのが「ゴム耳掛けタイプ」のメガネです。ずれにくいのに加えてかんたんに扱えるという点から、プロアマ問わず使われています。
掛け外しがかんたんにおこなえる反面、ひっかける位置を自分では見ることができません。正しい位置にあるのかを判別するのが少々難しいというデメリットはありますが、気軽に使えるという面から練習や趣味などで使われることが多いタイプです。
●軽い運動には「日常使いできるタイプ」
軽いランニングやジム通いなどにおすすめなのが、「ふだん使いもできるタイプ」です。スポーツ自転車で通勤している方や会社帰りにジムに寄りたい方は、軽めに使えて日常生活でも使えるものがいいでしょう。
おしゃれなデザインのものも多く、ある程度の軽い運動であれば使用できるメガネもたくさん登場してきていますので、ぜひチェックしてみてください。
サイドまではっきり見たいなら非球面を確認!
どのようなレンズを使用しているのかにも注目してください。スポーツに使いますのでクリアに見えるものを選びたいですよね。
非球面レンズはサイドまではっきりと見ることができるため視界良好です。レンズの質やそれぞれの違いについて見ていきます。
●コスパを重視したい方は「薄型非球面レンズ」
激しいスポーツの際は非球面レンズがおすすめですが、なかでも薄型非球面レンズは比較的価格が安く、コストパフォーマンス重視の方にぴったりです。
また、レンズ周辺のゆがみが少ないため、端までクリアに見渡せます。
●重さを気にしないでストレスなく使うなら「両面非球面レンズ」
視力が極端に悪い方はレンズの厚さが増してしまいます。レンズの重さが気になり、ストレスを感じやすいという方は両面非球面レンズがおすすめです。
薄型非球面レンズよりさらに薄型・軽量で、ストレスを感じにくくスポーツに適しています。
耐衝撃性の高いものを選ぶ!
スポーツ用のメガネにおいて耐久性はかなり重要です。とくに野球・バレー・バスケットボールなどの球技では、かんたんに壊れてしまうようなメガネはボールがぶつかったときなどに危険です。
衝撃に強いと明記されたものや、外部機関によって衝撃に耐えうる証明がされたものを選びましょう。とくにFDA規格がクリアされているものはおすすめです。
紫外線カット率を確認
屋外でのスポーツを楽しみたい方は、紫外線カットの加工がされたスポーツ用のメガネを選びましょう。紫外線というのは肌だけではなく目にも悪影響を与えます。目の疲労感にも影響することがありますので、日常的に屋外でスポーツをおこなう方は紫外線カットのものがおすすめです。
購入前に商品に記載されている紫外線カット率をみておきましょう。また、紫外線透過率という表記は、紫外線をどの程度まで通すかを表わすものです。数値が低いほど紫外線を通さないということなのでチェックしましょう。
見え方が変わる! レンズの湾曲にも注目
通常のメガネとは違い、スポーツ用メガネは顔に沿うように湾曲しています。紫外線のほか、風やホコリから目を守るために湾曲しているのですが、曲がり具合により見え方も変わってきます。
商品によって見え方が違いますので、以下を参考に選んでみてください。
スポーツの種目によって選ぶ
スポーツによって動き方は違いますので、受ける衝撃もそれぞれ異なります。そのため、各スポーツにぴったりなスポーツ用メガネを選ぶことが重要です。
サッカー・野球・テニス・ランニングの4つのスポーツに適したメガネの特徴をご紹介します。
「サッカー」は顔に密着するタイプ
大会のルールや地域によって着用不可の可能性はありますが、許可されている場合は、ぴったり顔に合うサイズでしっかり視界が確保できるものを選びましょう。サッカーはコートが広いため、視界をきちんと確保できるかどうかはとても重要です。
また、接触プレーの多いサッカーには、激しい運動でもずれることが少ない、顔に密着するタイプがおすすめです。
「野球」はレンズの下にフレームのないタイプ
野球は速いボールを追いかけなくてはなりません。レンズの質だけでなく、高い基準で安全性が確保されたものを選びましょう。
顔に沿った湾曲とレンズの下にフレームがないものを選ぶことで視界が広がり、バウンドしたボールも見失わないですみます。
「テニス」は顔に沿ってフィットするタイプ
テニスも野球と同様にボールが当たる可能性があります。そのため、テニスで使用する場合のメガネは衝撃に耐えうるものを選ぶと良いでしょう。
また、顔に沿ってフィットし、視野が広いものがおすすめです。激しく動き回りますので、ずれにくいものがいいでしょう。
「ランニング」は上下運動に耐えやすいタイプ
ランニングは基本屋外でおこなうため、紫外線がカットできるスポーツ用メガネがぴったりです。長時間かけても痛くならない優しい素材でできていて、ランニングの上下運動にも耐えうるものを選んでください。
また、サイドのホールドだけではずれる可能性がありますので、メガネのつるに差し込んでずれを防止する商品を合わせて使用するといいでしょう。
パーソナルトレーナーがアドバイス!
視力や種目など使用シーンに合わせて選びましょう
【エキスパートのコメント】
視力矯正をしている方にとって、スポーツ時にどう視力を確保するかにはいくつか方法があります。「コンタクトをする」「通常のメガネのまま」「メガネをかけたままゴーグルをする」……さまざまな方法がありますが、やはりスポーツサングラスタイプのものがスポーツ時にはもっとも適しているように思えます。脱着ができるだけなく、サングラスのおもな効果である紫外線からの眼の保護や照り返しなどの光量調節(偏光・調光)効果もあるため、『見る』という点においてはもっとも快適なアイテムとなります。
とはいえ、視力の状況やスポーツの種目によってはサングラスタイプが適さない場合もありますので、その際はゴーグルタイプを検討するなど使用シーンにあわせて検討するといいでしょう。