タレントのホラン千秋が、15日に放送されたフジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:50)で、政府の観光支援施策「Go Toトラベル」キャンペーンについて語った。

ホラン千秋

ホラン千秋

新型コロナウイルスが感染拡大する中での前倒しに、疑問の声も上がっている同キャンペーン。ホランは、「このキャンペーン自体は良いことだと思うんですよ。観光業も大変なことになっているので、経済を回していくためには良いことだと思うんですけど」と必要であるとの見方を示す一方、「経済を最優先で考えていることは明白。“命”を考えた時に、なぜ今なのか。キャンペーン自体をやめなくても、キャンペーンの内容とか時期、形式などの調整はその時の感染状況に合わせてして然るべきじゃないかと私は思います」と主張した。

また、「旅館とかホテルとか観光地によっては、お客さんに明確に『東京から来ないでください』と言える人もいれば、『お客様は選べません』と言う人もいる」と分析し、「来られる側のことも考えた時に、『行く人たちが自己責任で考えて気をつけて行けばいい』というけどもその中でもいくらかの制約は必要だと思う」とも指摘。

「『ここで引けない』というのも分かるんです」と一定の理解は示しつつも、「ただ、『ここで引けない』ことを推し進めることになると、ここで万が一全国的なクラスターが起こった時に、責任は誰が取るんですかということですよね」と懸念点にも触れていた。