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【この記事のエキスパート】
医療ライター・編集者:宮座 美帆
臨床工学技士国家資格保有。大学病院勤務後、ライターへ転身。現在は『kakotto.』を立ち上げ、医療・バイオ・ヘルスケア分野を中心に紙・WEB問わず執筆編集に携わっています。「難しい話を分かりやすく」をモットーに、心をじんわり温めるような記事作成をお届け。当サイトでは健康にかかわるグッズや医療機器などを紹介し、皆さまの健康増進のお手伝いを致します。
傷口の保護やガーゼパッドの固定、骨折や捻挫など患部の固定に幅広く使われている「包帯」。ケガの状態や目的に合わせた商品を選ぶことが重要です。本記事ではプロからのアドバイスをもとに、包帯の選び方とおすすめの商品をご紹介。基本的な包帯の巻き方や洗い方も解説しています。
伸縮包帯や弾性包帯、粘着包帯など!
包帯の選び方
いざというときに必要になる包帯。どれも同じように見えますが、実はいくつか種類があるんです。使う目的に合う包帯を選ぶためにも、選び方のポイントを3つご紹介します。
【1】包帯の種類は目的に合ったものを選ぶ
【2】包帯の巻きやすさで選ぶ
【3】包帯の幅や色をチェック
それぞれ解説しているので参考にしてみてくださいね。
【1】包帯の種類は目的に合ったものを選ぶ
包帯は血を止めたり、傷口を保護したり、ガーゼやシップ類を固定したりとさまざまな目的で使用されます。救急絆創膏やギプス包帯なども包帯の一種とされています。
包帯には「伸縮包帯」「粘着包帯」「弾力包帯」「弾性包帯」などいくつか種類があり、特徴にも違いがあります。目的に応じた包帯を選びましょう。
傷口の保護に使うなら「伸縮包帯」
伸縮包帯は、伸縮性と通気性があるのが特徴で、おもにレーヨンやポリエステルなどの素材でできています。巻いたときにズレにくく、初めて包帯を使う方でも扱いやすいでしょう。ガーゼパッドなどの固定を目的とするときは、重ね巻きする必要があるため伸縮包帯がよく使われます。
また、同じく伸縮性のある「ネット包帯」も家庭用として便利。かぶせるだけなので、巻く技術も不要です。
テーピングなら「粘着包帯」が便利
粘着包帯(自着性包帯)とは、テープいらずでしっかり固定してくれる包帯。少ない巻きでもしっかり固定してくれるので、家庭用としても使いやすいでしょう。
また、かんたんにはがせてやり直しがきくため、器用ではない人でも何度でもチャレンジできる点も魅力。手で切れるものが多く、ハサミが必要ありません。また、巻き終わりも包帯どうしがくっつくため、留め具やサージカルテープが不要なのも便利です。
家庭で骨折や捻挫の固定をするなら「弾力包帯」を
弾力包帯とは、骨折や捻挫の患部を固定するのに便利なものです。伸縮性はもちろん吸湿性にも優れています。
綿100%で作られており、伸縮包帯や粘着包帯は肌がかぶれてしまうという方でも使いやすいでしょう。
外科や整形外科などでよく使われる「弾性包帯」
弾性包帯とは、手術後の患部を圧迫する際に使われるものなので、主に病院で使われています。巻くときにコツがいるので、家庭用としてはあまり向かないタイプでしょう。
【2】包帯の巻きやすさで選ぶ
包帯を一人で巻くのは慣れていないと難しいですよね。そんな方は、伸縮性があるものやテープが不要のタイプ、患部にはめるだけのタイプなど巻きやすさに注目して選んでいきましょう。
【3】包帯の幅や色をチェック
包帯には用途に応じてさまざまな幅があります。2.5cm幅など狭いタイプは小回りがきくため、指などの小さい部位に、10cmなど広い幅は途中でねじれにくいよう、腰や肩など大きい部位に適しています。
また、巻き重ねを美しく仕上げたい場合には、包帯の両端に色がついたカラータイプが巻き具合がわかりやすくて適しています。用途にあった幅や色を選びましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)