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【この記事のエキスパート】
フィットネストレーナー講師:曽谷 英之
神戸大学大学院で運動障害論を学び、ロサンゼルスでの筋肉留学を経てパーソナルトレーナー活動を始めました。
ロジカルで分かりやすい指導がトレーニング初心者の方にご好評をいただき、パーソナルトレーニングマッチングサイト 「MY TRAINERS(マイトレーナーズ)」の2018年度人気No.1トレーナーになりました。
現在は、フィットネストレーナーを「一家に一台」提供するために、トレーナースクール「MY TRAINERSアカデミー」の講師を担当しています。
トレーニングベルトの正式名称は、「ウエイトトレーニングベルト」。スクワットやデッドリフトなどを行う際ウエストに巻き、腹圧を高めることで腰(体幹)が安定しより力を発揮できたり腰痛を軽減してくれます。この記事では、トレーニングベルトの選び方とおすすめ商品を紹介します。
筋トレを効率よく安全に!
トレーニングベルトの効果とは?
トレーニングベルトの正式名称は、「ウエイトトレーニングベルト」といいます。フリーウエイトで、筋トレを本格的にしている上級者がつけるイメージがあるかもしれませんが、最近ではフィットネス文化が浸透したことにより、初心者や女性も使用しています。
トレーニングベルトの効果は、腰への負担軽減と筋トレの効果を高めてくれるところ。腰をがっちり固定するので、不安定な体勢になっても安定させることが可能で、怪我の予防にもなります。
腰が安定するため、スクワットやデッドリフトに使います。中上級者は、重量挙げの種目でもある、ハイクリーンやスナッチのパフォーマンス向上にもつながるでしょう。
トレーニングベルトの選び方
ひとことでトレーニングベルトといっても、その種類はさまざまです。素材・つくり・ベルトの幅など、どんなものが自分に合っているの? と迷いますよね。
ここでは、初心者から上級者、そして女性に使いやすいものまで、さまざまな観点からトレーニングベルトの選び方を解説します。ポイントは下記の5つ。
【1】素材でトレーニングベルトを選ぶ
【2】バックルの種類でトレーニングベルトを選ぶ
【3】ベルトの幅で選ぶ
【4】女性向けのトレーニングベルトも
【5】ウエストに合わせたサイズ選びを
どんなふうに使いたいのか・どんなものが合っているのか、想像しながら読み進めてくださいね。
【1】素材でトレーニングベルトを選ぶ
トレーニングベルトの素材は、大きくわけて革製とナイロン製の2種類。素材によって、扱いやすさや筋トレの効果が変わります。それぞれの素材にはメリットとデメリットがありますが、ご自身に合ったものが選べるとよいですね。
それでは、トレーニングベルトの素材について解説していきます。
▼本格的に筋トレするなら「革製ベルト」
スクワットやデッドリフトなど、高重量を扱いやすく腰への負担が大きい筋トレに向いているのが、革製のトレーニングベルトです。革製は伸縮性はありませんが、とても丈夫で体幹部分をしっかりとサポートしてくれます。
ただし、革製は丸洗いすることができないため、清潔な状態をたもちたい方はアルコールで拭くなど、こまめにお手入れをしてください。革製は、腹圧をかけて筋トレしたい方にもお使いいただけます。
▼「ナイロン製」は軽くて扱いやすい! 初心者や女性にも
軽くて扱いやすい素材なら、ナイロン製のトレーニングベルトを選んでみてはいかがでしょうか。ナイロン製は軽量なうえに肌触りがやわらかく、伸縮性にすぐれたものが多く販売されています。
マジックテープで止めるタイプも多いため、つけはずしもカンタンで女性や初心者にも扱いやすいですよ。革製と比べると丈夫さは劣りますが、使い勝手がよく軽い運動に向いています。
【2】バックルの種類でトレーニングベルトを選ぶ
トレーニングベルトのバックルの種類は、ピンタイプ・レバーアクション・フックバックル・マジックテープの4種類があります。筋トレの種目ごと、セットごとに着脱するものになるため、使いやすいものを選んでください。なお、バックルの種類によって、安定感も変化しますよ。
それでは、ひとつずつ解説していきます。
▼レザーベルトの定番「ピンタイプ」
ピンタイプはトレーニングベルトの主流です。通常のベルトにも使われているため、イメージしやすいのではないでしょうか。装着したときに安定感があることがメリットですね。
ピンの数は、1本のものと2本のものがあります。2本タイプは、装着する際に少々面倒に感じるかもしれません。しかし、1本と比べると安定感が増しますよ。腰をしっかりと固定して筋トレしたい方に向いています。
▼カンタンに固定できる「レバーアクション」
レバーを押し込んで装着するタイプのトレーニングベルトです。ワンタッチで装着できるため、カンタンに固定でき初心者にも使っていただけます。しかし、金具の位置を変えるには一度金具を外さなければなりません。調整が面倒に感じるかもしれませんが、一度決めてしまえば装着に手間をとりませんよ。
装着時のわずらわしさを軽減したい方は、レバーアクションはいかがでしょうか。
▼「フックバックル」はワンタッチで外せる
ベルトの穴にフックを差し込んで装着するフックバックル。ピンタイプのトレーニングベルトより、ラクに着脱できるのがメリットです。長さの調節もカンタンにできるため、筋トレの種目ごと、セットごとに調節したい場合、うれしいポイントになるでしょう。
ベルトの長さを微調節しながら筋トレしたい方や、ラクに着脱したい方向けです。
▼ナイロン製ベルトなら「マジックテープ」がほとんど
ナイロン製のトレーニングベルトは、マジックテープで固定するものがほとんどです。そのため、サイズの微調整ができどんな体型の方にも合わせやすいですよ。また、着脱がカンタンなところもポイントです。やわらかい素材なので、体にフィットさせることもできますよ。
商品によっては手洗いできるものもあり、衛生的に使うことができます。
【3】ベルトの幅で選ぶ
トレーニングベルトの幅は、細いものと広いものがあります。また、前側だけ細くなっているものもありますよ。幅が細いタイプは標準的なタイプで、トレーニングの邪魔になりません。それに対し、幅が太いタイプは、高重量を扱うときに向いています。
筋トレの種類によって、使いやすいベルトの幅を選んでくださいね。それでは、詳しく見ていきましょう。
▼前の幅が細いトレーニングベルトはだれでも使いやすい
幅が細いタイプのトレーニングベルトは、体のさまざまな部分を鍛えるのに向いています。また、前側の幅が細いタイプは使いやすい作りになっているため、初心者でも扱いやすいですよ。腹部が細くなっていると、負担も軽減され筋トレの邪魔をしません。ポピュラーで標準的なタイプといえます。
ベルトの幅に悩んだら、前の幅が細いものを選ぶとよいでしょう。
▼幅広タイプのパワーベルトはしっかり固定! しっかりした安定感
幅広タイプのベルトは「パワーベルト」と呼ばれています。幅が広いため、しっかりと腹部や腰を固定し、ベンチプレスなど高重量を扱う際に効果を発揮しますよ。
また、安定性にもすぐれており、スクワットやデッドリフトなどの筋トレをする方にも満足いただけます。前傾姿勢になるとお腹に当たるため、慣れが必要ですね。なお、買ったばかりだと硬くて使いにくいですが、次第に柔らかくなり馴染んでいくので、ご安心を。
挙上重量をあげていきたい方は、幅広タイプはいかがでしょうか。
【4】女性向けのトレーニングベルトも
トレーニングベルトは、男性が使うことを意識して作られたものが多いです。そのため、サイズが大きくて合わなかったりカラーバリエーションが少ないということも。
しかし、最近では女性向けに開発されたトレーニングベルトも販売されています。赤やピンクといった、筋トレが楽しくなるようなカラーもありますよ。
ご自身に合うトレーニングベルトが見つからないという方は、女性用にも注目してみてくださいね。
【5】ウエストに合わせたサイズ選びを
体型は人によりさまざまですよね。トレーニングベルトを選ぶ際は、サイズ選びも重要なポイントです。商品によってはS・M・Lなど、サイズを選ぶことができます。購入する際はメジャーなどでご自身のウエストサイズを測ったうえで選んでくださいね。
また、メーカーによりサイズに多少の誤差があります。商品説明やレビューなどを読んで、ウエストに合せたサイズを購入してくださいね。
トレーニングベルトの人気メーカー
さまざまなメーカーからトレーニングベルトが販売されていますが、人気の高いゴールドジム、シーク、ハービンジャー、SBDをご紹介します。
アマチュアからプロまで人気が高いGOLD'S GYM(ゴールドジム)
アメリカを中心に全世界に展開されているゴールドジムは、日本国内にも多くの店舗があります。ベルトやグローブなどさまざまなトレーニングギア、Tシャツやタンクトップなどのアパレル、プロテインなどのサプリメントも販売。
トレーニングベルトは、アマチュアからプロからから改善点を集め、使いやすさにこだわっています。
人間工学に基づいたフィットしやすいSchiek(シーク)
ゴールドジム同様、さまざまなトレーニングギアを販売しているシークですが、その特徴は世界ではじめて人間工学に基づき、身体の形にフィットする商品を開発した点です。
革製品とナイロン両方のベルトを販売、また、巻くだけで背骨を適切な位置に維持してくれるので、サポート性や付け心地を重視する人におすすめです。
腰回りのサポートを重視するならHarbinger(ハービンジャー)
世界の一流アスリートと共同で高品質なトレーニングギアを開発しているのが、ハービンジャーです。なかでも、トレーニングベルトは幅が広く、腰回りのサポート強化のため、腰部に発砲フォームを入れています。
高品質で割と安価な点、サイズも豊富で女性人気も高いブランドになります。
レバーで締め付け具合を調整できるSBD(エスビーディー)
トレーニング関連の商品を展開しているイギリスのブランド「SBD」は、革新的な構造のバックルを持つレバーアクションベルトを展開しています。優れた締め付け力をキープしたまま、レバーで簡単に締め付け具合を変えることが可能。
ウェイトリフティングの世界大会などでも多くのリフターが着用しており、ブランドへの高い信頼性があります。