俳優の玉木宏が、10月スタートの読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『極主夫道』(毎週日曜22:30~)に主演することが8日、明らかになった。玉木は、日テレ系連ドラ初主演となる。

  • 玉木宏(左)と原作書影

このドラマは、おおのこうすけ氏の同名漫画が原作。玉木が演じるのは、元極道で「不死身の龍」の異名で恐れられた龍。極道から足を洗った後、美久と結婚し、主夫業に打ち込んでいるものの、その外見や言動は極道時代のものが抜けておらず、それゆえに周囲の人物を畏怖させてしまっていることも多いが、本人に自覚はないというキャラクターだ。

玉木は、今月28日スタートのカンテレ・フジテレビ系ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』に続き、“裏社会”絡みの役柄を演じることになる。

今作について「悩むことは何もありませんでした。面白いと思った原作を、同じように面白いドラマだと思っていただけるようトライしてみたいと思いました」という玉木。「龍と周囲のアンバランスが大事なドラマだと思うので、龍なりの真面目さを大切に、まっすぐアプローチしたいと思います」と意欲を示す。

そして、「人は見かけによらぬもの』私自身、そう心がけて生活しておりますが、、、正直、接してみるまでは視覚からの情報を頼りにしてしまうこともあります(笑)。龍の見た目とは裏腹な言動に癒やされ、クスッと笑え、気軽に愉しんでいただけるドラマを目指したいと思います。主夫の極み、ぜひお楽しみに」と呼びかけた。

原作のおおの氏は「自分の初連載の作品で、描き始めた頃は、まさかテレビドラマ化するなんて考えてもみなかったので、とてもうれしく思うと同時にこんな機会に恵まれたことに感謝しています!」と喜びをコメント。「作中にはクセのあるキャラクターが多いので、どういう風に演じられるのか、一視聴者として楽しみです!」と期待を述べた。

中山喬詞プロデューサーは「今こういう世の中になっている状況で改めて読み返し、『龍のような仁義と愛にあふれているスーパー主夫を皆さんが求めているのでは』と強く感じました。閉塞感が漂う中、粋で魅力的な主人公の生き様や言動にスカッとした気分になってもらえればと思います。漢の色気と大人のカッコよさ、さらにチャーミングな一面を兼ね備えた玉木さんに龍を演じていただくことができ、“極道”と“主夫”のギャップをどんな風に演じていただけるのか今から楽しみで仕方がありません」と話している。

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