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【この記事のエキスパート】
料理研究家&食専門ライター:松本葉子

料理研究家&食専門ライター:松本葉子

紙媒体およびwebで食関連記事を執筆するほか、食物学専攻の学生時代から継続している料理研究および多くの料理人や飲食店、生産現場を取材してきた経験を生かして食品メーカーや飲食店などにレシピ提供・メニューアドバイスを行っている。


毎年2月3日に行われる節分は、豆をまいて1年間の無病息災を願うという、日本独自の風習です。数多くのメーカーからオリジナルの節分豆が発売されています。この記事では、節分豆の選び方とおすすめ商品、節分豆のアレンジ料理をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

「鬼は外、福は内!」
節分豆の選び方

日本の伝統行事でまかれる節分豆は、数多くのメーカーからオリジナルの商品が発売されています。自宅の環境や味などをふまえた、選び方のポイントを解説します。

【1】人数や場所に応じて量を選ぶ
【2】縁起がいいものを選ぶ
【3】好みの味や種類で選ぶ
【4】豆専門店で購入するのもひとつ

上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】人数や場所に応じて量を選ぶ

節分豆をまく家族の人数や、豆まきをする部屋の広さを考えてみましょう。節分豆の量は、少ないものでは60g前後、多いものでは1kgほど入っているものがあります。

少人数や広くない場所で豆まきをするのに1kgの豆を選ぶと、まききれないばかりか、食べきれずに余らせてしまう可能性も。縁起ものなので、捨てることは避けたいです。そのため、量を考えることは大切です。

【2】縁起がいいものを選ぶ

鬼を追い払い、福を招き入れるのが節分の豆まきです。節分豆として売られているものに縁起の悪いものはありませんが、より縁起を担ぎたいなら、さらにこだわるべきポイントがあります。

煎り豆タイプ

出典:Amazon

豆まきをするときは、煎り豆を使うのが一般的。理由は、まいた豆をそのまま食べるからということと、もし拾いそこねた豆があり、気づかずに芽が出てしまうと悪いことが起きると考えられていたためです。

はじめから煎ってある豆なら、自分で煎る手間も省けてらくですね。ちなみにシーズンになると節分用のパッケージの品も登場しますが、通常の豆商品も節分豆として使えます。

福豆タイプ

「福豆」というのは、神社でお祓いをしてもらった節分豆のことです。神さまの力が宿ることで、邪気を払うパワーも、幸せを呼び込むパワーもアップすると考えられています。

必ずしもお祓いしたものだけを福豆とよぶわけではありませんが、縁起を担ぐ意味でもパッケージに「福豆」と書いてあるものを選んでみるのがいいのではないでしょうか。

【3】好みの味や種類で選ぶ

まいた節分豆を後で食べることを考えると、味も重要です。から煎り大豆が苦手な人は、味つきや殻つきの落花生などを選ぶといいでしょう。

フレーバーつき節分豆

出典:楽天市場

豆の外側をコーティングしている、味つきの節分豆もあります。砂糖系の甘いものから塩系の味までさまざまなフレーバーがあるので、好みの味をチョイスするのもいいでしょう。

複数の味をミックスしたバラエティパックも売られています。

落花生を節分豆代わりに使う手も

出典:楽天市場

大豆が苦手な人は、殻つきの落花生を節分豆の代わりに使う方法があります。しかも、小粒の大豆は拾いそこねる可能性がありますが、殻つきの落花生ならカンタンに見つけられるでしょう。

床に落ちた大豆をそのまま食べるのに抵抗がある人も、試してみましょう。

【4】豆専門店で購入するのもひとつ

豆を専門に取り扱っているお店やメーカーの商品なら、品質やおいしさにも期待が高まります。国産大豆やこだわりの豆を厳選して使用していることが多いので、食の安全を気にするナチュラル派の人も、満足いく節分豆に出会えるでしょう。

豆屋さんのおしゃれなパッケージの節分豆は、プレゼントにしてもいいですね。

料理研究家のアドバイス
子どもが食べやすいものを選びましょう

【エキスパートのコメント】

節分の豆まきは子どもたちに日本文化を伝えるのに適した行事なので、子どもがおいしく食べられることを豆選びのポイントにしてもいいでしょう。そのまま食べやすいフレーバー豆のほか、シンプルなタイプを選んで豆まきした残りを料理で楽しむのもおすすめです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)