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【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー:鈴木 久美子
整理収納アドバイザー1級、クリンネスト1級、住宅収納スペシャリスト、色彩検定2級。
個人宅の整理収納サポート(お片付け)を中心に、整理収納に関するセミナー講師、Web記事も多数執筆中。「暮らしを整え、人生を豊かにする」Classy Life代表。雑誌のレポーターとしても活動し、生活を楽しくする情報を発信。
子どもがいても、狭いマンションでも、スッキリと美しい暮らしを目指しています。
熟睡できない方や、起床後の首の違和感などに悩んでいる方におすすめなのが「横向き寝用枕」。いびき対策や、快適な睡眠をサポートするアイテムです。この記事では、横向き寝用枕の選び方とおすすめ商品をご紹介。横向きに寝ることが多い人や肩が痛くなりやすい人向けの商品をピックアップしています。
横向きで寝る人にぴったりの枕
熟睡できない人や、朝起きると首や肩が痛い人、寝ても疲れが取れない人にぴったりの寝方が横向き寝です。横向き用枕を使うことで、よい寝姿勢がたもてます。
横向き寝は、さまざまな寝姿勢のなかでもとくに呼吸がしやすい姿勢だとされています。睡眠時無呼吸症候群の人やいびきがひどい人は、横寝枕や横向き寝クッションを試してみましょう。舌が落ち込み気道が狭くなる仰向き寝よりも呼吸が楽に眠れます。
横向き寝は腰に負担がかかりにくいので、腰痛が気になる人にもよい寝姿勢です。
横向き寝用枕の選び方
それでは、横向き寝用枕の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】形状
【2】高さ
【3】サイズ
【4】素材
【5】便利な機能
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】形状をチェック
横向き寝用枕はのかたちは、おもに4種類あります。それぞれのかたちを詳しく見ていきましょう。
▼オーソドックスな長方形の「標準型」
長方形のオーソドックスなかたちをした枕です。中央部分に高さがあり、頭をしっかりと支えてくれます。日本における標準サイズは約63×43cmですが、ひとまわり小さめのもの(約35×50cm)や、ホテルスタイルと呼ばれる大きめのもの(約50×70㎝)もあります。
なかの詰めものもさまざまな種類があるので、自分好みの素材が選べるのもポイント。カバーも豊富に市販されているので、好みや季節に応じてデザインや肌触り、素材などを変えてみるとよいでしょう。
▼頭をやさしく包んでくれる「くぼみ型」
中心部がくぼんでいるタイプは、横向きで寝たときの頭のおさまりがよいのが特徴です。頭をしっかりホールドしてくれるので寝姿勢がぶれず、ぐっすり眠れます。
くぼみ型の枕は、横向きで寝たときに耳がくぼみにすっぽりと納まるので、圧迫感が少なく耳が痛くなりにくいのもポイントです。ほかのタイプの枕を使うと耳が痛いという人は、試してみましょう。
▼ストレートネックの首元をサポートする「波型」
寝て起きたときに首のあたりが重だるい・頚椎症などで首が痛いという人は、首元をサポートしてくれる波型の枕を使ってみましょう。手前と奥とで高さが異なり、高い方を手前にして使います。
ゆっくりと沈み込む低反発素材でできたものが多く、首をやさしく支えてくれるため、首に負担がかかりにくいです。寝ているあいだの寝返りがしやすいのもポイントです。
▼抱き枕感覚で寝れる「L字・U字型」
妊婦さんなど、横向きで寝ることが圧倒的に多い人は、L字型やU字型の枕を使うと寝やすいです。横向きで寝たときに枕が背中までしっかり支えて、姿勢が安定しやすくなります。肩だけでなく背中にも体重がかけられるので、体重が分散するのもポイント。
ただし、枕のかたちによっては寝返りが打ちにくくなることもあります。寝返りを打ちやすくするためには、肩部分に余裕があるものや、背中に当たる部分に厚みがないものを選ぶとよいでしょう。
【2】高さをチェック
横寝枕は、仰向けで寝るための枕よりも高さが必要です。低い枕だと首と背骨が一直線にならず、体に負担がかかってしまいます。
横寝枕の高さは、背骨と頭が一直線になる高さを目安にしましょう。標準体型の人であれば、10cm程度が目安とされています。女性や小柄な人の場合は、それより少し低めを意識するとよいでしょう。
枕の素材によっては深く沈みこむものもあるので、羽毛やポリエステルの綿など柔らかい素材でできた枕を選ぶときは、少し高めのものを選んでください。
枕の高さの好みは個人差があるので、高さ選びに迷ったときは高さが調節できる枕を選ぶのもよいでしょう。
【3】サイズをチェック
枕の横幅は、肩幅を目安にしましょう。肩幅程度の横幅があれば、寝返りを打っても頭が枕から落ちることがありません。
標準体型の人なら、少なくとも50cm程度あればゆったりと眠れます。寝返りが多い人は横幅60cm程度の枕を選んでもよいでしょう。自分に適した枕のサイズを知りたいときは、実際に肩幅を測ってみてください。
【4】素材をチェック
枕を選ぶときは、素材も大切なチェックポイントです。素材によって枕の寝心地はおどろくほど変わります。
やわらかめの枕が好きな人は、フェザーやポリエステル綿、低反発素材などがよいでしょう。かための枕が好きな人は、そば殻やパイプなどが適しています。
枕は皮脂や汗などで汚れやすい寝具です。素材を選ぶときは、自宅でかんたんに洗える素材かどうかもチェックしてください。
【5】便利な機能をチェック
横向き寝用の枕を選ぶときは、そのほかの便利な機能にも目を向けてみましょう。
▼「高さ調節」できると便利
ショップなどで実際に使ってみて購入できればいいですが、ネットで購入する場合などは購入したあと実際に使ってみて初めて自分にあっているかどうかがわかります。また使っている間に高さが合わなくなってきたという場合もあるでしょう。
そんなときにおすすめなのが、自分のからだに合わせて高さの調整ができる枕です。高さの調整方法は、枕ごとにそれぞれ違い、ビーズやパイプなどのクッション材を増減させるものや調整シートを増減させるタイプなどがあります。自分にピッタリの枕を見つけたいという方は検討してみてもよいでしょう。
▼「洗濯機で丸洗い」できるかチェック
寝ている間に汗をかいたり、皮脂やアカなどが付着したりして枕は意外と汚れてしまうもの。また、寝具にはダニが生息しやすく、汗をかいたまま放置しておくとより繁殖しやすくなってしまいます。
こまめに洗濯をし清潔な状態を保つことが大切です。カバーが取り外しできるものや、丸洗いできるものなど、洗濯のしやすさもチェックするようにしましょう。
▼「耳ポケット付き」は横向きで耳が痛くなる人に
横向きで寝ると、耳に負担がかかり痛くなってしまうことがあります。耳が痛くない枕を探している人は、「耳ポケット」がある枕を選びましょう。耳にあたる部分に穴が開いているので、耳が押しつぶされることがなく快適な状態で眠ることができますよ。
エキスパートからのアドバイス
自身の悩みを解消できる形状かどうか
【エキスパートのコメント】
寝姿勢によって適している枕の形状が異なってきます。仰向け寝よりも、横向き寝には独特の形状の枕がたくさんあり、選ぶ際に悩みますよね。
まずは、ご自身の悩みを解消できる形状かどうかをチェックし、硬さなどはお好みで選ぶといいでしょう。高さを自分で調整できる枕などもありますよ。
独特の形状の場合では、市販のカバーが使えないので、替えカバーが付いているのかどうかもチェックしてくださいね。