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【この記事のエキスパート】
建築・リフォームライター/2級建築施工管理技士:皆長 佑飛
内装工事の仕事に携わり建築施工管理技士資格を取得。大型商業施設や医療機関のクリーンルーム等の他にも、戸建住宅リフォームの施工管理を務める。一般的な住宅リフォームの他にも、なかなか一般的には分かりづらい断熱や内壁、外壁のリフォームについてのアドバイスや執筆も行っています。葬儀会社で勤務経験があり、数珠の使用および仏具店への発注など深い知見があります。
また、福祉住環境コーディネーターの資格を取得し、今後も需要の高いバリアフリー住宅やリフォームについての解説や執筆等も行っております。
法事などには欠かせない数珠ですが、持ち歩くときに専用の「数珠袋」があると、数珠の紛失やキズを防ぐことができるので便利です。この記事では、そんな数珠袋を選ぶ際のポイントとおすすめの商品を紹介していきます。ぜひ購入する際の参考にしてくださいね。
数珠袋を選ぶ4つのポイント
まずは、数珠袋の選び方をみていきましょう! 留め具のタイプやサイズをよくチェックすることが大切です。 建築・リフォームライターで仏具にも詳しい皆長佑飛さんからアドバイスもいただいたので、ぜひ数珠袋選びの参考にしてください。
【エキスパートのコメント】
数珠袋は「座具」とも呼ばれています。数珠を外したときに直置きはせず、数珠の下に敷いて大切に扱います。またそうした所作は、法要や法事の席で相手の心によい印象を与えることができます。
また、数珠は法具としてお守りにもなります。携行しやすい数珠袋に入れてお守りとして持ち歩いてもよいですね。そうしたことも知っておけば、数珠袋を選ぶときにご自分のスタイルに合わせた数珠袋を選びやすくなります。
使いやすさを優先するなら
留め具のタイプをチェック
まずは、数珠袋の留め具の種類を確認しておきましょう。
かんたんに開閉できる「面ファスナー」タイプ
かんたんに開閉できる数珠袋を探している方は、留め具に「面ファスナー(マジックテープ)」が採用されているタイプを選ぶとよいでしょう。比較的リーズナブルな価格なものが多く、お子さまでも使いやすいのが魅力です。
ただし、面ファスナーは開閉時に「バリバリ」と音が鳴ってしまうので、数珠の取り出しに気をつかうというデメリットがあります。
音が立たない「マグネット」タイプ
面ファスナータイプと同じく、かんたんに開閉できるマグネットタイプです。留め具は磁力によって閉じられるため、開閉時に音がしないというメリットがあります。
数珠を取り出すときに、あまり大きな音を立てたくないという方や、大きな音を立てられないようなシーンで使う場合には、留め具にマグネットが使われている数珠袋を選択してみてください。
しっかりと留まる「ファスナー」タイプ
開閉のしやすさよりも数珠袋の中身が落ちてしまうのが心配という方は、「ファスナータイプ」の留め具がおすすめです。
ただし、房がついているタイプの数珠は、房がファスナー挟まってしまうことあるので、扱いには注意が必要です。また、ファスナーが壊れてしまった場合には、数珠袋が使えなくなるというデメリットもあります。
シンプルな「フック」タイプ
数珠袋のひもなどをフタのツメにひっかけて閉じるタイプです。構造がシンプルなので使いやすく、開閉時に音がする心配もありません。壊れてもかんたんに直せるというメリットもあります。
フックタイプは、ほかの留め具よりもはずれやすいというデメリットがあるので、使うときは数珠袋の中身が落ちないように注意しましょう。
収納力にすぐれた「巾着」タイプ
ひもを調節して開閉する「巾着タイプ」は、開口部や袋の内部がゆったりとしているので、ほかのタイプよりも収納力があります。数珠と一緒に経本などを収納して持ち歩きたいという方は、巾着タイプがおすすめ。
ただし、巾着タイプは開口部が広いため、きっちり閉じるのは難しいというデメリットがあります。
見た目を重視するなら「バネホック」タイプ
金属のホックをパチンと留めるタイプです。開閉がかんたんで大きな音もしないので、使いやすさで選びたいという方にも適しています。
巾着やフックタイプの数珠袋よりもしっかりと閉められるため、中身が落ちる心配もないでしょう。見た目にもおしゃれなバネフックは、デザイン重視で数珠袋を選びたいという方にもおすすめです。
「略式数珠」がおすすめ
本式の数珠や男性用に使うなら、ゆとりあるサイズを
一般的な「略式数珠」は女性用よりも男性用のほうが大きいので、男性が数珠袋を選ぶ場合には、マチがあるタイプや、ゆったりとした巾着タイプを選ぶといいでしょう。
なお、宗派によって異なる「本式数珠」は使われている珠の数が多く、通常サイズの数珠袋には入らないことがあるので、大きめの数珠袋を選ぶようにすると安心です。
紐の量が多い房がついた数珠向け
房のついた数珠には房カバーがあるタイプを
房がついている数珠は房に「くせ」がついてしまう可能性があります。また紐の量が多く房がついた数珠は、一般的な数珠袋に入れるときれいにまとまらず、収納が難しくなることも。専用の房カバーがついている数珠袋を選びましょう。
また、数珠袋と房カバーの色がそろっている数珠袋を選べば、統一感の演出も可能です。
宗派紋が入ったものなら
宗派を確認して選ぶ
数珠袋のデザインや色は、宗派によって決まっているわけではありません。ただし、数珠袋によっては、宗派ごとに異なる「宗派紋」がデザインされていることがあります。
宗派紋が入った数珠袋を選ぶ場合には、事前に家の宗派を確認しておくといいでしょう。宗派が気にならないという方は、使いやすさ重視で選んでも問題ありません。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)