2020年冬、NHK総合テレビで放送予定のアニメ『アーヤと魔女』より、作品のキービジュアルおよび場面カットが公開された。

本作は、自分が魔女の娘とは知らずに育った少女アーヤが、ある日、奇妙な家に引き取られ、そこで意地悪な魔女と暮らすことになったことから始まる物語。前作『山賊の娘ローニャ』で国際エミー賞を受賞した宮崎吾朗が、スタジオジブリの最新作となる長編アニメーションとして手掛ける。

また、本作は今月3日(水)にカンヌ国際映画祭が発表した「オフィシャルセレクション2020」56作品の1作として(アニメーション映画は4作が選ばれ、そのうちの1作)選ばれたが、それを受けて宮崎吾朗監督から寄せられたコメントもあわせて紹介しよう。

◎監督:宮崎吾朗のコメント
今、僕たちの国では、大人ばかりが多くて、子どもの数が少ないです。
その少ない数で沢山の大人を相手にしなければいけないから、今の子どもたちは大変だろうな。
そんなことを考えているときに僕はアーヤに出会いました。そして、「そうか、そうすりゃ良いのか!」と思ったのでした。
アーヤが面倒くさい大人たちを相手にどうするか?それはどうか『アーヤと魔女』をご覧になってください。
憎たらしいけど、可愛い僕らのアーヤが、子どもたちを勇気づけ、大人たちを元気づけてくれることを、心から願っています。

アニメ『アーヤと魔女』は、2020年冬、NHK総合テレビにて放送予定。

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