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【この記事のエキスパート】
ソムリエ/フランスチーズ鑑評騎士:福田 友一

ソムリエ/フランスチーズ鑑評騎士:福田 友一

ホテル、レストランでソムリエの修業を積み、株式会社フェルミエ入社。
ワインショップ勤務を経てチーズとワインの専門店「ランス」開業。
店内でチーズとワインを楽しんだり、購入する事も可能です。

シュヴァリエ・デュ・タストフロマージュ(フランスチーズ鑑評騎士)
セル=シュール=シェール大使叙任
日本ソムリエ協会認定ソムリエ


フランスワインは、スーパーで買える安いものから格付けの付いた高級なものまであります。赤・白・シャンパーニュ・ロゼなど、種類もさまざまです。この記事では、フランスワインの選び方とおすすめ商品を紹介。価格帯が低いけれども高品質なワインもピックアップしています。

フランスワインの特徴と魅力とは?

ワインの生産が盛んな国の一つとして、フランスを思い浮かべるのではないでしょうか? ワイン造りに適した広大な土地を持っています。フランスのワインの生産量は、イタリアに次いで2位。フランスワイン最大の特徴は、各産地の個性を生かした味わいです。

フランスのワインは、赤・白・シャンパーニュ・ロゼなどさまざまな種類があり、フランス全土にその産地があります。その品質は「AOC(※)」という判断基準により、土地それぞれの特徴を生かしながら造ることを約束されており、こまかい基準をクリアしたもののみが商品ラベルに正式名称を記載できる厳しい品質管理がなされています。

たとえば、「シャンパン」というラベルがある商品は、シャンパーニュ地方で伝統的な製法で作られた発泡酒ワイン。なんでもかんでも、発泡酒ワインを「シャンパン」とは名乗れないようになっています。

(※)AOC:Appellation d'Origine Controlee(原産地呼称)。フランスワインの造酒において、産地の個性と品質を守る法律。

フランスのワインは高級ばかりで手が届かない⁉

そのような厳しい基準をクリアしたワインたち、高いんじゃないの? と思うかもしれません。実際、「ロマネコンティ」や「ペトリュス」という高級ワインが超有名。高級ワインこそ、フランスワインでしか味わえない魅力的な銘柄がそろっているのも事実です。

しかし、フランス人は日常からワインを楽しむ国風があり、日常飲酒としてのワインもまた身近にあるのです。なので、価格帯が低いのに高品質なワインも多数販売しています。

本記事では、1,000円以内で買えるワインから15,000円ほどの価格帯商品をご紹介!

フランスワインの選び方

ここではフランスワインの選び方についてご紹介していきます。あなたに合うワインはどんなものなのか一緒に探し出してみましょう。ポイントは下記。

【1】認証マークの有無で選ぶ
【2】産地から選ぶ
【3】生産者から選ぶ
【4】ブドウの品種にも注目!
【5】価格帯で選ぶ

上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】認証マークの有無で選ぶ

ワインの中でもフランスワインは高品質なもので溢れています。前述したように、「AOC」があることが理由です。これは、簡単にいえば、ワインの産地ごとの個性を守るための法的な規制です。

「AOC」の表記があるフランスワインはブドウの栽培方法・品種・醸造方法などそれぞれの特性が一定の基準をクリアしていることになります。つまり、品質の保証がされているということなのでこの認証マークをもとにワインを選ぶと間違いはないでしょう。

【2】産地から選ぶ

フランスワインは生産地によって風味・香り・合う料理が異なります。ここでは、代表的なボルドー・シャンパーニュ・ブルゴーニュ・プロヴァンスの4つの地域で作られるフランスワインの特徴をそれぞれご紹介しましょう。

濃厚で重厚感のある「ボルドー産」

YVON MAU(イヴォンモー)『ベスト・ボルドー・クオリティ』:

出典:Amazon

赤ワインでよく知られているのがボルドー産。ボルドー産の赤ワインは濃厚で重厚感のある味わいが特徴です。「AOC」マークのついているワインの1/4を占めるほど高品質なワインを数多く生産しています。

ボルドー産の赤ワインは赤身肉や仔羊肉などのステーキといった料理との相性が抜群です。

良質なワインがそろう「ブルゴーニュ産」

ブルゴーニュ地方では世界有数のブランドを確立していることから「ワインの王様」と呼ばれています。世界でとくに高価なワインを生み出すのが単一畑。単一畑とは良質なワインを造る畑のことで、代表的なものに「ロマネ・コンティ」があります。

また、日本でも名の知れているワインでいうと、毎年11月の第3木曜日に解禁される「ボジョレー・ヌーボー」は一般的に複数の畑の混醸のものが多いですが、ブルゴーニュ地方でできるもののひとつです。

ロゼワインといえば「プロヴァンス産」

SUNTORY(サントリー)『エスプリガシエ コート・ド・プロヴァンス』:

出典:Amazon

プロヴァンス地方は地元のフランス人でも観光に行く、地中海に面した観光名所です。ロゼワインのおもな生産地としても知られています。ロゼワインは辛口のものが多く、澄んだ色のフルーティーな味でフレッシュな香りが特徴です。

よく冷えたプロヴァンスワインはチーズやサラダとの相性がよく、食前酒として楽しまれることも多いです。地中海に面している地方で造られたワインなので、新鮮な魚介類と食べるとよりおいしさを感じられるでしょう。

シャンパンと唯一名乗れる「シャンパーニュ産」

モエ・エ・シャンドン『モエ アンペリアル』:

出典:Amazon

スパークリングワイン=シャンパンと思われがちですが、実はシャンパンと名乗れるワインはこのシャンパーニュ地方でつくられたもののみです。シャンパーニュ地方は季節により気温の変動が激しいため、異なるワイン原酒をブレンドするなどして品質を一定に保つ工夫がされています。

フランス料理に合うのはもちろんのこと、スペイン料理のタパスや日本料理などさまざまな料理に合うので食通の方におすすめのワインです。

【3】生産者から選ぶ

ブドウの栽培から瓶詰めまでをおこなう生産者のことをボルドー地方は「シャトー」、ブルゴーニュ地方は「ドメーヌ」と呼んでいます。

「ドメーヌ」はひとつの畑を数人でもつ生産者

ドメーヌはもともとフランス語で「所有地」や「区画」といった意味があり、ひとつの大きな畑を複数人で分けて使われている点が特徴です。同じ畑であっても生産者によって醸造や栽培などの方法が違うので、お気に入りのワインが見つかったらドメーヌの名前もチェックしておきたいですね。

「シャトー」は城のような広大敷地を持つ生産者

シャトーはフランス語で「城」という意味で、お城のような広大な敷地でワインを造っているところに由来しています。第1級格付けの5大シャトーのワインは高級でありワイン好きからも一目置かれる銘柄です。

【4】ブドウの品種にも注目!

ワインの主原料であるブドウによって味や香りは変わるので、ブドウの品種に注目してみるのもひとつの選択手段。赤ブドウの「シラー」や「ピノ・ノワール」、白ブドウの品種として知られている「シャルドネ」など種類はさまざまです。ブドウの品種であなた好みのワインを探してみるのもいいですね!

カベルネ・ソーヴィニヨン|カシスのような香りと凝縮した果実味

「黒ブドウの王」とも呼ばれる赤ワイン用ブドウ品種、カベルネ・ソーヴィニヨン。フランスのボルドー地方をはじめ、アメリカやチリ、オーストラリアなど、世界各地で栽培されている品種です。一般的にカベルネ・ソーヴィニヨンのワインは、カシスのような香りと凝縮した果実味、しっかりとした酸味と渋みを特徴としています

ピノ・ノワール|イチゴやチェリー、バラのような香り

赤ワイン用ブドウ品種のなかでも人気の高いピノ・ノワール。フランスのブルゴーニュ地方をはじめ、南北アメリカやニュージーランドなど、世界各地で栽培されている品種です。一般的にピノ・ノワールのワインにはイチゴやチェリー、バラのような香りがあり、熟成が進むとトリュフやなめし皮、紅茶のような複雑な香りもあらわれます。また、比較的渋みの穏やかなワインになるのも特徴です。

メルロー|シルクのようなタッチの、なめらかで豊満な舌触り

フランスのボルドー地方、とくにポムロール地区やサンテミリオン地区を含むドルドーニュ川右岸の一帯は、シルクのようなタッチの、なめらかで豊満な極上のメルローワインを生み出します。

また、イタリアのメルローのワインは果実のアロマが豊かになる傾向があり、アメリカ産のものは果実の凝縮感が強くてふくよかな味わいが多く、国産のものはやはり和食と相性がよいのが特徴です。

シラー|スパイシーな風味は控えめ。果実味が豊かで、濃密な力強い味わい

フランスのローヌ地方のシラーのワインには、スパイシーな風味が前面にあらわれた、芳醇で芯のしっかりとした味わいのものが多いです。オーストラリアのシラーズのワインは、ローヌのものに比べるとスパイシーな風味は控えめ。果実味が豊かで、濃密な力強い味わいになる傾向があります。このように産地ごとに異なるワインの味わいの特徴から選ぶというのもおすすめです。

シャルドネ|辛口のなかに感じる渋みと甘み

フランスのブルゴーニュ最北部の地名がついた「シャブリ」はシャルドネワインのなかでも飲み口がキリっとしているのが特徴です。辛口に仕上げられていますが、上品な香りもあり、うまみが詰まっています。

ソーヴィ二ョンブラン|柑橘系の香りに、独特のハーブのような香り

フランス、ボルドー地方を原産とするブドウの品種ソーヴィニヨンブランでつくられた白ワインは、レモンやグレープフルーツのような柑橘系の香りに、独特のハーブ香が加わったような清涼感のある香りと、シャープな酸味とさわやかな味わいが特徴となります。

【5】価格帯で選ぶ

ワインの価格帯には大きな差があります。普段お家でワインを楽しみたいというときや、お祝いごとの日には特別なワインを飲みたいときなどさまざまなシュチュエーションに合わせてワインを楽しみましょう。

お手軽に飲むなら「3,000円以下」のワインで十分

ルイ・シャド『ボージョレ ヴィラージュ コンボー ジャック』:

出典:Amazon

ふだんからお家でワインを飲むのであれば安めのものにしてみるのもいいですね。最近では3,000円以下とは思えないような、高品質なワインが販売されています。

「ワインを飲んでみたいけれどどんなものを選べばいいか分からない」「まずはお試しで飲んでみたい!」という方には挑戦しやすい価格帯でしょう。

プレゼントにするなら「5,000円〜10,000円」のワインを

「ワインの安さよりもネームブランドでワインを選びたい」「最初は名前を聞いたことのあるワインを試してみたい!」という方には、5,000円〜10,000円のワインがおすすめです。

ネームバリューがある少し高めのワインは、名が知られているだけあって比較的多くの人の口に合うワインなのがポイントです。友達や家族にプレゼントするのもいいでしょう。

特別な日には「10,000円以上」のワインを

モエ エ シャンドン『ドン ペリニヨン ヴィンテージ』:¥ 35,999 ( 2022年11月25日時点 )

出典:楽天市場

なかなか手の出にくい価格の高級ワイン。ふだんは飲まないけれど、お祝いごとや目標を達成できた日などの特別な日のために選んでみるのがいいでしょう。価格の高いものはそれだけ品質のいいものやこだわりのあるものなので、フランスワイン初心者が飲んでみても違いが分かるはずです。

たまには希少価値の高さやブランド力など高価格帯のワインにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)