BIGLOBEは6月11日、「withコロナに関する意識調査」の結果を発表した。調査は5月26日~27日、社会人として働く全国の20代~60代の男女1,000名を対象にインターネットで行われた。

  • 新型コロナウイルス流行の第2波・第3波を想定し準備していること

    新型コロナウイルス流行の第2波・第3波を想定し準備していること

緊急事態宣言の解除後に、「あなたは今後新型コロナウイルス流行の第2波、第3波が発生した場合、緊急事態宣言の発出をしてほしいと思いますか?」と質問したところ、9割弱が「(やや)そう思う」(85.5%)と回答した。

そこで、新型コロナウイルス流行の第2波・第3波を想定し、準備していることを教えてもらったところ、「マスクや消毒用品の備蓄」(50.5%)が最多に。次いで「生活資金の確保」(34.4%)、「食料品の備蓄」(27.3%)、「支出の見直し」(26%)と続いた。また、外出自粛を想定し、「自宅のインターネット環境の整備・強化」をするという人も12.1%見られた一方で、特に準備をしていない人も24.8%いることがわかった。

また、新型コロナウイルス流行を経験後の各業種やサービスがどうなると思うかを尋ねたところ、「今後利用が増える」と回答した人の割合が高かったのは、「映像・動画配信」(50.5%)と「通信販売」(47.7%)。

一方、「今後利用が減る」と考える人が最も多かったのは「劇場」で68.8%。次いで「コンサート」(68.4%)、「旅行」(68.2%)、「ジム・フィットネス」(67.4%)、「映画館」(67.2%)と続き、密になりやすく、不特定多数との接触の可能性があるもの、特に芸術分野での利用減少を予測する人が多い結果となった。