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【この記事のエキスパート】
住生活ジャーナリスト:藤原 千秋
木質プレハブ系大手住宅メーカー営業職出身。
主に住まい・暮らしまわりの記事を専門に執筆して約20年。企画、広告等多様な業務に携わる。
TBS系『マツコの知らない世界』に1000種類の掃除グッズを試した主婦として出演。
プライベートでは三女の母。
華やかで高級感のあるベッドをお探しの方必見!本記事では、天蓋付きベッドの基礎知識と選び方、そしておすすめ商品をご紹介。華やかで可愛らしいタイプや、高級感のあるシンプルタイプまで紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
天蓋付きベッドとは
天蓋(てんがい)付きベッドとは、ベッドに蓋(ふた)のような形でカーテンが取り付けられたベッドのこと。
もともとは、中世ヨーロッパの貴族が使用していたベッドです。当時は、寝室という文化がなく、お城の居間にそのままベッドが置かれていました。そんな環境下でプライベート空間を確立するために、カーテンをつけた結果、天蓋付きベッドが生まれたのです。
現在では、高級感のある雰囲気を醸し出したり、ベッドに虫は入ってこないようにする役割などから、根強い人気のある商品となっています。
天蓋付きベッドの選び方
それでは、天蓋付きベッドの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】サイズ
【2】天蓋が取り外し可能か
【3】デザイン
【4】取り付け方法
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サイズをチェック
天蓋付きベッドを正しく設置するには、サイズをしっかりと確認して選ぶ必要があります。
天蓋が付いている分、通常のベッドよりも高さが必要になるので、事前にサイズをチェックしておきましょう。高さがある家具を置くと、部屋が狭く見えることがあります。部屋に置いたときのイメージをシミュレーションしながら選ぶと、失敗が少なくなりますよ。
【2】天蓋が取り外し可能かチェック
長く使っていきたいなら、天蓋が取り外しできるタイプがおすすめ。
天蓋は小さな子どもなら喜ぶことが多いですが、大きくなると天蓋がいらないと感じてしまう人もいます。天蓋を取り外せるタイプなら、成長に合わせて外すことができるので、大人になってもベッドを使い続けることができますよ。
また、天蓋の取り外しができれば、かんたんに部屋の模様替えができて雰囲気を変えることができます。
【3】デザインをチェック
せっかく天蓋付きのベッドを購入するなら、デザインにもこだわってみてください。
たとえば、あこがれの可愛いお姫様ベッド風をイメージするのであれば、天蓋がゴージャスなものを選んでみましょう。ベッドカバーなどもピンクや花柄にするとよりお姫様ベッドの雰囲気がでるでしょう。
男性女性問わず、人気が高いのはアジアンテイストです。人気のリゾート風、バリ風の天蓋付きベッドにアジアン家具を合わせれば、リゾートホテルのような寝室に仕上がります。ほかにも和風や黒などでシンプルに統一するテイストも人気が高いです。
天蓋付きベッドはさまざまな種類が発売されているので、まずはどんな部屋に仕上げたいのかをイメージしてからベッドを選ぶのがおすすめです。毎日ベッドルームに入るのが楽しみになるような、気分があがるデザインのものを見つけてみましょう。
【4】取り付け方法をチェック
天蓋カーテンはついついデザインや柄優先で考えてしまいがちですが、ベッドサイズに合わせてカーテンの幅を考慮しておかないといけません。サイズが合わないと寝ているからだにカーテンがかかって寝づらいなんてことも。
また天蓋カーテンの取付け方法も確認ポイント。主に「4点吊り下げタイプ」と「1点吊り下げタイプ」の2種類の取り付け方法にわかれます。それぞれ異なる特徴を持っているので、チェックしておきましょう。
▼天井に穴を開けたくないなら【4点吊り下げ】タイプ
4点吊り下げタイプは、ベッドを四角に囲うような形で取り付けるタイプのことです。ベッドにカーテンがかかりにくいので、眠りを妨げにくいですよ。工夫してポールを使って設置すれば、天井に穴を開けずに設置できます。
▼【1点吊り下げ】タイプなら直径が大きいものを
1点吊り下げタイプは、円型の天蓋を1点で吊り下げるタイプのことです。カーテンがベッドにかかり、まるでお姫様のベッドのような見た目になります。
天蓋のサイズが小さすぎるとカーテンが体にかかってしまうこともあるので、1点吊り下げタイプを選ぶときには天蓋のサイズをしっかりとチェックしましょう。なるべく直径が大きめのものを選ぶといいですよ。
▼取り外しの簡単な【ポール】タイプ
初めから、ベッドフレームとポールが一体化となっているタイプです。取り外し可能なタイプが多く、
取り外せば、普通のベッドとして利用ができます。
とくに賃貸などでは、フックで吊るすタイプだと場合によっては退去するときに、修繕費がかかってしまうことも。天蓋とベッドが一体化しているタイプなので、壁を傷付けることなく、カーテンをかけることが可能です。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
天蓋付きベッドは、数多(あまた)の家具のなかでもかなり趣味性の高い存在ですが、カーテンの選び方やかけ方によっては、夏場のモスキートネットとしての効用も期待できるなど、実用性の面でも注目できる商品です。
ただ、どうしてもサイズが大きく、住まいの条件との折り合いが必要になってくるので、購入の際には搬入、設置に際しての注意が不可欠です。