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【この記事のエキスパート】
温活料理研究家/管理栄養士:渡辺 愛理

温活料理研究家/管理栄養士:渡辺 愛理

大学卒業後、病院・介護老人保険施設での勤務を経て、フリーランス管理栄養士となる。

自身が冷え性に長年悩んできた経験から、冷え性に悩む方への食事カウンセリングや料理教室講師をメインに、その他レシピ開発やコラム執筆、栄養士さん向けWebライター講座を行っている。


管理栄養士の渡辺愛理さんと編集部が選んだおすすめのアロエベラジュースを紹介します。体にうれしい効果があると期待され、話題のアロエベラジュース。アロエベラに含まれている多くの成分が美容でも注目されています。

アロエベラとキダチアロエの違い

アロエの商品のなかにはアロエベラとキダチアロエ、ケープアロエのものがあります。なかでもジュースに活用されているのがアロエベラとキダチアロエ。見た目にも違うこの2種類のアロエは、それぞれ成分も生息地域も異なります。

このふたつについて違いを見ていきましょう。

アロエベラ

アロエベラは地面から直接葉が生えている、遠目には花のような形のアロエです。現在の主産地はアメリカの乾燥地帯で、大きく、根元の葉肉の厚さは3cm、幅は10cmほどのものもあります。

厚い葉肉の内部はゼリー状で、ムコ多糖類を多く含んでいます。

キダチアロエ

キダチアロエは日本でもよく見かける種類です。キダチアロエのキダチとは「木立」のこと。まるで木の幹から枝が広がるように、葉がついているところからこの名前がつきました。

アロインが多く含まれ、苦味があります。日本ではメジャーなキダチアロエですが、世界的にはめずらしく、日本と中国の一部のみで生息しているアロエです。

アロエベラの栄養成分と効果

アロエベラジュースにもいろいろありますが、試してみたい商品は見つかりそうでしょうか。飲みやすさ、栄養、コストなど、いろいろな面から自分に合ったものを選びましょう。アロエベラには多くの成分が含まれているので、よりこだわりたい方は成分にも注目してみてはいかがでしょうか。では次に、どのような成分があり、どんな働きがあるかを見てみましょう。

ムコ多糖類は肌にうれしい保水性がある

よく肌のケアにヒアルロン酸、関節にグルコサミンなどの成分が挙がりますが、これもムコ多糖類。ムコ多糖とはある条件がそろった多糖類の総称です。ネバネバしていて山芋などにも多く含まれます。

ムコ多糖類は保水性の高さがうれしいポイント。からだが若々しく保てると期待されています。日焼けのあとの肌ケアにもいいでしょう。

ミネラルやビタミン類も豊富

ミネラルやビタミンが豊富なのもアロエベラの特徴です。カリウムや鉄分、カルシウムなどのミネラル、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンEが含まれています。

なかでもビタミンEは抗酸化作用があり、年齢ケアにも役立つビタミン。さらにアミノ酸などの成分も含む豊富さがアロエベラの魅力です。

アロエベラジュースを飲むときの注意点

アロエベラの成分は取れば取るほどいいというわけではありません。たとえば、アロインは皮に含まれているため、皮を除去すればかなり減ってはいますが、それでも摂取しすぎることで、子宮収縮することがあります。

これは妊娠中の女性には流産の危険性がともなうということで、摂取には注意が必要です。また月経中の女性も、出血が激しくなる可能性もあります。少量であればよいものも、取りすぎることで害となることもあるので、気をつけておきましょう。

管理栄養士の渡辺愛理さんに取材!
アロエベラジュースの選び方

管理栄養士の渡辺愛理さんのアドバイスをもとに、アロエベラジュースの選び方を紹介します。ポイントは下記の3つ。

【1】ジュースのタイプや原材料で選ぶ
【2】産地を確認
【3】半月で飲みきれる量を購入する

上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に自分に合うアロエベラジュースを選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。

ジュースのタイプや原材料で選ぶ

原材料がアロエベラ100%の商品が望ましいですが、アロエベラジュースは青臭いため、ぶどうジュースなどが加わるなど、甘くするための甘味料が入っているものも多くあります。なかには防腐剤が入っているものもあるので選ぶ時には成分表示をしっかりチェックする必要があります。

また、ストレートで飲むタイプ以外にも、水や炭酸などで希釈するタイプ、葉肉入りで食感が楽しめるタイプもあります。お好みのアロエジュースを探してみてくださいね。

産地を確認しよう

アロエベラの原産国はアフリカ大陸です。現在ではその成分が体にいいことに着目され、世界中で栽培されています。そのため、購入時には原材料の生産国をチェックしておきましょう。

防腐剤を使わないためには、輸送が短時間であることが重要です。したがって、近隣で収穫、生産されることが、フレッシュなアロエベラジュースといえる目安になります。そう考えると、国内生産加工の商品がよいと考えられます。

半月で飲みきれる量を購入しましょう

出典:Amazon

アロエベラジュースの多くはフレッシュな生ジュース。また成分のことを考えても、早めに飲みきるほうがいいでしょう。また、開封後は冷蔵庫で保管する必要があり、あまり多くの量をまとめて買わないほうが新鮮なものを口にできます。

一度に買う量は半月で飲みきれる程度がおすすめです。スタートは30ml程度から飲みはじめるものが多いので、参考にしましょう。

管理栄養士からのアドバイス

【エキスパートのコメント】

アロエベラジュースと言っても、原材料がアロエベラだけの商品を選べばいいだけではありません。なぜなら、アロエベラ単体では青臭くて飲みにくいためです。一般的にはぶどうジュースを加えて割るなどして、味が調えられています。

また甘味料が含まれるものも多いです。なかには防腐剤が入っているものもあるので、必要以上に添加物が含まれていないかどうかにも注意が必要です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)