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【この記事のエキスパート】
元歌舞伎役者・JSA認定ソムリエの数寄monoライター:杉浦 直樹(スギウラ ナオキ)

元歌舞伎役者・JSA認定ソムリエの数寄monoライター:杉浦 直樹(スギウラ ナオキ)

コピーライター、歌舞伎役者、シトロエンのトップセールス、支配人兼ソムリエとしてフレンチレストラン経営、モノ系雑誌の編集ライターを経て現在好事家フリーライター。

編集時代は文房具やスーツケース、ガジェットなどに関するコンテンツを多数担当。

またブルゴーニュとシャンパーニュの「古酒」専門フレンチレストラン、オーセンティックなカウンターBarを経営していたため、ワインはもちろん、スピリッツ・リキュール・日本酒・焼酎にも造詣が深い。


ストレートやショット、ロック、カクテルなどいろんな飲み方を楽しめるウォッカ。一般的に度数は40度程度と高めですが、クセがないため飲みやすいでしょう。この記事では、ウォッカの選び方とおすすめ商品を紹介しています。おいしい飲み方・割り方も解説。

クセがなくまろやかですっきり
ウォッカとジンの違いは

出典:Amazon

ウォッカは、ジン・テキーラ・ラムと合わせて4大スピリッツ(蒸留酒)といわれています。大麦や小麦、トウモロコシ、ジャガイモなどが原料で、ロシアや北欧などで多く製造されているお酒です。

蒸留する際に白樺の活性炭を使ってろ過するため、クセがなくまろやかですっきりとした味わいが特徴。そのため、カクテルベースとして使われることも多くあります。

また、ウォッカは平均40度くらいとアルコール度数が高いお酒で、なかには90度以上のものもあります。ジンとウォッカは、製造過程において違いがあり、それが香りや味の違いとなって表れてきます。

飲み方にわけて選ぶ
ウォッカを選ぶときのポイント

まずはウォッカの選び方をチェックしていきましょう。ポイントは下記。

【1】ウォッカの種類で選ぶ
【2】飲み方で選ぶ
【3】初心者は低めの度数で選ぶ
【4】原料や製法をチェック
【5】原産地で選ぶ

上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。JSA認定ソムリエの数寄monoライター・杉浦直樹さんのアドバイスもご紹介しているので、参考にしてください。

【1】ウォッカの種類で選ぶ

ウォッカにもピュアウォッカとフレーバードウォッカと呼ばれるタイプの種類があります。自分が求める好みのタイプを選んでくださいね。

ピュアウォッカ

出典:Amazon

ピュアウォッカは、水のように透明でアルコール以外の味や香りがないウォッカです。お酒の上級者は本来の味を楽しむストレートやロックなどの楽しみ方もできます。

フレーバーウォッカと違って、風味がないのでカクテルベースとしてはぴったりです。個性のなさが馴染みやすさを生み出しています。

フレーバードウォッカ

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フレーバードウォッカは、ピュアウォッカをベースにハーブ・フルーツ・香辛料などを浸したり、人工甘味量を添加してつくられた香り豊かなウォッカです。

アルコール度数が40度以下のものが多く、ソーダで割るなどお酒が苦手な方にも飲みやすくアレンジできます。

【2】飲み方で選ぶ

ウォッカにもストレートやロックなどの飲み方の他にカクテルにしたり、果実に漬け込んで果実酒といった楽しみ方もできます。自分に合った飲み方を探してみてください。

ストレート

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ウォッカをストレートで飲む場合は、アルコール度数が40度前後のタイプを選びましょう。クセのないまろやかな味わいを楽しみたいのであればシンプルなピュアウォッカが、フルーツやハーブの香りを感じたいのならフレーバードがおすすめです。

また、ウォッカはアルコール度数が高く凍りにくいため、冷凍庫で冷やすととろみを感じる口当たりに仕上がります。

ロックやソーダ割り

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ロックやソーダ割りでウォッカを楽しむなら、フレーバードを試してみましょう。ロックの場合フルーツやハーブの味と香りを、氷を溶かしながらじっくり楽しむことが可能です。

一方、ソーダ割りなら炭酸がはじけるときに合わせて香りを堪能でき、夏など気温が高い時期に清涼感を得られます。フレーバードでも味や香りに種類があるため、好みのテイストで選んでみてください。

カクテル

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カクテルづくりには、ピュアウォッカ、フレーバードウォッカどちらも適しています。ピュアウォッカは余分な味や香りがないため、トニックウォーターで割ったシンプルなカクテルやフルーツジュースで割ったカクテルなど、さまざまなカクテルのベースとして活躍します。

一方、フレーバードウォッカの場合は、風味がより強調されたカクテルや変わり種のカクテルがつくれます。

果実酒

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ウォッカはクセや雑味がないため、果実本来の味を引き立ててくれます。そのため果実をお酒に漬けてつくる果実酒にもピッタリです。アルコール度数が96度と高く有名な『スピリタス』は、ストレートやロックだと体への負担が大きいですが、果実酒なら美味しく味わうことができます。

定番の梅のほか、リンゴやメロンなど、店舗では買えないような果実酒(酒税法の懸念があるためぶどう類以外)に挑戦してもいいでしょう。

【3】初心者は低めの度数で選ぶ

出典:Amazon

ウォッカはアルコール度数が高いお酒として有名ですが、初心者がいきなり高い度数のウォッカを飲むのは避けましょう。平均が40度とされているので、40度を下回るアルコール度数から探してみてください。

また、ウォッカはクセや雑味が少ない分、アルコール本来の香りが強く感じるケースもあります。その場合は、フレーバードなどフルーツやハーブで味と香りづけしたタイプを楽しんでから、ピュアウォッカや高アルコールのウォッカを試してください。

【4】原料や製法をチェック

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ウォッカの原料は、穀物で大麦や小麦などが使用されています。国や地域によってはじゃがいもやフルーツが使われている地域もあります。これらを発酵させ、連続式蒸留機でスピリッツを作り、水で割り、白樺の炭層でろ過されています。

銘柄によって蒸留の回数も異なるので回数によって味わいも変わってきます。回数が多いほどアルコール度数も高くなる仕組みとなっております。

【5】原産地で選ぶ

出典:Amazon

ウォッカといえばロシアやウクライナなどの北の地域が有名ですが、国や地域によって味わいやクセにも変化を感じさせることができます。

日本で高い人気を誇る『スミノフ』は、ロシアで生まれたウォッカで、今では世界でトップクラスの地位を保持しています。クセがなく飲みやすいです。

JSA認定ソムリエの数寄monoライターからのアドバイス

【エキスパートのコメント】

ウォッカというとアルコール度数の高いキツいお酒、というイメージがあります。しかし実は、ジン、テキーラ、ラムなどのほかのスピリッツ(蒸留酒)よりもクセが少なく、アルコールがあまり得意でない方にも飲みやすいです。またクセが少ないためカクテルのベースとしてもぴったり。

オレンジジュースで割ったスクリュードライバーやグレープジュースを加えて軽くステアしたソルティドッグなどが有名です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)