JR東海は3日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で運休した700系最終走行列車「『ありがとう東海道新幹線700系』のぞみ号」で贈呈する予定だった乗車記念品の引渡しを6月19日から開始すると発表した。
この列車は3月8日に運転予定だったが運転を取りやめ、関連イベントも中止に。運転当日に贈呈する予定だった乗車記念品については、準備が整い次第、引渡しを行うとされていた。今回の発表により、当該列車のきっぷ(特急券部分)を持っている人、またはエクスプレス予約・スマートEXで予約してきっぷを受け取っていない人は、駅窓口もしくは郵送で乗車記念品ができることとなった。
駅窓口での引渡しは6月19日から9月30日まで。東京駅八重洲北口、品川駅新幹線のりば(北口)、新横浜駅新幹線のりば(東口)、名古屋駅新幹線のりば(北口)横、新大阪駅新幹線中央口正面の各きっぷうりばと、京都駅新幹線八条口精算所で行う。受取りの際、当該列車のきっぷを持っている人は各窓口に提示して確認してもらう。インターネット予約で購入し、きっぷを受け取っていない場合は、会員本人の名前と会員ID、名前が確認できる身分証などを提示する必要がある。
郵送での受取りを希望する場合は、JR東海ウェブサイトからダウンロードできる「郵送専用申込用紙」に必要事項を記載し、当該列車のきっぷ(特急券部分)とともに簡易書留で送付する。
インターネット予約で購入し、きっぷを受け取っていない人が郵送での受取りを希望する場合は、会員本人がエクスプレス予約カスタマーセンターまたはスマートEXカスタマーセンターに連絡して手続きを聞くこととなっている。郵送受取りの場合はいずれもゆうパックの着払いで届く。