GVは6月3日、キャッシュレス・ポイント還元事業に関する満足度や決済変化に関する調査結果を発表した。調査は5月23日~27日、20代~60代の男女1,000名(男性33.3%/女性66.7%)を対象にインターネットで行われた。

  • キャッシュレス・ポイント還元事業終了後の決済支持率

    キャッシュレス・ポイント還元事業終了後の決済支持率

6月末に「キャッシュレス・ポイント還元事業」が終了するが、7月からはどの決済手段をメインで利用するのか尋ねたところ、「クレジットカード」(40.3%)が最多に。「スマホ決済」(23.2%)や「ICカード決済」(6.3%)を合わせると、およそ7割がキャッシュレス決済をメインで利用したいと考えていることが判明。「現金」は30.2%に留まった。

キャッシュレス決済未対応で困る場所(キャッシュレス利用を希望する場所)については、「病院・医療施設(医療費等)」(519名)や「公共料金(コンビニ振込用紙払い)」(414名)が上位となった。

  • マイナポイント事業についての認知度と利用意思

    マイナポイント事業についての認知度と利用意思

次に、「マイナポイント事業(=マイナンバーカードを活用した消費活性化策)」の認知度を調べた結果、半数以上の57.9%が「知らない」と回答。「内容まで知っている」は僅か10.5%だった。

また、マイナポイント事業を認知している人を対象に利用意思を尋ねたところ、「利用(予約)する」は47.5%、「利用(予約)しない」が52.5%と、意見が分かれる結果となった。