
◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
温活料理研究家/管理栄養士:渡辺 愛理
大学卒業後、病院・介護老人保険施設での勤務を経て、フリーランス管理栄養士となる。
自身が冷え性に長年悩んできた経験から、冷え性に悩む方への食事カウンセリングや料理教室講師をメインに、その他レシピ開発やコラム執筆、栄養士さん向けWebライター講座を行っている。
おしゃれでかわいいガラス製ティーポットの選び方と、ティーポット、およびカップセットのおすすめ商品を紹介します。電子レンジ・食洗機対応の耐熱ガラス製や直火でに出せるタイプ、便利な茶こし付きなど厳選しました。人気ブランドのおしゃれな商品も!
人気の理由とは?
ガラス製ティーポットの魅力とは?
ガラス製ティーポットはクリアティーポットとも呼ばれ、ガラス容器で透明のため、中身が見えるのが大きな魅力です。ティーポットのなかで茶葉が広がる様子(ジャンピング)や、抽出されたお茶の色が見えるため、味や香りに加えて、見た目も同時に楽しむことができます。
ふだんのティータイムはもちろん、ゲストのおもてなしで使っても喜ばれるでしょう。また、ティーポットのなかにお湯を注いだときも、どのくらい入っているかがわかりやすく、湯量の調整がしやすいです。
人気のハリオ、ボダム、キントーなど
ガラス製ティーポットの選び方
自分の使い方にぴったりのガラス製ティーポットに出会うために、選び方のポイントを紹介します。
【1】淹れる人数に適した容量
【2】ジャンピングのしやすさ
【3】注ぎ口の形
【4】対応熱源
【5】開口部の大きさ
【6】茶こしの素材
【7】ティーカップとの相性
それぞれ詳しくみていきましょう。
【1】淹れる人数に適した容量の商品を選ぶ
【エキスパートのコメント】
どのように使うのか? 何人分を入れるのに必要なのか? いろいろ用途などを考える方も多いと思います。
しかし、ティーポットで重要視したいのはやはり、何人分を入れるのに使うのか? という点です。そこに注目して、ガラスポットを選ぶ基準を決めてください。
1~2人分なら「300~500ml」
1~2人の少人数用としてメインに使う場合は、300~500mlのティーポットが適しています。ティーカップ1杯あたりが150~160mlのため、1人で飲むのには大きいようにも感じられます。
しかし、少量のお湯と紅茶ではジャンピングがうまくいかず、味がじゅうぶん抽出されにくいことも。最低でも容量300ml(2杯分)以上のティーポットを使うのがおすすめです。
3人以上で使うなら「600~1,000ml」
3人以上分を淹れることが多いなら、600~1,000mlのガラス製ティーポットが使いやすいです。とくにパーティーシーンでは、1,000ml前後の容量があると、一度に約6杯淹れられるので、ゲストを待たせずに済むでしょう。
ただし、ティーポットの容量に対して入れる湯量が少なすぎてもジャンピングがうまくいかず、味が引き出せなくなってしまいます。そのため、よく淹れる杯数に合った、ジャストサイズのものを選びましょう。
【2】「ジャンピングのしやすさ」に注目して選ぶ
ティーポットにお湯を入れたときに、茶葉が上下に動くことを「ジャンピング」といいます。適切にジャンピングが起こればお茶の味わいをしっかり抽出できるため、ジャンピングしやすい商品をチェックしましょう。
丸みのある形状だとジャンピングしやすい
ティーポットの形状によって、ジャンピングの具合は異なります。とくに丸みのあるティーポットだと、お湯が大きく対流するため、茶葉もジャンピングしやすい傾向があります。
また、丸いフォルムのティーポットは、かわいらしい雰囲気も魅力のひとつ。ジャンピングのしやすさと、見た目のよさを両立している点も魅力です。
茶こし付きなら片付けもかんたん
「お茶は好きだけど、茶葉の片づけが面倒」と、感じている人も多いのではないでしょうか。ガラス製ティーポットには、なかに茶こしをつけて使うタイプの商品もあります。
茶葉がティーポットのなかで散らばらず茶こしがキャッチしてくれるため、あと片づけがらくなのがメリットです。ジャンピングしやすいように、大きくて深さのある茶こしかどうかを確認しましょう。
注ぎ口にフィルターがあるタイプもおすすめ
茶こしの代わりに、ティーポットの注ぎ口にフィルターがついている場合もあります。茶こしを使わない分、より茶葉のジャンピングが起こりやすいのが特徴です。
茶こしタイプより茶葉の片づけには多少の手間がかかるものの、お茶の味わいや香りをじゅうぶん引き出したい人には、注ぎ口にフィルターがついたティーポットが適しているでしょう。
【3】注ぎ口の形も重要なポイント
紅茶を淹れるとき、最後に注ぐ1滴のことを「ゴールデンドロップ(ベストドロップ)」といいます。紅茶のおいしい成分が凝縮しており、味の決め手ともなる重要なものです。
そのため、ゴールデンドロップまでしっかり注げる、水切れが良く液垂れしにくい注ぎ口かどうかを確認してください。使用感は口コミを参考にするといいでしょう。
また注ぎ口は、茶渋を洗い残しやすい部分なので、太くて短いタイプのものを選べば、きれいに洗いやすいでしょう。
【4】電子レンジ対応や直火で使えるものだと便利
「ゆっくり飲んでいる間に、ティーポット内のお茶が冷めてしまった」という経験をおもちの人もいることでしょう。電子レンジ対応のガラス製ティーポットなら、そんなときでもサッと温めなおしができて便利です。
また、電子レンジだけでなく、直火に対応したガラス製ティーポットもあります。直接そのまま火にかけられるため、別の道具でお湯を沸かす手間が省けるほか、チャイやミルクティーなど、煮出すタイプのお茶も作れて、さらにティータイムの楽しみ方が広がるでしょう。
【5】開口部が大きいと洗いやすい
茶渋などの汚れがつきやすいアイテムだからこそ、お手入れ方法は重要なポイントです。開口部が広くデザインされているティーポットなら、なかまで手が入って、きれいに洗いやすいのがメリットです。
また、食洗機に対応している商品なら、自分で洗う必要がなく時短になります。ゆったりとティータイムを過ごすためにも、あとのお手入れがかんたんなものを選びましょう。
【6】茶こしの素材で選ぶ
ガラス製ティーポットに付属している茶こしには、さまざまな素材が使われています。ここでは、素材ごとの特徴を紹介します。
丈夫な「ステンレス製」
ステンレスは、丈夫で長持ちしやすいのが魅力です。また、網目がこまかいため、茶葉をしっかりキャッチしてくれます。その分、茶葉が目詰まりすることがあるので、使用後はしっかり洗い落としましょう。
紅茶をはじめとして、日本茶や中国茶、ハーブティまでいろいろな用途に使え、幅広くお茶を楽しみたい方にぴったりです。
軽量な「プラスチック製」
プラスチックは、なんといっても軽いのが大きな特徴です。大きめのポットを使うときも、プラスチック製の茶こしなら軽くて負担になりにくいでしょう。
また、落としてしまっても、割れたり形状が変化したりすることが少ないため、気軽に使いやすいのもうれしいポイントです。プラスチック製は茶渋がつきやすいため、定期的にお手入れするとよいでしょう。
高級感のある「陶磁器製」
透明なガラス製ティーポットに陶磁器製の茶こしがセットされた商品は、エレガントで高級感があります。デザイン性にこだわりたい人や、ゲストのおもてなし用に使いたい人にはぴったり。
また、食洗機で洗えるものもあるため、お手入れの手間も省けます。ただし、陶磁器製の茶こしは、落としたりぶつけたりすると破損しやすいため、扱う際は注意が必要です。
【7】ティーカップとの相性もチェック
ガラス製ティーポットは、カップ&ソーサーなど、ほかの食器類と一緒に並べて使うアイテムです。ティータイムに、おしゃれなコーディネートを楽しむには、全体的なバランスが大切。
ティーカップと統一感のあるデザインなら、すてきな雰囲気が演出できおもてなしにもぴったり。手持ちのティーセットとの相性を考えながら、ティーポットを選ぶのもおすすめです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)