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【この記事のエキスパート】
合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター:細野(倉田) 沙也加

合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター:細野(倉田) 沙也加

フードコーディネーターと管理栄養士が立ち上げた料理研究家による会社、合同会社HITOOMOIのフードコーディネーターです。 大切な人のために手作りの料理を振る舞うシーンを作ることで、 生きててよかったと思える社会の実現を目指しています。

主にレシピの開発、記事執筆、栄養計算、商品開発、食・健康に関するコンサルティングを行っています。SNSで手作り料理を発信中。


食物繊維が豊富でカロリーが低いため、ダイエット食品としても注目されている「寒天」。この記事では、フードコーディネーター監修のもと、粉寒天の選び方とおすすめ商品をご紹介。記事後半には、通販サイトの人気売れ筋ランキングも掲載しているので、口コミとあわせてチェック。

粉寒天とは|種類やゼラチンとの違いも解説

粉寒天は、おもにオゴノリ(オゴ草)やテングサといった紅藻類が使用されており、この海藻に圧力をかけて水分を抜き、乾燥後に粉末状にしたものです。

水分と合わせて90度以上の熱を加えると溶けてゲル状になる性質を生かし、ゼリーやところてんのような固形物を作ることができます。棒寒天や糸寒天よりも扱いやすく、幅広い料理に使えるのも特徴です。

粉寒天には2種類ある!

寒天には食物繊維がたっぷり含まれており、栄養価が高い食材です。食物繊維には、「水溶性」と「不溶性」の2種類があり、粉寒天にはそのどちらの食物繊維も含まれています。食物繊維は、健康効果も高い栄養素です。

水に溶けやすい「水溶性食物繊維」

水溶性食物繊維は、文字どおり水に溶けやすい性質を持ちます。ゼリー状になって糖の吸収をおだやかにし、血糖値の上昇をゆるやかにします。また、コレステロールの排出をサポートし、コレステロール値を低下させる効果も期待できるのです。

水に溶けにくい「不溶性食物繊維」

不溶性食物繊維は、水分を吸収する性質があります。腸内で水気を吸ってふくらむことで、便のかさを増やしたり腸の動きを活性化させたりする効果が期待できます。腸にたまった有害物質も、便と一緒に排出できるでしょう。

粉寒天とゼラチンの違い

出典:Amazon

ゼラチンは牛や豚の骨などにふくまれるコラーゲンを原料としており、海藻を原料とする粉寒天とは異なります。

ゼラチンは粉寒天と同様に冷やすと固まりますが、25度以上で溶けてしまいます。このため、気温の高い夏はゼラチンで作ったゼリーを外に置いておくと、溶けて液体に戻ってしまうことがあります。寒天は常温で置いておいても溶けないので安心です。

ゼラチンは溶けやすい性質上、口の中に入れるとぷるんと柔らかく、口溶けが良いのが特徴です。寒天は、しっかりとした食感が味わえます。

粉寒天を選ぶポイント

フードコーディネーターの倉田沙也加さんに、粉寒天の選び方をおしえていただきました。3つのポイントを参考にして、粉寒天を選んでみてください。

【1】初めて使うなら少量タイプや小分けタイプがおすすめ

粉寒天をはじめて使う人は、量の少ない使い切りサイズや個包装タイプがいいでしょう。少ないものだと10g程度から市販されていますので、最初は少量から試してみましょう。家庭料理で使う分には少量で十分です。慣れてきたら、自分の生活習慣にあうサイズを選んでいきましょう。

>>>使い慣れている方は「大容量」でお得に入手!

自然健康社『夕食寒天 750g 密封容器入り』:

出典:Amazon

粉寒天を使い慣れていて、頻繁に使いたい方は大容量パックをチョイス! 同じ商品でも大袋入りの方が値段が安い場合が多いです。ただし、保存しやすいようにジッパーがついていたり、フタがしまるパッケージを選ぶようにしましょう。

【2】純国産にこだわりたい場合は、海藻の産地もチェック

粉寒天の原料は海外から輸入されています。オゴノリは国内産の3~4倍が輸入品で、てんぐさも半数異常が輸入品です。しかし生産は国内工場で行っている場合が多いのが特徴です。

純国産にこだわりたい場合は、海藻の産地や生産場所もチェックするといいでしょう。

【3】粉寒天キットならお菓子作りも楽しめる

料理に使う味なしタイプの粉寒天以外に、プリンやゼリーなどが簡単に作れる味付きの粉寒天セットも販売されています。手間がかからないうえに、安心の材料なので子供のおやつにぴったりです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)