タレントの長嶋一茂が、31日放送のフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)にゲスト出演し、ネットの誹謗中傷について語った。

長嶋一茂

長嶋一茂

女子プロレスラー・木村花さん(享年22)が亡くなったことで、SNS上での誹謗中傷が社会問題となっている。

一茂は、「発信源の特定、それに対して罰則を設ける法案みたいなものを成立させる方向性は絶対にないといけない」と規制強化の流れを支持し、「こんなに若くして尊い命を絶った。ご遺族の方、関係者、スタッフも含めて報われないと思います」と今回の悲劇に胸を痛めている様子。

自身については、「ネットと繋がらない。ネットを見ない。仕事として割り切るという方向に僕は行っているので。私もタレントとして、もしかしたらそんな誹謗中傷があったり、非難とかあるのかもしれないですけど。言われたことありますよ、こういうこと書かれていたねとか。でも、僕は見てないので知らないというしかないんですよ」と語った。

また、「繋がらないことによってのタレント業務の支障ってなんだろうと。23年間タレントやってきて、僕はそんなに感じてないんですよね」「繋がってなくても気にしないという鈍感性みたいなものも必要なのかなと思う」と主張する一方、「やっぱり気にしてしまう」とSNS利用者が誹謗中傷に悩んでしまう現状に触れ、「気にしてしまったがゆえの今回の悲劇。『俺は関係ないから、気にしないから』という話ではもちろんないです。コロナと同様、総務大臣に腰を上げてもらって徹底的に追及していくことは必要」と訴える一茂。

「誹謗中傷をネットに上げた人たちは、削除しちゃったわけでしょ。自分の言ったことを取り消しって、そんな適当な輩なわけですよ。そんな程度の考えでしか彼らは上げてないわけですよ」と非難し、「僕らは自分の言ったことは、全部責任を持ちますよ。他の局でも、自分が言ったことで糾弾されることがあれば、責任をもって自分が辞めればいいわけですよ。それぐらいの気持ちでやっているわけですから。彼らは本当に卑怯極まりない人間だから、早く一掃しなきゃダメだ!」と声を荒らげていた。