きょう31日に放送されるNHK大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜20:00~)の第20回に、風間俊介演じる松平元康(徳川家康)が初登場する。
風間演じる松平元康(徳川家康)は、徳川幕府の創始者。幼少時より、駿河の今川と尾張の織田の間で人質となり、母と離れて孤独な子ども時代を過ごす。桶狭間の戦いで今川方として参戦するも敗退。のちに今川から独立し、三河の戦国大名として織田信長と同盟を結ぶ。
制作統括の落合将氏は「お待たせしました! ついに皆さんが待ちに待った徳川家康の本役・風間俊介さんの登場です。聡明で孤独な幼い竹千代は成長し、桶狭間の年(1560年)、今川方の青年武将として、先鋒に駆り出されます。戦うのは、のちに同盟を組む織田信長。この合戦で今川義元が敗れたことにより、家康の運命も大きく変わっていきます」と伝え、「考えてみれば家康は三河という小国に生まれ、幼いころから幸薄い武将で、親元を離れ人質になり、捨て石のように今川に使役されます。いわば、自分の意思ではなく、さだめに従って生きていった末、300年続く新たな幕藩体制をつくりあげてしまったまさしく『運命の人』です」と説明。
「風間さん扮する家康は、その登場時から自分の意思が通用しない世界で自分にできることは何か、懸命に探そうとします。そのどうしようもなさや、悲しさをたたえた人物像を、確かな演技力で、巧みに演じてくれています」と風間の演技を称賛し、「長谷川(博己)さんの光秀、染谷(将太)さんの信長、佐々木(蔵之介)さんの秀吉、そして風間さんの家康が、どう天下を動かしていくのか、『麒麟』を呼んでいくのか・・・まだ4人がそろうシーンの撮影はこれからですが、今から楽しみでなりません」と今後への期待を語った。
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