女優の広瀬アリスが、フジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語 ’20夏の特別編』(今夏放送)で、同番組初出演にして主演を務めることが30日、明らかになった。

  • 広瀬アリス=フジテレビ提供

例年は、「春の特別編」を放送しているが、新型コロナウイルスの影響もあり、今回は「夏の特別編」に。さらに、90年4月にレギュラーとしてスタートしてから30周年ということで、4本の強力ラインナップが予告されている。

このうちの1本が、広瀬主演の『しみ』。撮影は緊急事態宣言発令前の都内で、コロナウイルス感染拡大防止対策を講じた上で行われた。

ストーリーは、クリーニング店の一人娘・三浦あずさ(広瀬)が、ある日、ふらっと店を訪ねてきた黒ずくめの謎の女(関めぐみ)にシャツについたチョコレートのしみをとってほしいと依頼される。チョコレートならすぐにとれるだろうと作業するが、しみはなかなか落ちない。そのうち、しみが人間の顔の形のように見え始め、あずさの父・五郎(宮川一朗太)が突如死亡してしまう…。

今回のオファーに、広瀬は「10代の頃から観ていたのでとてもうれしかったです。少し現実離れしたお話が多く、その中でも色々なジャンルがあるので、どのテイストのお話をやるんだろうと楽しみにしていました」とコメント。

「思いきり演じた方が緩急があって良いなと思い、たくさん大声を出しました(笑)。最後の最後でしっかりオチているのが、私はたまらなく好きなので、しっかり盛り上がるようにお芝居しました」といい、「たくさんの方から愛されてきた『世にも奇妙な物語』、私自身、最近コメディータッチのものが多かったので、シリアスな新たな一面を見ていただけると思います」と呼びかけた。

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