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【この記事のエキスパート】
芸術大学教員/DIYアドバイザー:野口 僚
徳島県の家具メーカーにて木製家具の製造に携わり、機械加工、仕上げ、組み立て、塗装など木工全般と家具製造ノウハウを培いました。
その後東京では業界新業態の体験型DIYショップで店長として勤務。店頭ではお客様の相談に乗りつつ、一人一人にぴったりのDIY用品を提案してきました。
同時にDIYレッスンの企画と講師を行い、日本のDIY文化発展のために努めてきました。
現在は大学のデザイン学部の助手として大学内工房に在中し、
学生に対しデザインやモノづくりの手法などを主に教えています。
ツヤや耐久性など、仕上がりにこだわりたい方向け!本記事では、DIYアドバイザーの野口 僚さん監修のもと、ニスの種類ごとの特徴や選び方、そして、おすすめ商品ご紹介。ツヤを綺麗に出せるタイプや、速乾性のあるタイプまでピックアップしているので、ぜひ参考にしてくださいね。
ニスとは
DIYで作った家具や、木材で作り上げた作品などをそのまま放っておくと汚れがついてしまうおそれがあります。そんなときに、大事な作品を保護するために欠かせないアイテムが「ニス」です。
自分で作った家具や作品などの仕上げにニスを塗ることで、汚れから保護するだけでなく、防虫・防カビの効果も得られ、撥水性も高まります。さらに、見た目にも美しくつやを出すこともできるので、作品のクオリティを高めてくれるでしょう。
ニスの種類と用途の違い
ニスは大きく分けて「水性ニス」「油性ニス」『水性ウレタンニス』の3種類があります。使用用途に合わせて、ぴったりのものを選びましょう。
「水性ニス」:工芸品や屋内で使うものに
水性ニスは塗りやすく、扱いやすいのが特徴です。大きく分けて「水性アクリルニス」と「水性ウレタンニス」の2種類があります。
工芸品に使用する場合は「水性アクリルニス」がおすすめ。いやなにおいがなく、水性ウレタンニスより塗りやすいのが特徴。ただし、コーティングがやわらかいので、強度は弱くキズがつきやすいです。また、塗ったあとのベタつきも気になるため、普段あまり触らないものに向いています。
テーブルや棚などの家具に使用する際は「水性ウレタンニス」がおすすめです。水性ウレタンニスは塗ったあとは強度のある膜でコーティングされるため、耐久性にすぐれています。臭いも少ないので、屋内での使用にも安心です。
「油性ニス」:耐久性を求めるなら
「油性ニス」は耐久性が高く、屋内外の木製品に使用するのにおすすめです。素材に対する浸透性や密着力が高いため、強固な塗膜になりやすく、キズなどにも強くなります。また、浸透性が高いため木材の深くから保護できるので、カビや腐食からも守ってくれるでしょう。
ただし、油性ニスは刺激の強いにおいがあるので、屋内での作業には注意が必要。乾燥にも時間がかかってしまうので、初心者が使用するには少し扱いにくいのがデメリットです。
「水性ウレタンニス」:ツヤ出しと耐久性のバランスを
棚やラックなど家具の塗装には、水性ウレタンニスと相性が良いです。水性ながら、ウレタン成分を配合しているのでしっかりと保護してくれます。水性ニスと同じ用に無臭で気軽に使えるので室内向けになります。
ニスの選び方
それでは、ニスの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】タイプ
【2】木材に合ったカラー
【3】安全性
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】タイプをチェック
ニスの種類が決まったら、材質や使用環境に合わせて、使いやすいタイプを選びましょう。それぞれタイプの特徴をご紹介します。
頑丈に仕上がる「液状タイプ」
しっかりと強い塗膜を張って丈夫に仕上げたいときは「液体タイプ」のニスを選びましょう。ハケを使ってゆっくりとていねいに塗っていけば、美しい状態に仕上がります。
比較的乾燥時間も短いので、扱いやすいこともメリットです。大きめの家具や床や階段など、広い範囲で使用したいときにもおすすめ。
ツヤ出し・ツヤ消しにも! 手軽な「スプレータイプ」
スプレータイプは薄く何度も重ねて塗っていくので、失敗しにくく初心者でも手軽に使えます。ハケを使用しないため刷毛目が出ず、液だれの心配もないので均一に仕上げやすいです。ムラになりにくいので、きれいに仕上げることができるでしょう。
また、ツヤ出し・ツヤ消しに使用する場合にも、スプレータイプがおすすめです。空気中にニスが蔓延してしまうので、換気には充分注意して、室内での使用は避けるようにしましょう。
【2】木材に合ったカラーをチェック
ニスというと一般的には透明なものをイメージする方も多いかもしれませんが、木材の色合いを活かせるようなカラーを選べる着色ニスもあります。
使用するアイテムの色や出来上がりのイメージに合わせてカラーを選ぶことが重要です。重ねて塗っていくことで色合いが徐々に濃くなっていくので、好みの風合いに仕上げてみましょう。
【3】安全性をチェック
ニスを選ぶ際に気をつけたい点が安全性です。塗料には、防腐や消毒のための化学物質であるホルムアルデヒドが含まれています。成分表には放散量に応じてFと☆の数で等級づけがされており、☆が多いほど放散量が少なく安全です。「F☆☆☆☆」と記載のあるものはホルムアルデヒドがほぼゼロに近いため安心して使用することができます。
なかでも放散量が少ない区分とされる、建築基準法対応塗料・建築基準法規制対象外建築材料などに含まれるニスがおすすめです。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
シーンに合わせたニスを選ぼう
ニスには多くの種類があり、仕上がりもさまざまですが、すべて試してみるのはなかなか難しいもの。ニスを選ぶ際は、どこで作業をして、どのように使うモノに塗るのかを確認しましょう。
室内で塗装する場合は匂いの少ない「水性」を、屋外で使用するモノなら「屋内外」表記のある商品を選ぶようにしましょう。塗るシーンに合わせて開発されたニスが発売されているので、商品表記をよく確認して適したニスを探してください。







