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【この記事のエキスパート】
フードコーディネーター:加治佐 由香里
日本フードコーディネーター協会常任理事。
2000年よりフードコーディネーターとしての仕事をスタート。
商品開発、レシピ開発、スタイリング・撮影、食イベントの企画運営、講演会講師、料理教室講師など、食に関する業務に広く携わり、「食の楽しさと大切さ」を伝えています。
新しいもの、便利なものを取り入れながら、古き良きもの、伝統的な食文化も重んじるのが私のスタイル。
ここでは、豊かなフードライフスタイルの実現に役立つ提案を行っていきたいと思っています。
カルシウム、鉄分、DHA、EPAなどの栄養素が豊富に含まれている「小魚」。アーモンドフィッシュのような、小魚を原料に使ったおやつなら手軽に栄養分を補うことができます。本記事ではフードコーディネーター監修のもと、小魚の選び方とおすすめの商品をご紹介します。
小魚の魅力とは?
「おやつ」と言えばチョコやクッキー、ポテトチップスなどを思い浮かべることが多いかもしれませんが、小魚を原料にしたおやつも種類がたくさんあって人気があります。小魚にはカルシウム、鉄分、DHA、EPA、ビタミンDなどの栄養素が豊富に含まれています。
小魚だと頭からシッポまで食べられるので、栄養分も丸ごと摂取できます。ふだんの食事だけでは摂ることが難しい栄養素を、おやつで手軽に補えるのはうれしいポイント!
なお、小魚はよく噛まないと食べられないので、噛むことで少量でも満足感が得られます。どうせ食べるなら、体にいいおやつを選びたいという方には小魚のスナックをおすすめします。
小魚の選び方
ひと口に小魚のおやつと言っても、煮干しタイプのものからアーモンドフィッシュのようなものまで、いろいろな種類があります。小魚スナックの選び方のポイントをまとめたのでご覧ください。
ポイントは下記。
【1】小魚の種類で選ぶ
【2】小魚のサイズで選ぶ
【3】小魚以外に入っている素材で選ぶ
【4】塩分や糖分の添加量も確認
上記のポイントを押さえることで、より自分好みの商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】小魚の種類で選ぶ
小魚に使われている魚の種類も商品によって違います。まずは小魚の種類で選んでみましょう。
お手ごろ価格な「カタクチイワシ」
お手ごろ価格でお財布にやさしいのが「カタクチイワシ」です。「イリコ」や「煮干し」として流通しているものは、カタクチイワシがほとんど。カタクチイワシは栄養満点で味が濃く、噛むたびに口のなかにジュワーっと魚のエキスが広がっていきます。
日本でも水揚げ量の多い魚なので購入しやすく、カリカリとした食感がやみつきになりますよ。
味を変えて食べたい方は「アジ」「キビナゴ」など
「いつもの小魚は飽きたな」と味に変化を求める方は、「アジ」や「キビナゴ」などがおすすめ。カタクチイワシとはまた違った味わいが楽しめます。香ばしい風味とさっぱりとした良好な味わいがポイントです。
小魚にもさまざまな魚が使われているので、その日の気分に合わせて味を変えてみるのもおすすめ。
【2】小魚のサイズで選ぶ
おやつ用の小魚といえば2〜3cmほどの小ぶりなものをイメージしますよね。しかし、小魚のなかには5cm以上の大きなものもあります。
魚の内臓が苦手な方は小さなタイプを
もともと魚があまり食べられない方や、苦味のある内臓が苦手な方は小さなタイプを選ぶとよいでしょう。ひと口でパクっと食べられるので、あまり内臓の苦味を感じることはありません。
小さいサイズであれば子どもでも食べやすいので、一緒におやつタイムに食べるのにもおすすめ。
魚の内臓のほろ苦さを味わいたいなら大きなタイプ
魚が好きな方や魚の内臓のほろ苦さを楽しみたい方は、大きなタイプを選ぶとよいでしょう。煮干し用に加工されるものは比較的大きなサイズなので、魚の食感をしっかり楽しむことができます。噛むたびに魚ならではのエキスが口のなかに広がり、お酒のおつまみにもぴったり!
とくに、内臓のほろ苦さは焼酎や日本酒との相性が抜群です。
【3】小魚以外に入っている素材で選ぶ
「小魚だけでは物足りない」という方におすすめなのがミックスタイプ。たとえば、アーモンドやゴマなどが入ったものもあります。
小魚と相性がよく給食にも出る「アーモンド」
小魚とアーモンドが一緒に入っているタイプで、給食にも採用されており、一般的には「アーモンドフィッシュ」と呼ばれています。アーモンドにはビタミンEやミネラル類がたっぷり含まれており小魚との相性も抜群です。
ただし、アーモンドには油脂類も多く含まれているので食べすぎには注意。おいしくてつい食べすぎになりがちですが、小袋タイプなどで食べる量をうまく調節しましょう。
香ばしい風味の「ゴマ」
香ばしい風味が特徴のゴマと小魚をミックスしたものもあります。
ゴマに含まれるゴマリグナンは抗酸化物質ともいわれ、アンチエイジングの面で注目されています。また、ゴマの香りが魚の味や香りをカバーしてくれるので、魚が苦手な方でも食べやすいです。
酸味で食欲をそそる「梅干し」
ほどよい酸味で食欲をそそる梅干しには、クエン酸が含まれています。単独では食べにくいという方も、小魚と一緒のおやつタイプなら手軽に摂取できるのではないでしょうか。食欲が落ちる夏場にもぴったりですよ。
イソフラボンを摂取できる「大豆」
イソフラボンを豊富に含む大豆と一緒に加工されているものもおすすめ。大豆のやさしい風味や味は小魚との相性も抜群です。
【4】塩分や糖分の添加量も確認
小魚には味つきのものがあり、それらには塩や醤油、砂糖などが加えられています。健康を気にするなら、できるだけ塩や醤油、砂糖などが加えられていない、小魚本来の味が楽しめるものを選ぶとよいでしょう。メーカーの公式サイトやパッケージの原材料表記を確認することも大切です。
パッケージで選ぶ
パッケージで選ぶのも重要なポイントです。
おやつタイムに食べるなら小分けタイプがおすすめですし、子どもと一緒に食べるならチャックつきで食べかけを保存しておけるタイプがおすすめです。料理に使うのであれば大容量タイプのものでもよいでしょう。
毎日でも食べたい小魚、産地にこだわるのもよし
【エキスパートのコメント】
フードコーディネーターからのアドバイス
小魚は毎日食べたい食品ですね。アーモンドフィッシュは味や食感もよく、カルシウムといっしょにビタミンEも取ることができます。なるべく調味料を控えたものを選び、塩分などを取りすぎないようにしましょう。
カタクチイワシの産地にこだわるのもよいですね。香川の伊吹島は水揚げから加工までの時間が短く、鮮度のよい良質な煮干しが作られています。瀬戸内産や長崎産など、漁場近くで加工されたおいしい小魚を、ぜひ味わってみてくださいね。