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【この記事のエキスパート】
ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務:山野辺 祥子

ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務:山野辺 祥子

武蔵野音楽大学出身。卒業後某大手楽器メーカーの法人部に入社。

音楽教室の運営や講師指導のサポート、店舗接客、楽器セッティングなどを担当するイベントクルーとして全国を飛び回る。また、出版部に在勤中は楽譜校正、楽譜情報誌編集の経験も。

現在はピアノ講師のかたわらフリーランスライター、校正者として活動中。プライベートでは3児の母。


リコーダーと聞くと、小学校のころ音楽の授業で苦戦した思い出のある方も多いのではないでしょうか。この記事では、リコーダーのおすすめと選び方をご紹介します。ソプラノ・アルトそれぞれの商品もピックアップしています!

リコーダーの選び方

それでは、リコーダーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。

【1】音域で種類を選ぶ
【2】ジャーマン式とバロック式の違いを知ろう
【3】木製と樹脂製、素材によってお手入れも変わる
【4】付属品が付いているかチェック

上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】音域で種類を選ぶ

出典:Amazon

リコーダーにはいろいろな種類がありますが、そのなかでもオーソドックスなのが、ソプラノリコーダーとアルトリコーダーです。ソプラノリコーダーは小学校で、アルトリコーダーは中学校で使われることが多く、なじみのある人も多いでしょう。

ふたつの大きな違いは、吹ける音域とリコーダー自体の大きさです。ソプラノリコーダーは、ツヤのある高い音をたのしめます。一方でアルトリコーダーは、バラード調の曲にあっており伸びのある音が特徴的です。

ほかにも、ソプラノリコーダーよりも高い音域のソプラニーノや、低い音域のテノール・バスなどがあります。本格的にリコーダーをたのしみたい方は検討してみるのもよいでしょう。

【2】ジャーマン式とバロック式の違いを知ろう

出典:Amazon

ソプラノリコーダーを購入するときに気をつけてほしいのが、「ジャーマン式」と「バロック式」とよばれるリコーダーのタイプです。

リコーダーの中部管に「G」と書かれていたら「ジャーマン式(ドイツ式)」であり、「E」と書かれていたら「バロック式(イギリス式)」です。

小学校の授業などで、一般的に使われるものはジャーマン式が多いです。指使いもかんたんなので、初心者の方でもなじみやすいでしょう。なお、ソプラノ以外のリコーダーは、ほとんどがバロック式です。

【3】木製と樹脂製、素材によってお手入れも変わる

出典:Amazon

リコーダーを購入するときは、素材にも注目してみましょう。リコーダーの素材は、木製か樹脂製のどちらかになります。

お手入れがしやすく、丈夫なのは樹脂製です。水洗いができるので、小さい子どもでも使いやすいでしょう。一方で木製は、急激な温度変化などに弱く管理・お手入れ方法には気を配らなくてはいけません。

そのため、保管やお手入れに自信がない方は樹脂製を選ぶとよいでしょう。

【4】付属品が付いているかチェック

出典:Amazon

初心者の方がリコーダーを購入する場合、掃除棒や収納ケースなどの付属品が付いているものを選ぶとよいでしょう。個別に付属品を購入してもよいですが、セット品であれば価格をおさえて購入することが可能です。

また、お手入れ方法やリコーダーの吹きかたなどが付属しているものもありますので、セット品を購入するだけでリコーダーをはじめられるでしょう。

エキスパートからのアドバイス
試奏でお気に入りのリコーダーを探してください

【エキスパートのコメント】

リコーダーは、学校の授業でもなじみ深い木管楽器。中世のころから存在する歴史の古い楽器です。選ぶ際は音色にぬくもりを感じられる木製がおすすめですが、樹脂製のほうがお手入れがかんたん。

近年では、バイオマス由来など環境問題に配慮した素材を使用したものもあります。ぜひ楽器店で実際に手にとって試奏し好みに合う1本を見つけてください。音楽が身近に感じられるようになるでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)