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【この記事のエキスパート】
料理ライター:山田 由紀子
栄養・健康関連のコラム執筆やレシピ作成、栄養監修、食生活アドバイスなどを中心に活動するフリーランス管理栄養士。
短大卒業後、栄養士として給食会社で社員食堂や寮の献立作成、給食管理を行う。その後、病院で栄養管理、栄養指導、調理などの業務に従事。在職中に管理栄養士免許を取得。
出産を機にフリーに転向し、保健センターなどで栄養指導・食事相談を行うほか、料理教室や発酵食づくりのワークショップを主催。
この記事では、管理栄養士・山田由紀子さん監修のもと、生姜湯の選び方とおすすめ商品を紹介します。粉末タイプやシロップタイプなど、お湯に溶かすだけで美味しく飲める人気商品を厳選しました。生姜湯をおいしく飲める作り方のレシピも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
寒い季節や冷えにうれしい生姜!
生姜の成分を紹介
生姜はわさびやにんにくなどと同じく料理の下味や薬味として使われる以外に、いろいろな活用方法があります。
生姜に含まれる辛み成分ジンゲロールには殺菌力があり、食材の生臭さや表面の細菌をおさえられます。また、ジンゲロールを加熱するとショウガオールに変化し、血液の流れをよくして体を温めるといわれています。
殺菌力もあるため風邪対策にも有効といわれ、寒い季節や冷えの気になる人、風邪対策がしたいときにもぴったりです。
生姜湯に医薬品のような効果があるわけではありませんが、日々の健康維持に取り入れてもいいですね。
管理栄養士に聞いた!
生姜湯の選び方
管理栄養士・山田由紀子さんに、生姜湯の選び方を教えてもらいました。購入前に、ポイントを押さえておきましょう!
生姜湯のタイプで選ぶ
生姜湯には「粉末タイプ」と「シロップタイプ」があります。いずれもお湯に溶かすだけで手軽に生姜湯を楽しめます。使い方や生姜湯を飲みたいシーンによって選びましょう。
●粉末タイプ…個装タイプなら持ち運びしやすいのがメリット。まとめて入っているタイプはコスパが高いため家族で共有したいときなどに向いています。
●シロップタイプ…お湯に溶かして飲む以外にもヨーグルトに混ぜて食べるなどアレンジレシピに使いやすくなっています。
生姜の産地や栽培法、濃度をチェック
妊娠中など、できるだけ体にやさしいものを取り入れたい場合には生姜の産地や栽培法をチェックしてみましょう。日本国内産の生姜のほか、栽培方法に力を入れて作られた生姜湯もあります。
また、生姜湯によって含まれている生姜の濃度が異なります。生姜の濃度が高いほど生姜の風味が強くなるため、濃度が記載されている場合には、飲みやすさや好みなどの参考にチェックしてみましょう。
生姜以外の原料で選ぶ
生姜湯には、生姜以外にもいろいろな原料が使われているものが多いです。風味や好み、生姜湯を飲みたい目的に応じてほかの原料も注目してみましょう。
甘くて飲みやすいはちみつ入り
生姜のキリっとした辛みにほどよい甘さをプラスしてくれるのが、はちみつです。生姜の辛みがやや苦手な人は、はちみつ入りでほんのり甘い生姜湯を選ぶと飲みやすいでしょう。
また、はちみつにはビタミン、ミネラル、アミノ酸、ポリフェノールが豊富に含まれているのも特徴。生姜湯と一緒にいろいろな栄養を取りたいときに、はちみつ入りはおすすめです。
とろみのついた本葛(くず粉)入り
秋の七草のひとつである葛は、根を乾燥させて粉にし、漢方薬の葛根湯や根から抽出したでん粉を使った本葛(くず粉)などで活用されています。本葛(くず粉)は葛もちをはじめお菓子や食品と混ぜて独特の風味を出せるほか、飲み物に混ぜるととろみがつきます。
本葛(くず粉)の入った生姜湯もとろみがあり、飲みごたえがあるのが特徴。また、とろみがあるため冷めにくく、ぽかぽか温まりたいときや腹持ちのよさで選びたいときにぴったりです。
コクのある味も楽しめる黒糖入り
さとうきびのしぼり汁を煮つめて、冷やし固めて作る黒褐色の砂糖が黒砂糖です。黒砂糖は、コクのある渋みと甘みが特徴。黒糖入りの生姜湯は、生姜の清涼感とともにコクや黒砂糖独特の風味も一緒に楽しめます。
また、黒糖はさとうきびをしぼってそのまま作るため、ミネラルやビタミンなども豊富に含まれています。
気になる場合はカロリーもチェック
生姜湯を楽しみたいけれども、カロリーが気になるときにはカロリーの数値もチェックしてみましょう。また、商品によっては白砂糖ではなくはちみつや黒糖に加えて、小豆などの食材を使って甘みをひきだしているものもあります。
甘み以外にも辛みをプラスしたもの、ストレートな生姜の風味を楽しめるものなどもあります。カロリーと味のバランスを考えるとお気に入りの一品が見つかるでしょう。
管理栄養士からのアドバイス
生姜湯を飲むタイミングは朝や夜がおすすめ
【エキスパートのコメント】
生姜は、漢方薬にも使われる食材で、体を温め、新陳代謝機能を高める作用があります。手軽においしく生姜をとれる生姜湯は、体の冷えが気になる方にうれしいドリンクです。
飲むタイミングは、体温が低くなりやすい朝や夜がおすすめ。寒い冬だけでなく、冷房で冷えやすい夏の時期に飲むのもいいです。ただし、糖分が多めなので、1日に1~2杯を目安に、飲みすぎないようにしましょう。