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【この記事のエキスパート】
料理クリエイター、インスタグラマー:Ryogo

料理クリエイター、インスタグラマー:Ryogo

掲載レシピ500種類以上。おうちパスタ専門レシピサイト「BINANPASTA」を運営。
「おいしいをもっと身近に」をコンセプトに、簡単でおいしく作れるパスタレシピを日々発信している。
レシピ開発や商品PR、執筆、SNS運用サポートなど幅広く活動。


この記事では、料理研究家で、おうちパスタ研究家のRyogoさん監修のもと、全粒粉のおすすめ商品と選び方を紹介! 小麦粉との違いも紹介するので、ぜひこの記事を参考に全粒粉でパンやお菓子を作ってみてくださいね。

栄養価が高い!
全粒粉とは? 小麦粉との違いは?

全粒粉(ぜんりゅうふん)とは、小麦をそのまま粉状にしたもののこと。普通の小麦粉を作るときには除外される表皮・胚芽・胚乳などの部分がすべて入っています。粉は茶褐色で、食物繊維や鉄分、ほかにもミネラル類、ポリフェノールなどと小麦粉よりも栄養価がとても高いのが特徴です。

また、小麦粉に比べると低カロリー、低糖質なのも魅力。健康志向の方やダイエット中の方にも注目を集めています。全粒粉を使ってパンやパスタを作ると、香ばしさや食感が増して深い味わいが楽しめますよ。

小麦の種類やオーガニック認証など
全粒粉の選び方

販売されている全粒粉は、それぞれ産地も違えばブランドも違います。いろいろな種類があるので、どれを買えばいいか迷ってしまいますよね。ここでは全粒粉の選び方のポイントを紹介します。

小麦の種類で選ぶ

全粒粉も小麦粉と同じく、全粒粉に含まれるたんぱく質(グルテン)の質と量によって、「薄力粉」「中力粉」「強力粉」の3つに分類するのが一般的です。作りたいものに合わせて選ぶことが大切です。

お菓子作りに使うなら「薄力粉タイプ」

お菓子作りに向いているのが薄力粉タイプです。薄力粉タイプはタンパク質の含有量がほかのタイプよりも少なく、水分を含んでも粘り気が強くなりません。粘り気が強くないので、サクサクとした食感が特徴のクッキーやスコーンなどの焼き菓子にぴったりです。

お菓子だけではなく、天ぷらや揚げものなどのいろいろな用途に使えるところもポイント。しかし、胚芽油などの影響によりグルテン形成があまりよくないので、ふっくらとしたスフレなどのお菓子作りには向いていません。

パスタやうどんにも! 万能に使える「中力粉タイプ」

いろいろな料理に向いているのは中力粉タイプです。薄力粉と強力粉の間ほどの粘り気が特徴で、普通の小麦粉に混ぜて使うことも多いです。

お菓子やパンだけではなく、うどんやパスタなどの麺類にも向いています。いろいろな料理に使える万能型のタイプなので、迷ったときは中力粉タイプを選んでみるといいでしょう。

パンを作りに使うなら「強力粉タイプ」

全粒粉でパンを作りたいなら強力粉タイプがおすすめです。強力粉にはタンパク質がほかの2タイプよりも多く含まれています。水分と合わせるとかなりの粘り気が出るので、ふわふわでモチモチとしたパンが作れますよ。

パン作りが趣味の人やこれから自宅でパンを作ってみたい人は、ぜひ強力粉タイプを選んでみてください。

小麦の産地で選ぶ

小麦の産地も確認してみましょう。小麦には国産のものと輸入品があります。日本で販売されている輸入品は、ほとんどアメリカ産やオーストラリア産、カナダ産のものです。ほかにもいろいろな産地がありますが、できれば上記3つのメジャーなものを選ぶとよいでしょう。

国産の全粒粉は流通量が少なく手に入りにくいですが、強いこだわりを持って作られたものが多いため、深い味わいが楽しめます。質の高い全粒粉を食べたいという方は、国産のものを選んでみるとよいですよ。

オーガニックにこだわる人は「有機JAS」認証のものを

全粒粉のなかには、原料に有機栽培で育てられた小麦を使用しているものも。原材料にこだわって選びたい方は、オーガニック認証の有無も選ぶときには重要なポイントになります。日本では農林水産省が定めた有機JAS規格というものがあり、品質や成分などその規格を満たしたものは「有機JASマーク」を表示することができます。

パッケージに有機JASマークがついているのでかんたんに見分けられます。有機栽培で育てられた小麦が使われた全粒粉なら、小さなお子さんでも安心して食べられますよ。

使用頻度に合わせて容量を選ぶ

出典:楽天市場

販売されている全粒粉はそれぞれ容量が違います。自分が使用する頻度を考えて容量を選ぶことも重要です。全粒粉は普通の小麦粉と比較すると脂肪分が多く含まれているので、長期間の保存には向いていません。

約半年から1年が消費期限だと言われている未開封の小麦粉より早く使い切る必要があります。食品を無駄にしないためにも、使用頻度や用途を考えてみましょう。

製法は「石臼挽き」がおすすめ

出典:Amazon

全粒粉の製法は大きくわけて、石臼挽きとロール挽きの2つです。ロール挽きは大量生産ができますが、製粉時に熱により小麦の風味や味を損なってしまうため、小麦本来の味わいをたのしみたいなら熱のかからない石臼挽きがおすすめです。

製造会社によっては、独自の製法を取り入れているところもあるのでチェックしてみてください。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)