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【この記事のエキスパート】
グリーンアドバイザー・愛玩動物飼養管理士:ふじえりこ
『はじめてでもカンタン!多肉植物の育て方・楽しみ方』(コスミック出版)では文を担当。『土作りで決まる!とびきりおいしい野菜の作り方』(ブティック社)『ベランダ菜園 おいしい野菜づくりのポイント70』(メイツ出版)では監修&執筆。『趣味の山野草』、エバーグリーンなどで連載執筆中。
豪華客船飛鳥のクルーズ講師、園芸教室Ceresを主宰するほか、都内植木市の園芸相談員歴20年以上。また、産業安全保健エキスパート、理科支援員・コーディネーター・アドバイザーの経歴を活かし『生き物たちのひみつ』(NHK)などのキッズライターとしての顔も持つ。
映画、漫画、健康分野にも精通し各種ライティング実績があるほか、『愛犬の選び方・飼い方・健康管理(主婦の友)』では取材ライターとしての実績あり。 多種多様、動物園の爬虫類館の植物管理経験も。植物はハーブを中心に、野菜、作物、多肉植物を栽培中。ハーブコーディネーター、植物文様研究家としても活動している。
ほかにも撮影現場のインテリアを手がける撮影インテリアコーディネーターとしても活動しており、植物を中心に現場を明るく彩るエキスパートでもある。
クリスマスには欠かせないクリスマスツリー。本記事では、クリスマスツリーの選び方とおすすめ商品をご紹介。おしゃれな北欧風や、まるで本物みたいなツリー、卓上の小さいタイプまで、人気商品を中心に厳選しました。クリスマスツリーを探している人はぜひ参考にしてくださいね。
クリスマスツリーをもっと楽しむ基礎知識
11月〜12月から賑わいを魅せるクリスマス。ツリーを飾って12月25日を、家族や恋人と楽しむ方も多いのではないでしょうか。
そんなクリスマスですが、実は、由来やツリーの意味などを知っておくと、さらにクリスマスを楽しむことができます。
本稿では、クリスマスやツリーの由来、いつから飾り始めるかなど、イベントをもっと楽しむための基礎知識をご紹介いたします。
そもそもクリスマスとは?
クリスマスは、イエス・キリストの降誕祭です。降誕祭とは、聖人・偉人の誕生日を祝う祭典ですので、イエス・キリストの誕生日をお祝いするお祭りと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし実は、12月25日にイエス・キリストが生まれたという聖書や書物、記述などは残っていないため、誕生日は不明なんです。そのため、「クリスマスは“イエス・キリストが誕生したこと”を祝う日」となります。
12月25日になったのはなぜ?
クリスマスが12月25日になった由来は諸説あり、こちらもはっきりとはわかっていません。しかし、2世紀~4世紀頃から始まったという説が有力とされています。
もともと、約1800年前の2世紀~4世紀頃のヨーロッパはローマ帝国の時代。当時のキリスト教は人々に一般的な宗教として知れ渡っておらず、ローマ皇帝は頭を悩ませていました。
さらに同時期には、近隣国であるベルシアからミトラス教の布教が始まります。ミトラス教では、12月25日(冬至)を境に昼間(光)の時間が長くなっていくことから、この日を「光の祭り」として神聖な祭典を開いていました。
そのため、時のローマ皇帝はミトラス教の祭典と重ね、「昼間が長くなる → 光が復活する → キリストが復活する」とし、12月25日をイエス・キリストの降誕祭として布教活動を行いました。結果、約1800年後の現在に至るまで12月25日はクリスマスと根付いていったのです。
クリスマスツリーの由来は?
実は、クリスマスツリーはキリスト教ではありませんでした。こちらも諸説ありますが、有力なのは、ゲルマン民族の風習を取り入れたという説です。
当時、北ヨーロッパ(ゲルマニア)にはゲルマン民族が住んでおり、12月20日前後、樫(かし)の木を「永遠の象徴」として崇めていました。樫(かし)の木は、冬でも青々とした葉っぱをつけることから、生命力を象徴する存在だったためです。
当時、ゲルマニアを訪れた宣教師は、キリスト教を布教させるため、この樫(かし)の木を切り倒してしまいました。するとそこから、モミの木が力強く生え始めて人々を驚かせたそうです。それを見た宣教師も「奇跡の木だ」と感動し、モミの木を広めたことでクリスマスツリーになっていきました。
しかし、あくまで上記は、「オーディンの樫の木」という神話の話。実際のところは、ローマ帝国が国土を広げている最中、ゲルマン民族も取り込んでいき、その過程で、信仰をも融合させたことで、今のクリスマスツリーになったのではないかと言われています。
クリスマスツリーは、いつ日本で始まった?
日本初のクリスマスツリーは、1860年にプロイセン王国公館で飾られたものだとされています。しかし当時は、公使のオイルレンブルク氏が密かに楽しむためのものでした。
日本でクリスマスツリーが広まるきっかけとなったのが、1886年12月7日、スーパーマーケットの明治屋が飾ったことでした。横浜にクリスマスツリーを設置し、さらに煌びやかな装飾やイルミネーションを行うことで、人々を楽しませました。
このことから認知も広がり、現在では12月7日は「クリスマスツリーの日」にも制定されるなど、一気に一般化していったのです。
ツリーはいつからいつまで飾る?
クリスマスツリーを準備する日と片付ける日はいつなのか、こちらも解説していきます。
もちろん、ご紹介するのは、あくまでキリスト教徒の正式な日付になりますので、キリスト教徒でない場合は目安として確認してみてくださいね。
ツリーを飾る日
キリスト教には、「待降節(たいこうせつ)」と呼ばれる期間があります。
これは、イエス・キリストが降臨する12月25日までの準備期間のことで、12月25日から4週前の日曜日から12月24日までの期間を指します。アドベントカレンダーなどもこの準備期間が由来となっていますが、一般的に、この期間がツリーの設置や飾り付けを行う時期となります。
しかし、キリスト教徒でなければ上記の期間に縛られることはありません。「11月の後半から飾る」「12月に入ってから飾る」など、自由に準備を楽しんでいいでしょう。
ツリーを片付ける日
キリスト教には、クリスマスからの12日間を「降誕節(こうたんせつ)」と呼ばれる期間があります。これは、クリスマスを祝う・楽しむ期間のこと。
そして、降誕節が終わった翌日を「公現祭(こうげんさい)」と呼び、この日にツリーを片付けます。
しかしこちらも、キリスト教徒でなければ上記の期間に縛られることはありません。「お正月もあるから、12月25日が終わったら片付けよう」「年内いっぱいは飾ろう」など、自由に決めて問題ないです。
クリスマスツリーの選び方
それでは、クリスマスツリーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】サイズ
【2】葉っぱのタイプ
【3】収納方法
【4】飾りつけの方法
【5】セットかどうか
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サイズをチェック
クリスマスツリーも置き場所はさまざま。それぞれの置き場所にあったツリーのサイズを選びましょう。
小型サイズ|30〜65cm程度
30〜65cm程度の小型サイズは、棚やテーブル、玄関の靴箱の上などに飾るのにピッタリ。スペースにもよりますが、高くても50cm前後のものが一番飾りやすく、邪魔になりにくいでしょう。
大きくても、90cmより小さいサイズにすると、圧迫感もなく、飾りやすいサイズになります。
【エキスパートのコメント】
玄関先やテーブルなど「クリスマスツリーをちょっと飾りたいな!」と思ったときにおすすめしたいのが、本記事でご紹介している、ややコンパクトなAcetek『クリスマスツリー 卓上 50cm』です。クリスマスより、お正月重視派の方にはさっと出して片づけることもできるのでいいのではないでしょうか。
中型サイズ|120〜150cm程度
120〜150cm程度の中型サイズは、リビングやベランダ、ワンルーム、玄関などにピッタリ。
高さが100cmを超えると存在感が出るため、インテリア性もアップします。さらに、ある程度サイズがあれば、オーナメントも数多く飾れるため、家族でアレンジやカスタマイズするのも楽しいはずです。
大型サイズ|180〜210cm程度
180〜210cm程度の大型サイズは、玄関先やお庭、ベランダなどにピッタリ。特に、200cm前後になると、人の身長よりも大きくなるため、中型サイズ以上に存在感が増します。
室内の場合、ある程度広いリビングでないと飾れませんが、その分、オーナメントの数も段違いです。豪華にクリスマスを楽しみたいという方におすすめです。
【エキスパートのコメント】
映画のワンシーンのようなクリスマスツリーなら、本記事でご紹介している、高さ180cmのVEROMAN『クリスマスツリー スノーホワイト』がおすすめですね。購入後すぐに付属のオーナメントを飾り、たのしむことができます。
(★)ポイント:幅も確認すれば、存在感が変わる!
ツリーの幅は細めのスリムタイプや、枝ぶりが立派なワイドタイプまであります。スリムタイプは、スタイリッシュでシンプルなので大人のツリー向け。または、面積をとらないためマンションなどの一人暮らしの人におすすめです。
ワイドタイプは豪華でにぎやかな飾りつけをしたい方におすすめです。デザインによっても異なりますが、置き場所のだいたいの幅をあらかじめ測っておくと商品を選ぶ際にスムーズです。
【2】葉っぱのタイプをチェック
クリスマスツリーといっても葉の種類が豊富にあります。子どもがいる家庭、大人だけの家庭などによっても選ぶ雰囲気は変わりますよね。グリーンやホワイト、LEDといった代表的なものを詳しくみていきましょう。
ナチュラルなグリーンタイプの葉
自然に生えている木の雰囲気が出したい場合は、グリーンタイプがおすすめ。グリーンカラーの木に、お気に入りのオーナメントや飾りでデコレーションすると、オリジナルのクリスマスツリーになりますね。
ポリエステル素材で作られているタイプは、どうしてもビニール感が出てしまうので、マット加工を施してあるほうがより本物らしい雰囲気になりますよ。グリーンは雪が積もっているように見えるように、葉先にコットンを割いたものや綿を飾っても映えます。
雰囲気抜群のホワイトタイプの葉
インテリアがモダンな場合は、ホワイトタイプのツリーにすると雰囲気も抜群です。
葉がホワイトなのでオーナメントの色によってイメージも自在。シルバーやゴールドでそろえるとシックな雰囲気に、カラフルなオーナメントを飾ってもごちゃつきを感じにくく、オーナメントそのものが映えるので毎年ひとつずつ増やすなど、たのしみもできますね。
キラキラ輝くLEDタイプの葉
LEDファイバーでキラキラ輝くクリスマスツリーは、お店にも自宅にもおすすめ。夜はイルミネーションの代わりにもなり、幻想的な雰囲気もたのしめます。
オーナメントを飾るのが苦手な方でも、手軽に華やかなクリスマスを味わえますね。葉自体が光るので好みの光加減のものを選びましょう。
【3】収納方法をチェック
クリスマスツリーは11月末からクリスマス当日までの約1か月程度を飾りつけておくことになります。それ以外の期間は倉庫などにしまっておかなければならず、しまう際に葉がぼろぼろと抜け落ちてしまうことも多いものです。
なので、理想をいえば片付け簡単なことや収納しやすいのはもちろん、保管もしやすいものが選べるとベターです。折りたたみ式のクリスマスツリーや、専用の収納バッグや収納袋が付属するタイプなどもあるので、購入の際には確認してみましょう。
【4】飾りつけの方法をチェック
せっかく飾るならシンプルでも豪華にでも、見栄えするものがいいですよね。とくにクリスマスツリーの足元はライトアップ用のコードなども見えてしまうと、雰囲気も半減してしまいます。足元は見落とされがちなので、葉や枝以外にも足元の仕上げやアイテムもチェックしましょう。
枝が多くボリュームのあるものが豪華で見栄えよし
豪華に仕上げたい場合は、枝が多く葉が密集しているものを選びましょう。密集しているぶん、飾りつけもしやすいですよ。枝が少ないと、飾りつけをしてもスカスカ感がありさみしいので、プレーンの状態で向こう側が透けないものを目安にしましょう。
反対に、シンプルにしたい場合は、葉がない木の枝のみのタイプがいいかもしれませんね。
スタンド部分やコード類を隠せると見栄えよし
電球を飾る場合はコードが見えないようにするためにも、スタンド部分が見えないようにツリースカートやポットが付属されているものを選ぶのがベター。
コードが見えると、せっかくの雰囲気も足元の配線で魅力が半減してしまいます。ツリーの雰囲気とあわせて、足元の仕上げにもこだわってみるといいかもしれません。
【5】セットかどうかチェック
クリスマスツリーは、オーナメントのチョイスと飾り付けによっても見栄えが変わってきます。オーナメントを何にしようか選ぶのも楽しいですが、どれにしようか迷ってしまいそうという方は、オーナメントがセットになった商品が便利です。
あれこれ悩まずに済みますし、付属のものを飾ったツリーを見て自分なりに追加したいものをイメージしやすくもなります。購入の際は、入っているオーナメントの種類、LED電球などをチェックしましょう。
なおイチからすべて自分の思い通りのものを飾り付けたいという方は、オーナメントなしのヌードツリーを選んでください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)