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【この記事のエキスパート】
看護師×Webライターの5児ママ:小坂 恵
総合病院で外科・婦人科・放射線科・耳鼻科・脳外科・整形外科などを経験し、出産を機に退職。美容クリニック(美容皮膚科・形成外科・一般皮膚科)に復職。同時に訪問看護師もはじめる。
プライベートでは5人の子どもを持つ母。
暑さ対策やケガの応急処置として便利な「瞬間冷却パック」。本記事では専門家からのアドバイスをもとに、瞬間冷却パックの選び方とおすすめ商品をご紹介しています。 持続時間が長いものや、繰り返し使えるものなど幅くセレクト。さらに使い方や捨て方も紹介します。
叩くと冷たくなる夏の便利アイテム
瞬間冷却パックとは?
気温が上がる夏は、クーラーなどの冷房が効いた自宅やオフィスから出ると、すぐに汗をかきます。また、夏休みやお盆の時期には海やBBQ、キャンプなどのアウトドアで外に出る時間が多くなりますよね。そんな時に使いたいのが、瞬間冷却パック。手で叩くと急激に冷たくなるアイテムで、暑さ対策としても活躍します。
<同じような商品に保冷剤がありますが、出したままだとすぐに溶ける、首などを覆いたい場合にフィットしないなど使い勝手がイマイチ。その点、瞬間冷却パックは冷却持続時間も長く、形状に合わせてフィットしてくれます。
さらに、急な発熱時や体調不良時にも使える便利アイテムです。
瞬間冷却パックの仕組みは?
瞬間冷却パックには水の入った袋、硝酸アンモニウム、尿素が入っています。これを叩くことで、硝酸アンモニウムと尿素が水に溶けだし、この際に吸熱反応という化学反応が起こり、急激に冷たくなるというわけです。
なお、硝酸アンモニウムと尿素の配合がどのくらいかによって、保管期間や冷たくなるまでにかかる時間に影響します。
熱中症対策やケガの応急処置に
瞬間冷却パックの選び方
では、瞬間冷却パックを選ぶポイントをおさえておきましょう! 冷却の持続時間やサイズなど、商品によっても違いがあります。目的に応じて使うことが大切です。
ポイントは次のとおり。
【1】冷却持続時間
【2】尿素配合
【3】サイズ
【4】使用期限
【5】繰り返し使えるか
これらのポイントをおさえることで、あなたにピッタリの商品が見つかります! 一つひとつ解説していきます。
【1】使用シーンに合う「冷却持続時間」を選ぶ
瞬間冷却パックは、商品によって冷却持続時間が異なります。持続時間を比較して、使用シーンに合うものを選びましょう。
「60~90分」は急な発熱やケガ、暑さ対策に
60~90分ほど身体を冷やせる瞬間冷却パックは、応急処置用に備えておくといいでしょう。災害など不測の事態に備えた防災用品の一部として、荷物のなかに数個いれておくと重宝します。
また、アウトドア・レジャーなど、冷凍庫がない場所で氷のう代わりに使えるのでとても便利です。
熱中症が多くなる季節に瞬間冷却パックを使用する場合、屋外で使用するシーンが多いでしょう。室温25度で約30分と記載されているものは、持続時間が30分よりずいぶん短くなることを想定しておくのがよいです。
「30分前後」は身体と気分のリフレッシュ用に
炎天下で運動したり遊んだ場合は、30分前後冷却できるものがおすすめ。手のひら、足のうら、首やほほを冷やすようにしましょう。徐々に体内にこもった熱が放出され、涼しく感じられるようになります。
熱による火照りがやわらぐので、リフレッシュできます。ぜひ試してみてください。
【2】強力に冷やしたいなら「尿素配合」を選ぶ
尿素を配合した瞬間冷却パックは冷却能力が高く、氷点下まで冷やしてくれるものもあります。急な発熱時や捻挫・打撲、熱中症対策など、緊急で冷やす必要がある場合は、尿素配合の商品を選びましょう。
ただ、尿素が配合されていることでどの程度の冷却効果があるかは詳細に表示されているわけではありません。あくまでも冷え方の目安として捉えるのがおすすめです。
また、尿素を配合した瞬間冷却パックは長期保存できないというデメリットも。災害用として備蓄したい場合は注意が必要です。
【3】サイズで選ぶ
瞬間冷却パックを選ぶときには、持ち運びのしやすさも考えて選びましょう。ここではサイズの選び方の目安について紹介します。
A6くらいの手のひらサイズは持ち運びに便利
お祭りやフェスなどの夏のイベントでは、熱中症対策が欠かせません。持ち運びにはA6程度の手のひらサイズの瞬間冷却パックを選びましょう。
手のひらサイズだと薄手のものがほとんどです。あまり邪魔にならないので熱中症対策をしながら、お出かけを楽しめます。
アウトドア・レジャーには20cm以上の大判サイズを
真夏にツーリングや釣りを楽しんだり、ビーチやキャンプ場で過ごしたりする場合は20cm以上の大判タイプが便利です。大判タイプは冷却持続時間が長めのものが多く、家族や仲間と交代で使うのもいいでしょう。
ほてった首もとに当てれば、リフレッシュできます。応急処置にもじゅうぶん使えるサイズなので、アウトドア・レジャーの必需品です。
【4】災害用に備蓄するなら「使用期限」を確認して選ぶ
それぞれの商品の仕様によって、瞬間冷却パックには使用期限が設けられています。万が一の災害に備えて備蓄用にする場合は、使用期限ができるだけ長いものを選んでおきましょう。
食品の備蓄では、日常生活で消費しながら備蓄するローリングストックがうたわれています。瞬間冷却パックも、以前に購入したぶんを使い切るようにするなどの工夫が大切です。
【5】繰り返し使えるかどうかで選ぶ
瞬間冷却パックは、使い捨てタイプと通常の保冷剤として再利用可能なタイプがあります。瞬時に冷たくなる瞬間冷却剤としては再利用できませんが、冷凍庫で保管しておけば、保冷剤として繰り返し使うことができます。
経済的に使いたい人は、環境にもお財布にもやさしい再利用可能なタイプを選んでみましょう。何回使えるかも確認しておくと便利です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)