トヨタ自動車は「カローラ」のステーションワゴンタイプ「カローラ ツーリング」に特別仕様車「2000 Limited」を設定する。カローラシリーズとして日本で初めて2.0Lのガソリンエンジンを搭載するモデルで、販売台数は限定500台。価格は262万200円、発売日は6月1日を予定している。

  • トヨタの「カローラ ツーリング」

    2019年9月に日本で発売となった「カローラ ツーリング」に2.0Lガソリンエンジン搭載の特別仕様車が登場!

特別装備で室内は快適に

特別仕様車「2000 Limited」は、トヨタが「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー」(TNGA)に基づき開発した2.0LダイナミックフォースエンジンにDirect Shift-CVT(パドルシフト付き10速スポーツシーケンシャルシフトマチック)を組み合わせる。

外装は切削光輝+ブラック塗装の17インチアルミホイール、シルバーメタリック塗装のルーフレールなどを特別装備。ボディカラーは特別設定色の「レッドマイカメタリック」および「ブルーメタリック」を含む全4色を用意した。

内装の基本はカローラ ツーリングの上級グレードに相当。フロントシートはホールド性を高めるとともに、表皮に撥水加工を施した上級ファブリックスポーツシートを採用した。インストルメントパネルオーナメントやセンタークラスターなどにはレッド加飾を施し、センターコンソールやドアアームレストにはグレーのステッチを効かせるなど、細部にもこだわりを見せる。

室内の変更点としては、シートヒーター(運転席と助手席)、ステアリングヒーター、エアクリーンモニター、ナノイーを特別装備したことにより、快適性が向上。ブラック加飾を施した9インチのディスプレイオーディオ、立体的に見えるオプティトロン3眼メーター+7.0インチTFT、カラーマルチインフォメーションディスプレイ、カラーヘッドアップディスプレイなどの先進的な装備も充実している。

ちなみに、カローラ ツーリングの上級グレード「W×B」には、1.2Lターボエンジンに6速MTを組み合わせたモデルと1.8LガソリンエンジンにCVT(無段変速機)を組み合わせた既存のモデルがある。価格は1.2Lターボが245万8,500円、1.8Lが236万5,000円だ。