お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、12日深夜に放送されたTBSラジオ『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(毎週火曜25:00~27:00)で、長年迷っていることを明かした。

爆笑問題の太田光

太田は、「#検察庁法改正案に抗議します」とツイートした歌手・きゃりーぱみゅぱみゅに対して一部で批判の声が上がったことについて言及。「きゃりーぱみゅぱみゅだって、納税者でちゃんと税金払ってるから、政治に口出したっていいじゃねえか」などと話した。

また、「自分自身もある。真面目に語るときもあれば……。どっちが自分なんだって思うわけだよ」と打ち明けた太田。相方の田中裕二が「さんざん言われたからね。『政治に口出すな』って。いまだに言われてる」と話すと、太田も「『芸人ごときが。漫才だけやってろ』って」と明かした。

そして太田は「俺も実際悩んでるわけだよ。悩んでるっていうほどのもんじゃないよ。ただ、チャップリンがいいか、バスター・キートンがいいかっていうのは……。立川談志か、古今亭志ん朝か。ビートたけしか、明石家さんまか、タモリか」と例えを用いて自身の迷いを説明。

「コメディに徹するのがカッコいいのか、その枠を踏み外してメッセージとか言った方がいいのか」と続け、「プロレスで言えば、ジャイアント馬場か猪木か。猪木さんはいろんなところに出て。どっちなんだろうって、俺もまだ迷い中なんだけど」と語った。