タレントの中居正広が、8日深夜に放送された日本テレビ系バラエティ番組『新・日本男児と中居』(毎週金曜24:30~)に出演。SHOWROOMの前田裕二社長らから、タレント戦略についてアドバイスを受けた。

SHOWROOMの前田裕二社長

3月末でジャニーズ事務所を退所し、独立した中居。先週の放送で、「独立したらこんなに仕事がなくなると思わないでしょ。このタイミングすごくないですか? 4月1日から独立しまーすって、4月1日からきれーいに自粛。辞めなきゃ良かったよ」と、新型コロナウイルスの影響をぼやいた。

そして今回、前田氏が自身のビジネス経験から中居のタレント戦略についてアドバイス。「一番手っ取り早いのが、“希少性がある=珍しい”っていうのが一番早いと思っている」と言い、「希少性の生み方の一番簡単な方法が“掛け算”。掛け算を高いレベルでやっていくと希少性が生まれ、希少な珍しいものに人はお金を払いたいと思う」と伝えた。

前田氏の“掛け算”について、動画制作会社・ONE MEDIAの代表取締役・明石ガクト氏も「中居さんは、タレント・アイドルとしてイケイケなのに、野球めっちゃ勉強して詳しくて、野球という柱とアイドルという柱の両方があるから野球番組の司会ができたり、広がる」と説明。「そういう自分の柱を増やしていかないと失格な時代だと思う」と、専門分野を複数掛け合わす時代だと語った。

すると中居は、「それで言ったら、俺すごい希少かもしれない。僕、歌も歌ってないのにここまで来たんですよ。すごくないですか? 紅白も出てるし、ミリオンヒット…レコーディングしてないCDがミリオンヒットしてるんですよ。この希少すごくないですか?」と自虐を交えてアピールし、「ライブとかでも、歌ってないのに俺が歌い始めたら『ギャー!』って言ってるの。『いやいや、これ、流れてるだけ』『俺、歌ってないんだよ、ごめんよ』って思ってる」と笑いを誘った。

そして、前田氏が「超希少性があると思います。それはつまり、歌以外の何かの価値があったっていうことです、そこにきっと」と語ると、中居は「ふわっと芝居して、ふわっと司会して、ここまで来た…そこだな!」と振り返った。