JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州は8日、全国の新幹線と一部の在来線特急列車における「車いす対応座席」の申込みについて、JR各社サイトからインターネットでの受付を順次開始すると発表した。

  • 新幹線などの「車いす対応座席」の申込みに関して、JR各社サイトからインターネットでの受付を順次開始する

新幹線など用意される「車いす対応座席」は現在、「みどりの窓口」へ直接または電話での申込みに対応しているが、今後はJR各社サイトからインターネットでの受付も可能になるという。JR西日本が山陽新幹線において2019年3月11日から、JR東海も今年4月21日から受付開始しており、5月11日からJR北海道、JR東日本、JR西日本、JR九州、7月1日からJR四国で受付開始する予定となっている。

インターネット申込みが可能な列車は、JR北海道が「東北・北海道新幹線、新幹線と乗り継ぐ特急北斗」、JR東日本が「東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線」、JR東海が「東海道・山陽・九州新幹線」、JR西日本が「東海道・山陽・九州・北陸新幹線」、JR四国が「マリンライナーから東海道・山陽・九州新幹線」、JR九州が「東海道・山陽・九州新幹線」。各社管内の駅を乗車駅とするきっぷを申し込めるが、列車や発売区間などによって申込みができない場合もある。

JR各社サイトにおいて、希望する列車や乗車する区間など入力することで、「車いす対応座席」の申込みが可能。申し込んだ「車いす対応座席」の手配の結果については、関係箇所から連絡される。なお、インターネット申込みでは希望を受けるまでの取扱いとなるため、希望の列車が予約できるとは限らないとのこと。希望の列車が予約できなかった場合は、関係箇所から連絡する際、代替列車などの案内が行われる。