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【この記事のエキスパート】
医療ライター:きむら まきこ
現役内科医師。 医学部卒業後、臨床で診療にあたるほか、産業医として企業の健康経営にも携わっている。プライベートでは未就学児を含め3児の母。
病気のひとを診るなかで、病気になる前のひとがさらにたくさんいることを目の当たりにし、予防医学、未病の大切さを伝えるべく、医療系の記事執筆、監修等も多数手がけている。また、趣味で漢方の勉強やビジョントレーニングもマニアックに学んでいる。
包帯やガーゼを傷口に固定するサージカルテープ。剥がれにくい高粘着力タイプやかぶれにくい低刺激タイプがあります。この記事では、サージカルテープの選び方と、3M、ニチバンなど人気メーカーのおすすめ商品をご紹介します。顔に貼っても目立ちにくい肌色タイプも!
部位に合わせて!剥がれにくさ、テープ幅、低刺激、色がポイント
サージカルテープの選び方
サージカルテープの選び方のポイントを解説します。あわせて、現役医師のきむら まきこさんからのアドバイスもご紹介しますので、ぜひサージカルテープ選びの参考にしてください。ポイントは下記のとおり。
【1】剥がれにくさ
【2】敏感肌への適正
【3】テープの色
【4】コストパフォーマンス
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】剥がれにくさで選ぶ
サージカルテープは、剥がれにくいことがポイントです。せっかくキズ口にガーゼを固定しても、テープがゆるんでしまったら目的を果たしません。サージカルテープを選ぶときはどのくらい貼っておけるのかをチェックしてください。
布タイプは長時間しっかり固定できる
しっかりと固定できて長時間使えるのが、布タイプのサージカルテープです。粘着性のある布タイプの商品ならしっかりと押さえられるので、ガーゼや湿布が剥がれにくくなります。
布タイプのサージカルテープはハサミでカットするタイプと、手でカットできるタイプがあります。手でカットできると素早く貼りかえができて便利ですが、しっかり固定したいときはハサミでカットするタイプを選びます。
幅広のテープはズレにくく固定力が高い
大きなガーゼや湿布を貼りたい場合に細いテープを使用すると、ずれたり剥がれたりしやすいものです。そのようなときは、幅広のサージカルテープが適しています。
また関節部などに使用する場合も、幅広のテープならずれにくく、しっかりと固定することが可能です。使い勝手のよい幅広のテープを常備しておくと、ケガの部位やキズ・患部の大きさを問わず対応できるでしょう。
伸縮性のある商品は関節部などにおすすめ
包帯を巻きづらいのが指や肘、膝などの関節部です。部位が動くので、せっかく巻いてもずれたりゆるんだりしてしまうことも。
そのような部位に適しているのが伸縮性のあるサージカルテープ。伸縮性があるので、関節が動いても伸び縮みしてずれません。ただし関節を動かないように固定する場合は、伸縮性のないテープのほうが適しています。
【2】敏感肌への適性で選ぶ
キズ口に固定していたサージカルテープでお肌がかぶれてしまうこともあるでしょう。とくに敏感肌の方は、肌にやさしいテープを選ぶ必要があります。
敏感肌には、低刺激でかぶれにくい商品がおすすめですが、買う前にパッケージで確認してください。
お肌にやさしいテープは、はがれやすい一面もあるので、粘着度の高さとお肌への刺激のバランスがよい商品を選ぶ必要があります。
【3】テープの色で選ぶ
サージカルテープは白が多いですが、目立つ部分に使用するときは色を考えて選ぶことも必要です。たとえば顔や手や足などのように露出する部位などは、なるべく目立たない色を使いたいもの。
サージカルテープには、透明なものやベージュなどもあります。これらの色なら肌になじんであまり目立ちませんし、キズ口に直接貼れるタイプを選ぶという方法もあります。
【4】コストパフォーマンスで選ぶ
サージカルテープを使う量にともなって、そのための購入費用も気になるところ。頻繁に使うようなら、コストパフォーマンスを考えて選びましょう。
サージカルテープは1巻ずつでも売っていますが、12巻入りや24巻入りなどの大容量のものを選んだほうがコスパはよくなります。1巻あたりの値段もリーズナブルなので、まとめて購入しておくのもよい方法ですね。
現役医師がアドバイス
肌にやさしいサージカルテープをみつけよう
【エキスパートのコメント】
使う頻度は多くないかもしれませんが、使いはじめたら一気に消費してしまうサージカルテープ。さまざまなものが出ているので、用途に合わせたサイズや使い勝手だけでなく、自分の肌に合ったものを見つけておくことをおすすめします。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)